<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>プロップ on FX検証日記</title><link>https://etherpoc.com/ja/tags/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97/</link><description>Recent content in プロップ on FX検証日記</description><generator>Hugo</generator><language>ja</language><lastBuildDate>Mon, 29 Jun 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://etherpoc.com/ja/tags/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>EA「v1.5.0」は鉄壁か？ブレない強さの秘密を公開！</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-135-2/</link><pubDate>Mon, 29 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-135-2/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EA「v1.5.0」は鉄壁か？ブレない強さの秘密を公開！」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;この記事では、最新のEA「研究135③④ v1.5.0」が、どれくらい「頑丈」で「頼りになる」EAなのかを、とことん検証した結果をお伝えしますね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="今回の検証テーマはどんな状況でもブレないeaか"&gt;今回の検証テーマは「どんな状況でもブレないEAか？」&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAは、一度設定したら自動でトレードしてくれる便利なツールですが、「ちょっと設定を変えただけで成績がガタ落ちする…」とか、「特定の相場でしか利益が出ない…」なんてEAだったら、安心して使えませんよね。
そこで今回は、このEAが本当に信頼できるのか、以下の2つのポイントで徹底的に調べてみました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;設定を変えても大丈夫？「パラメータ頑健性」のチェック&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;どんな相場にも耐えられる？「レジーム・ストレス」のチェック&lt;/strong&gt;
それでは、さっそく結果を見ていきましょう！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="設定を変えても大丈夫パラメータ頑健性をチェック"&gt;設定を変えても大丈夫？「パラメータ頑健性」をチェック！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず試したのは、「パラメータ頑健性」というテストです。これは、EAの設定値（パラメータ）を少し変えても、性能が大きくブレずに安定しているかを確認する大切なテストなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="リスク配分を変えても安定してるか見てみたんです"&gt;リスク配分を変えても安定してるか見てみたんです&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回のEAは、いくつかの異なるトレード戦略（これを「スリーブ」と呼んでいます）を組み合わせて動くタイプなんです。それぞれのスリーブにどれくらいリスクを割り振るか、という「スリーブ間リスク配分」という設定があるんですが、これを3パターン変えて試してみました。
まるで、車のサスペンションの硬さを「ソフト」「ミディアム」「ハード」と変えて、乗り心地がどう変わるか試すようなイメージですね。
&lt;strong&gt;結果は…驚くほど安定していました！&lt;/strong&gt;
リスクを調整した後の月間の利益率（DD10%換算月利）を見てみると、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;+0.96% 〜 +1.01%&lt;/strong&gt;
と、たった**0.04%**の範囲でしか変動しなかったんです！これは、「リスク配分」という重要な設定を変えても、リスクに見合ったリターンがほとんど変わらなかった、ということ。
&lt;strong&gt;「ナイフ優位性(エッジ)」じゃないって、どういうこと？&lt;/strong&gt;
もし、たまたま見つけた「特定の良い設定値」でしか利益が出ないEAだったら、それは「ナイフ優位性」と呼ばれて、少しでも設定が変わるとすぐにダメになってしまう危ういEAなんです。
でも、このEAは設定を変えても性能がほとんどブレなかったので、「ナイフ優位性」ではなく、とても「頑健（ロバスト）」だと言えます。つまり、安心して使える、タフなEAということなんですね！
ちなみに、他の重要なパラメータ（例えば、トレードのターゲット設定や、株価の移動平均線の使い方など）についても、これまでの研究（88/118/115/123）で、すでに頑健性が確認済みなんですよ。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どんな相場にも耐えられるレジームストレスをチェック"&gt;どんな相場にも耐えられる？「レジーム・ストレス」をチェック！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;次に試したのは、「レジーム・ストレス」というテストです。これは、EAが過去の様々な市場環境（これを「レジーム」と呼びます）で、どれくらい安定して利益を出し、生き残ることができたかを確認するテストなんです。
まるで、どんな悪路や天気でも走れる「全天候型タイヤ」を履いているか、試すようなものですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="過去の嵐のような相場も生き残った"&gt;過去の嵐のような相場も生き残った！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;過去の主要な市場イベントや相場環境を振り返って、年別にEAの成績をチェックしてみました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;2015年の急激な円高&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;2020年のコロナショックによる市場の混乱&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;2022年の世界的な株安（弱気相場）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;2024年の円安からの巻き戻し&lt;/strong&gt;
など、本当に色々な相場を経験してきましたが、このEAは&lt;strong&gt;すべての局面で利益を出し、生き残ることができました！&lt;/strong&gt;
唯一、2018年だけ-3.6%と少しマイナスだった年もありましたが、全体として見れば、どんな嵐のような相場にも耐え抜く「タフさ」があることが証明されたんです。
さらに、市場が大きく動くような「危機的な状況」（M1）での耐性についても、過去の研究（69/123）でしっかりと確認済みですので、ご安心くださいね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="v150総合評価は文句なしの合格"&gt;v1.5.0、総合評価は「文句なしの合格」！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまでの検証結果を総合すると、この「研究135③④ v1.5.0」EAは、本当に素晴らしい「頑丈さ」と「信頼性」を持っていることがわかりました！
まとめると、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;年別の成績もバッチリ！&lt;/strong&gt; 過去11年間のうち、&lt;strong&gt;10年間でプラスの利益&lt;/strong&gt;を出しています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EAの核となる戦略選びも論理的！&lt;/strong&gt; たまたまではなく、きちんと「前進選抜」という信頼性の高い方法で選ばれているので、安定感があります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;設定を変えてもブレない「頑丈さ」！&lt;/strong&gt; 先ほどお話ししたように、リスク配分を変えても利益率のブレはわずか0.04%でした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;どんな市場環境でも生き残れる！&lt;/strong&gt; 過去の様々な相場を乗り越えてきました。
まるで、厳しいテストを全てクリアした「新型車」が、いよいよ公道デビューを待つばかり、といった状況ですね！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="ただ一つだけお伝えしたいこと"&gt;ただ、一つだけお伝えしたいこと…&lt;/h3&gt;
&lt;h2 id="この点についてはすでにeaの取扱説明書ドキュメントにも記載済みですので運用される際は今の相場環境を前提にしていることと長期的な円高の動きには注意が必要ということを頭の片隅に置いていただけると嬉しいです"&gt;これだけ良い結果が出ましたが、一つだけ、皆さんにお伝えしておきたい「留意点」があります。
このEAの強みは、現在の「円安トレンド」や「金利が高い状況」といった市場環境で特に力を発揮するように設計されている、という点です。もし、今後、長期的な「円高トレンド」に大きく相場が転換するようなことがあれば、EAの運用を少し見直す必要が出てくるかもしれません。
この点については、すでにEAの取扱説明書（ドキュメント）にも記載済みですので、運用される際は「今の相場環境を前提にしていること」と「長期的な円高の動きには注意が必要」ということを頭の片隅に置いていただけると嬉しいです。&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAのプログラム開発（PythonとMT5を使って5つのスリーブすべてを実装）も、そして今回ご紹介したような「前進分析」「M1危機対応」「モンテカルロ分析」「頑健性検証」といった多角的な検証も、すべて完了しました！
あとは、実際の市場でデモ運用してみて、本当に想定通りに動くかを確認する「実機デモフォワード」を残すのみ、という段階なんです。
今後の進捗も、このブログで随時お伝えしていきますので、どうぞお楽しみに！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EA「v1.5.0」は本物か？稼ぎ続ける頑健性を検証！</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-135/</link><pubDate>Sun, 28 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-135/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EA「v1.5.0」は本物か？稼ぎ続ける頑健性を検証！」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;研究135 v1.5.0 全体頑健性検証 ①年別 ②完全前進選抜
この記事では、僕たちが注目しているEA「v1.5.0」が本当に安定して稼働するのか、2つの異なる方法で徹底的に調べてみた結果をご紹介しますね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアで検証したの"&gt;どんなアイデアで検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAって、過去のデータでたまたま成績が良かっただけじゃないの？とか、特定の相場にしか通用しないんじゃない？なんて疑問、ありますよね。そこで今回は、EA「v1.5.0」の「頑健性（ロバスト性）」、つまり&lt;strong&gt;どんな状況でも安定して利益を出せる強さ&lt;/strong&gt;を確かめるために、次の2つのアイデアで検証してみました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;年別ローリング検証:&lt;/strong&gt; 過去の成績を1年ごとに区切って見て、特定の年にだけ頼らず、毎年しっかり利益が出ているかを確認。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;完全前進選抜検証:&lt;/strong&gt; 未来の相場でも通用する選び方をしているか、「後知恵」になっていないかをチェック。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したの"&gt;どうやって試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="-過去11年間を1年ずつ区切って成績をチェック"&gt;① 過去11年間を1年ずつ区切って成績をチェック！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず一つ目の検証は「年別ローリング」です。
これは、EA「v1.5.0」が過去11年間（2012年〜2022年）のデータで、年ごとにどんな成績だったかを細かく見ていく方法です。もし特定の年にしか稼げないEAだと、成績が大きくブレるはずですよね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="-未来の相場でも通用するか前進選抜でシミュレーション"&gt;② 未来の相場でも通用するか？「前進選抜」でシミュレーション！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;二つ目の検証は「完全前進選抜」という、ちょっと聞き慣れない方法かもしれません。これは、EAが使う通貨ペアの選び方が、過去のデータに合わせすぎた「後知恵（カーブフィッティング）」になっていないかを調べる、大切なテストなんです。
具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;EA「v1.5.0」が元々選んでいる「&lt;strong&gt;robust5&lt;/strong&gt;」という固定の通貨ペア（円クロス通貨ペアと金、合計5種類）の成績。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;それとは別に、&lt;strong&gt;各年の前年までのデータを使って、最も成績の良い（PFが高い）上位4つの通貨ペアを自動で選び直し、その選んだペアで翌年の運用をシミュレーションする&lt;/strong&gt;という方法。これを「ナイーブな前進選抜」と呼びます。
この2つを比較することで、「元々選ばれた通貨ペア」と「その都度選び直した通貨ペア」のどちらが、未来の相場（未見の年）で良い成績を出せるかを確認しました。
ちなみに、PF（プロフィットファクター）というのは、総利益を総損失で割った数値のこと。1を超えると黒字、高いほど効率よく稼げている、という目安になりますよ。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ検証結果です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="-年別ローリング検証の結果11年間で負けたのはたった1年だけ"&gt;① 年別ローリング検証の結果：11年間で負けたのはたった1年だけ！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;過去11年間（2012年〜2022年）の成績を年ごとに見てみると、なんと&lt;strong&gt;11年間中10年間がプラス収益&lt;/strong&gt;という素晴らしい結果でした！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;**唯一マイナスだったのは2018年だけで、その損失もわずか-3.6%**にとどまっています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;年間のドローダウン（DD）も、全て-2.3%〜-8.2%の範囲に収まっていました。ドローダウンというのは、運用資金が一時的に最大でどれくらい減ったかを示す数値で、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの。この数値が小さいほど、リスクが抑えられていると言えます。
&lt;strong&gt;これは要するに、EA「v1.5.0」は特定の年にたまたま調子が良かったわけではなく、毎年安定して利益を出せる力があり、損失も小さく抑えられる「頑健性」がある、ということなんですね！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="-完全前進選抜検証の結果固定の組み合わせが圧倒的に強かった"&gt;② 完全前進選抜検証の結果：固定の組み合わせが圧倒的に強かった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、未来の相場を想定した「完全前進選抜」の比較結果です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EA「v1.5.0」が元々選んでいる「robust5」（円クロス＋金）の組み合わせは、テスト期間の7年間でなんとトータル&lt;/strong&gt;+131.3%&lt;strong&gt;もの利益を叩き出し、しかも&lt;/strong&gt;7年間全てがプラス収益**でした！これはすごい！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;一方、各年の前年までのデータで最適なペアを選び直す「ナイーブな前進選抜」の方は、トータル+63.0%の利益で、7年間中5年間がプラス収益という結果でした。
あれ？過去データで最適なペアを選び直す方が良いかと思いきや、&lt;strong&gt;EA「v1.5.0」が元々持っている「robust5」の組み合わせの方が、圧倒的に良い成績を出した&lt;/strong&gt;んです。
なぜ「ナイーブな前進選抜」が劣ってしまったかというと、2019年と2021年に、直近のPFが高かった非円ペア（例えばEURAUDやGBPNZDなど）を選んでしまったことが原因でした。これらのペアは、その年はあまりトレンドが出ず、結果的に損失を出してしまったんですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の2つの検証から、EA「v1.5.0」について、とても重要なことが見えてきました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="円クロス金はただの偶然じゃない"&gt;「円クロス＋金」は、ただの偶然じゃない！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;EA「v1.5.0」が元々選んでいる「robust5」（円クロス通貨ペアと金）の組み合わせは、ただ過去のデータに都合よく合わせた「カーブフィッティング（曲線適合）」ではない、ということが強く示されました。
むしろ、「&lt;strong&gt;円クロス通貨ペアはトレンドが出やすい&lt;/strong&gt;」という、FX市場の構造的な事実に基づいた、&lt;strong&gt;原理的な選択&lt;/strong&gt;なんです。だからこそ、その都度最適なペアを選び直すよりも、この固定の組み合わせの方が、未来の相場でも安定して良い成績を出せるということが分かったんですね。これは「後知恵オーバーフィット」ではない、信頼できるEAの証拠と言えるでしょう。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="唯一残るリスクとその向き合い方"&gt;唯一残るリスクと、その向き合い方&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ただし、お伝えしなければならないリスクも一つあります。それは、「&lt;strong&gt;円安/金高レジーム依存&lt;/strong&gt;」という点です。
これはどういうことかというと、EA「v1.5.0」は、過去の長い期間で続いてきた「円安」と「金価格の上昇」というトレンドの恩恵を大きく受けて、高いパフォーマンスを出してきました。今回の7年間全てプラスという素晴らしい結果も、このトレンドが続いてきたことが前提になっています。
もし、世界経済の状況が大きく変わり、長期的な「円高」や「金価格の下落」といったトレンドに転換した場合、EA「v1.5.0」の成績にも影響が出る可能性があります。
この点は、EAの取扱説明書にもきちんと記載されている既知のリスクなので、このEAを使う際は、市場の大きな流れにも目を向け、理解した上で運用することが大切になってきます。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>検証のやり方 — なぜこの結果は信じられるの?</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/method/</link><pubDate>Sun, 28 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/method/</guid><description>&lt;p&gt;このサイトの記事では「前進検証で消えた」「M1日中で失格」「モンテカルロで合格率◯%」といった言葉がよく出てきます。ここではそれぞれが何をしているのか、なるべくやさしく説明しますね。全部「ニセのエッジにだまされないための関門」だと思ってください。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="1-クリーンなデータを使う"&gt;1. クリーンなデータを使う&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;そもそも、もとのデータが壊れていたら検証は意味がありません。実際、ある時期の金(ゴールド)のデータに異常があって、それが原因で「すごく勝てている」ように見えていたことがありました。なので、まず&lt;strong&gt;異常な値動きのバーを検出して除外&lt;/strong&gt;してから検証します。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="2-ウォークフォワード--前進検証"&gt;2. ウォークフォワード / 前進検証&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これがいちばん大事です。簡単に言うと、**「過去でルールを決めて、まだ見ていない未来で試す」**やり方です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/walkforward.png" alt="ウォークフォワードの図解"&gt;
&lt;em&gt;過去の期間で設定を決め、未使用の未来で検証する。これを少しずつずらして繰り返します。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;例: 2015〜2020年のデータで一番成績の良かった設定を選ぶ → その設定を**2020〜2025年(未使用)**で試す&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;普通のバックテストは、全期間で一番良い設定を選んでしまうので、「後出しジャンケン」になりがちです。前進検証では未来を一切のぞき見しないので、**「本当に通用するのか」**が分かります。さらに厳しい「完全前進検証」では、どの銘柄を使うかの選択まで過去だけで決めます。多くのアイデアは、ここでアッサリ消えます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="3-m11分足で日中のリスクを見る"&gt;3. M1(1分足)で日中のリスクを見る&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;プロップファーム(資金を預けてくれる会社)には「1日で◯%以上負けたら失格」というルールがあります。ところが日足だけで見ていると、&lt;strong&gt;1日の途中で大きく含み益を吐き出して一時的に大損していた&lt;/strong&gt;、というのを見逃してしまうんです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そこで、保有中だけ1分足にズームインして、口座のお金が日中どう動いたかを再現します。これで「日足では無傷に見えるけど、実は途中で失格していた」というケースを捕まえられます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="4-モンテカルロ合格できる確率"&gt;4. モンテカルロ(合格できる確率)&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;過去で1回うまくいっても、それが「実力」か「運」かは分かりません。そこで、過去のリターンをシャッフルして**何千通りもの『あり得た未来』**を作り、そのうち何割でプロップに合格できるかを数えます。「合格率◯%」はこうして出しています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="5-ポートフォリオエンジン現実に近い口座管理"&gt;5. ポートフォリオ・エンジン(現実に近い口座管理)&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;複数の通貨や銘柄を別々に検証して足し算すると、本当のリスクより小さく見えがちです(みんなが同時に負ける日を見落とすため)。なので、&lt;strong&gt;全銘柄を1つの口座でまとめてバーごとに処理&lt;/strong&gt;して、口座全体のドローダウン(資金の落ち込み)で判断します。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/drawdown.png" alt="ドローダウンの図解"&gt;
&lt;em&gt;ドローダウンは「最高値からどれだけ下がったか」。プロップの『最大-10%』などの制限に直結する、いちばん大事なリスク指標です。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="まとめ"&gt;まとめ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/funnel.png" alt="検証ファネルの図解"&gt;
&lt;em&gt;たくさんのアイデアが、関門を通るたびに絞られていきます。最後まで残るのはごく一部です。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これらをぜんぶ通った戦略だけを「本物候補」として扱っています。逆に言うと、どこか1つでも引っかかれば不採用です。地味ですが、この多段チェックがあるおかげで、「見かけだけ良い戦略」をかなり高い精度で却下できています。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>新EA開発の盲点？週足平均回帰で探る「優位性」の秘密</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-133/</link><pubDate>Sat, 27 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-133/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「新EA開発の盲点？週足平均回帰で探る「優位性」の秘密」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究テーマは、これまでのEA開発で試してきた「新しい仕組み」が、なぜなかなか成果に結びつかないのか？その根本的な理由を探ってみよう、というものなんです。特に「週足を使った平均回帰」という新しいアイデアも試したので、その結果と合わせて、これまでのEA検証を振り返ってみましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試したの"&gt;どんなアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は「週足（しゅうあし）」という、かなり長い時間軸で「平均回帰（へいきんかいき）」のロジックが通用するかを試してみました。
「平均回帰」というのは、価格が一時的に大きく動いても、やがて平均的な水準に戻ろうとする性質を利用した戦略のこと。例えば、株価が急落したら「一時的な下がりすぎだから、また元に戻るだろう」と考えて買う、といったイメージですね。
この「平均回帰」の戦略って、実は短い時間軸（例えば数分足や数時間足）だとすごく有効なんです。価格が一時的に大きく振れた時に、すぐに戻りやすい傾向があるからですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="週足だとどうだった"&gt;週足だとどうだった？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そこで、今回は「週足」（1週間ごとの値動きを見るチャート）で、RSIというテクニカル指標の3期間設定（RSI3）を使って、平均回帰のサインを探してみました。
結果は…残念ながら「正の優位性(エッジ)（優位性のある取引機会）」はゼロでした。つまり、この戦略では利益を出せる可能性が見つからなかったんです。
理由としては、週足という長い時間軸だと、そもそも取引のチャンスが極端に少なくなってしまうこと。そして、先ほどお話ししたように「平均回帰」という戦略自体が、短期的な価格のブレを狙うものなので、週足のような長期の時間軸とは相性が悪かった、ということが分かりました。これは以前の研究（研究129）でも同じような結果が出ていたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="これまでの新アイデア検証実はこんな結果でした"&gt;これまでの「新アイデア」検証、実はこんな結果でした…！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、ここからが今回の研究の核心部分です。実は、これまでの研究（研究124〜133）で、私たちは「Connors」という既存のEA（自動売買システム）のバージョン1.5.0以降に、約12種類もの新しいEAのアイデアを試してきました。
具体的には、以下のような様々なアプローチです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ショート（売り戦略）&lt;/strong&gt;：買いだけでなく売りからも利益を狙う&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;BB（ボリンジャーバンド）&lt;/strong&gt;：統計的な価格の範囲からブレイクアウトを狙う&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブレッド（ブレッドアンドバター）&lt;/strong&gt;：特定のパターンで順張り&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;レジームローテ（相場局面の切り替え）&lt;/strong&gt;：相場の状態に合わせて戦略を変える&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;中期MR（中期での平均回帰）&lt;/strong&gt;：もう少し長い期間での平均回帰&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;オーバーナイト（持ち越し戦略）&lt;/strong&gt;：夜間の値動きを狙う&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;連続陰線MR（連続で下落した後の平均回帰）&lt;/strong&gt;：何日も連続で陰線が出た後の反発狙い&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;52週高値Mom（52週高値更新時のモメンタム）&lt;/strong&gt;：過去1年の最高値を更新した銘柄の勢いに乗る&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;過大陰線Rev（極端な陰線後のリバーサル）&lt;/strong&gt;：大きく下落した後の反転狙い&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;週足Donchian（週足ドンチャンチャネル）&lt;/strong&gt;：週足での高値・安値ブレイクアウト&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;VWAP MR（VWAPを使った平均回帰）&lt;/strong&gt;：出来高加重平均価格からの乖離を狙う&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;スクイーズBO（スクイーズブレイクアウト）&lt;/strong&gt;：価格が収縮した後の爆発的な動きを狙う&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;安値引けMR（安値で引けた後の平均回帰）&lt;/strong&gt;：その日の安値で終わった後の反発狙い&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;そして、今回の&lt;strong&gt;週足MR（週足平均回帰）&lt;/strong&gt;
これらの、本当にたくさんのアイデアを試してきたのですが、&lt;strong&gt;なんと、そのすべてが「不採用」という結果になってしまったんです…！&lt;/strong&gt;
これには私たちも正直驚きと、少しばかりの落胆がありました。「これだけ色々な角度から試しても、なかなか既存のEAを超えるものが見つからないんだな」と痛感した瞬間でしたね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="なんで新しいアイデアはうまくいかないんだろう深掘りしてみた"&gt;なんで新しいアイデアはうまくいかないんだろう？深掘りしてみた！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;なぜこれほど多くのアイデアが不採用になってしまうのか、その根本的な理由を深く考えてみました。
私たちが探しているのは、既存のEA「Connors」に「加算的に（足し算のように）利益を上乗せできる」新しい仕組み（これを「スリーブ」と呼んだりします）なんです。
この「加算的に上乗せできる」ってどういうことかというと、既存のEAが「苦手な局面」や「利益を出しにくい時」に、新しい仕組みが代わりに利益を出してくれるような、チームの弱点を補う新メンバーみたいなイメージなんですね。
特に大事なのは、既存のEAの「ドローダウン（一時的な最大損失）」と逆の動きをしてくれること。例えば、既存のEAがトレンド相場で利益を出すタイプなら、ドローダウンしやすい「トレンド下落時」に利益を出してくれるような仕組みが理想なんです。
そして、この「既存EAのドローダウンと逆の動きをしてくれる」という条件を唯一満たすのが、**「短期の平均回帰」**という戦略なんです。
…あれ？「短期の平均回帰」って、なんか聞き覚えがありますよね？
そうなんです！実は、&lt;strong&gt;この「短期の平均回帰」という、最も効率の良い利益源は、すでに既存のEA「Connors」がしっかりと捉えて、活用しているんです。&lt;/strong&gt;
つまり、新しいアイデアを試しても、結局は以下のどれかのパターンに落ち着いてしまうことが分かりました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>このサイトと検証基盤について — なぜ作ったの?</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/about/</link><pubDate>Wed, 24 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/about/</guid><description>&lt;p&gt;このサイト「FX検証日記」は、FXの自動売買(EA)のアイデアを片っぱしから試して、その結果を1件ずつ記録している場所です。といっても、ただ「儲かった/儲からなかった」を書いているわけではありません。**「そのアイデアは本物のエッジ(優位性)なのか、それともたまたま過去のデータに合っていただけなのか」**を、できるだけ厳しく見分けることを目的にしています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうして自分で基盤から作ったの"&gt;どうして自分で基盤から作ったの?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;最初は市販のバックテストツールでいいかな、と思っていました。でも、EAを検証していくうちに、こんな問題にぶつかったんです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;過去データにピッタリ合わせただけの「まぐれ当たり」を、本物のエッジと勘違いしてしまう(これを過剰最適化＝オーバーフィッティングと言います)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;日足だと良さそうでも、1日の中の値動き(日中)を細かく見るとアウトだった、というのが見えない&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;データ自体が壊れていて、その異常値で「勝てている」ように見えていた&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;こういう罠を1つずつ潰していくには、&lt;strong&gt;自分で検証の仕組みを作って、中身を全部わかった状態にする&lt;/strong&gt;のが一番だと考えました。そこでPythonで &lt;code&gt;btengine&lt;/code&gt; という検証エンジンを自作することにしたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんな考えで作っているか"&gt;どんな考えで作っているか&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この基盤のいちばん大事な役割は、実は「勝てる戦略を見つけること」より**「使えない戦略をちゃんと却下できること」**です。地味に聞こえますが、これが資金を守るうえで一番効きます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;たとえるなら、検証基盤は「金属探知機」のようなものです。砂浜(膨大なアイデア)から本物の金貨を探すとき、ニセモノに反応しない精度の高い探知機がないと、ガラクタばかり掘り返して時間とお金を失います。だからまず、&lt;strong&gt;ニセのエッジに反応しない探知機&lt;/strong&gt;を丁寧に作りました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;具体的には、こんな段階の関門を用意しています(それぞれ別の記事で詳しく書いています)。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;クリーンなデータ&lt;/strong&gt;で検証する(壊れたデータを除外)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ウォークフォワード/前進検証&lt;/strong&gt;で、未来のデータを一切使わずにテストする&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M1(1分足)で日中のリスク&lt;/strong&gt;まで再現する&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;モンテカルロ&lt;/strong&gt;で「合格できる確率」を推定する&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;全銘柄を1つの口座でまとめて動かす&lt;strong&gt;ポートフォリオ・エンジン&lt;/strong&gt;で、現実に近いリスク管理をする&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="この日記の価値"&gt;この日記の価値&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;派手な必勝法は載っていません。むしろ「試したけどダメだった」という記事のほうが多いです。でも、それこそがこの日記の価値だと思っています。たくさんのアイデアを検証して、本物だけを残していく——その過程をそのまま公開しています。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;このサイトは研究・検証の記録であり、投資助言ではありません。過去の検証結果は将来の成果を保証しません。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;</description></item><item><title>夜間ギャップに優位性は？FXアノマリー検証の意外な真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-130/</link><pubDate>Wed, 24 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-130/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「夜間ギャップに優位性は？FXアノマリー検証の意外な真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FX自動売買(EA)の検証ブログへようこそ！
今回は、「オーバーナイト・ドリフト（夜間ギャップ）」という現象に注目したEAのアイデアを検証したお話です。結論から言うと、「面白い現象だけど、FXの自動売買で利益を出すのは難しい」という結果になりました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;みなさん、「アノマリー」って言葉を聞いたことがありますか？これは市場で観察される「あれ？なんか変だな、普通と違うぞ？」という、ちょっと不思議な現象のことなんです。
株式市場では昔から、「夜間の値動き（前日の終値から今日の始値までの間）が、日中の値動きよりもはるかに大きい」という不思議な現象が知られています。これを「オーバーナイト・ドリフト」と呼びます。これは学術的にも「頑健（がんけん）」、つまりしっかりとした研究で何度も確認されている、本物の現象なんですね。
この現象は、例えば「トレンドに乗る（トレンドフォロー）」とか「行き過ぎたら戻る（平均回帰）」といった一般的なEA戦略とは、根本的に違う「時間帯」に注目したアイデアなんです。
「じゃあ、この夜間の値動きに乗って利益を出せないかな？」と考えたのが今回の検証のきっかけです。特に、市場全体が上昇傾向にある時に、夜間だけ買い（ロング）で入る戦略を試してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、アメリカの主要な株価指数（US500、US100、US30など）の過去のデータを使いました。これらの指数の「昨日の終値」と「今日の始値」の差を「夜間の値動き」、「今日の始値」と「今日の終値」の差を「日中の値動き」として分けて分析したんです。
そして、夜間の値動きで利益を狙う「夜間ロング（買い）」戦略を、過去のデータで検証する「バックテスト」を行いました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="驚き夜間の値動きは本当にすごかった"&gt;驚き！夜間の値動きは本当にすごかった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず驚いたのは、この「夜間の値動きが重要」というアノマリーが、FXのCFD（差金決済取引）でも本当に確認できたことです！
例えば、アメリカの代表的な株価指数であるUS500（S&amp;amp;P500のようなもの）の場合、年間で平均+6.8%ものリターンが夜間だけで出ていました。それに対して、日中の値動きはたったの+0.4%！つまり、ほとんどすべての利益が夜間に生まれていたんです。
US100（ナスダック100のようなもの）では年間+10.1%、US30（ダウ平均のようなもの）でも+4.7%と、本当に素晴らしい数字が出ていました。
「シャープ・レシオ（Sharpe Ratio）」という、リスクに見合うリターンの効率性を示す指標も、US500で1.35とかなり優秀な値でした。（シャープ・レシオは、1を超えると「リスクを取った甲斐があったね！」という感じの、効率的な投資と言われます）
さらに面白いことに、この夜間の値動きは、私たちが普段検証している他のEA戦略（トレンドフォローや平均回帰など）とはほとんど「無相関（むそうかん）」であることがわかりました。これは、既存のEAと組み合わせれば、リスクを分散できる可能性を秘めている、という点で大きな魅力なんです！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="しかしコストの壁が立ちはだかった"&gt;しかし…コストの壁が立ちはだかった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;「これはすごいEAになるかも！」と期待が膨らんだのも束の間、大きな壁にぶつかりました。それが「取引コスト」、つまりスプレッドや手数料です。
この戦略は、毎日「前日の終値で買って、今日の始値で売る」というような取引を繰り返します。つまり、年に約250回も売買することになるんです。これは「高頻度取引（こうひんどとりひき）」と呼ばれる部類に入ります。
シミュレーションで取引コスト（往復スプレッド）を段階的に上げてみると…&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;コストが全くない場合（仮想）：年間+7.2%の利益、シャープ・レシオ1.25。これは素晴らしい！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;往復1pips（または1bp=0.01%）のコストがかかる場合：利益は+4.7%に減少。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;往復2pips（2bp）のコストがかかる場合：利益は+2.2%に激減し、シャープ・レシオも0.37と効率が悪くなります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;そして、往復3pips（3bp）のコストがかかる場合…なんと年間-0.4%と、赤字になってしまいました！&lt;/strong&gt;
実際のFXのCFD取引では、特に「今日の始値」や「昨日の終値」といった、市場が閉まる直前や開く直後の時間帯は、スプレッド（買値と売値の差）が広がりやすい傾向にあります。現実的には、往復で2pipsから4pips程度のコストがかかることが多いんです。
これを考えると、せっかくの年間+2%以下の利益は、コストでほとんど消し飛んでしまうか、むしろマイナスになってしまう可能性が高い…という結論になりました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で分かったのは、この「オーバーナイト・ドリフト」という現象は、確かに株価指数では実在し、他の戦略とは異なる動きをする「本物のアノマリー」だということ。これは素晴らしい発見でした！
しかし、FXの自動売買（EA）として実用化するには、大きな課題があることも分かりました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「コストの壁」が厚すぎる！&lt;/strong&gt; 毎日取引を繰り返す高頻度な戦略は、わずかな取引コストでも利益を大きく削ってしまいます。過去にも、高頻度なアイデアは「コストで死ぬ」ケースが多かったことを、改めて実感しました。（まさに「高頻度=コスト死の系譜」なんです。）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「執行の難しさ」と「運用の複雑さ」&lt;/strong&gt;。市場の始値や終値といったタイミングで正確に取引を執行するのは、スプレッドの広がりや「スリッページ（想定と異なる価格で約定してしまうこと）」のリスクがあり、かなり難しいんです。また、毎日取引を繰り返すのは、運用の手間もかかります。
こういった理由から、今回の「オーバーナイト・ドリフト」を狙ったEAは、残念ながら私たちが目指す「安定して利益を出せるプロ仕様のEA」としては、現状では難しいと判断しました。
実は、学術の世界でも「夜間のプレミアム（利益）は、取引コストを考慮すると取りにくい」というのが定説になっていて、今回の検証でそれが実データとしても確認できた形です。
数日間ポジションを保有して取引頻度を抑え、コストに強い「Connors」のような戦略とは、対照的な結果になりましたね。
というわけで、今回は「すごいアイデアだけど、現状ではEAとして採用は見送り」という結論になり、現在のEAのバージョン（v1.5.0）は据え置きとなります。
でも、こうした「うまくいかなかった」検証も、次につながる大切な一歩。これからも色々なアイデアを試して、皆さんに役立つ情報をお届けしていきますね！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="この検証のつながり"&gt;この検証のつながり&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>ナンピンは危険？EAが暴く「損失増幅」の真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-125/</link><pubDate>Fri, 19 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-125/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「ナンピンは危険？EAが暴く「損失増幅」の真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;研究125 ナンピン(含み損買い増し)で損失軽減できるか — ★No(損失を隠して増幅)
FX自動売買(EA)の世界には、色々なトレード戦略がありますよね。今回は、その中でも特に初心者の方が「もしかしたら損失を減らせるかも？」と期待しがちな「ナンピン」について、私たちのEAが実際にどういう結果を出したのか、詳しく見ていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ナンピンってどんなアイデア"&gt;ナンピンってどんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;「ナンピン」というのは、簡単に言うと、持っているポジションが含み損（まだ確定していない損失）になっているときに、さらに同じ方向のポジションを追加して、平均購入価格を下げる戦略のことなんです。
例えば、1ドル150円でドルを買ったとして、その後149円に下がって含み損になったとしますよね。そこでさらにドルを買い増すと、平均購入価格が149.5円くらいに下がるので、「ちょっと戻れば利益になる」という状態を作れるわけです。
これは以前検証した「ピラミッティング」（利益が出ている時にさらに買い増す手法）とは逆で、含み損の時に買い増すことから「逆ピラミッティング」とも呼ばれます。
今回の検証では、このナンピンを「含み損が一定の幅（ATRという、相場の平均的な値動きを示す指標）で増えるたびに、ポジションを追加していく」という形で試してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって検証したの"&gt;どうやって検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、普段から安定した成績を出しているベースのEA（ここでは「robust5」という名前の、FXの1時間足で動くEA）を使って、ナンピンの効果を検証しました。このEAは、もちろん損切り（これ以上損失を出さないように自動で決済する機能）もきちんと設定されています。
この安定EAに、ナンピンの機能を組み込んで、ナンピンする回数を「0回（ナンピンなし）」「1回」「2回」「3回」と増やしていき、それぞれのパターンで過去の相場でどれくらいの成績が出たのか、比較してみたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="検証結果はどうだった"&gt;検証結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;結論から言うと、ナンピンする回数を増やせば増やすほど、成績が悪くなる一方だったんです！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="成績が悪化"&gt;成績が悪化！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;具体的な数字を見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;PF（プロフィットファクター）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは「総利益 ÷ 総損失」で計算され、1を超えると黒字、高いほど優秀なEAとされます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：1.22&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;1.11に低下&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PFが下がってしまい、EAの効率が悪くなったことがわかります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;総リターン（トータルの利益率）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：+41%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;+28%に減少&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;トータルの利益も大きく減ってしまいました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="ドローダウンが倍増"&gt;ドローダウンが倍増！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、最も衝撃的だったのが、最大ドローダウン（DD）の変化です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大DD（ドローダウン）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは口座資金が一時的にどれくらい減ったかを示すもので、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなものです。この数値が小さいほど、リスク管理ができているEAと言えます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：-13.2%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;-26.9%と、ほぼ倍増！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これはつまり、相場が予想と反対に動いたときに、資金が半分近くまで減ってしまうリスクが大幅に増えた、ということなんです。かなりヒヤッとしますよね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="プロップファームのルールでは即失格レベル"&gt;プロップファームのルールでは即失格レベル&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;最近、プロップファーム（投資家から資金を預かり、トレーダーに運用させる会社）の審査に挑戦する方が増えています。私たちの検証も、そういったプロップファームの厳しいルールを意識して行っています。
プロップファームの中には、「1日の損失が5%を超えると失格」というルールを設けているところが多いんです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：1日だけこの「日次-5%抵触」に引っかかりました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;2〜3日も抵触&lt;/strong&gt;してしまったんです。
これでは、プロップファームの審査では即失格になってしまいます。最大ドローダウンが27%近くまで増えるのも、プロップファームの「最大損失〇〇%まで」というルールに簡単に引っかかってしまい、資金を失格になるリスクが非常に高いと言えます。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから見えてきたこと結論"&gt;ここから見えてきたこと（結論）&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、はっきりと分かったのは、&lt;strong&gt;ナンピンは決して損失を減らす戦略ではない&lt;/strong&gt;ということです。むしろ、&lt;strong&gt;損失を隠して、いざという時に爆発的に増幅させてしまう危険な戦略&lt;/strong&gt;だということが改めて浮き彫りになりました。
ナンピンをすると、一時的に「小さな損失を出す回数が減る（見かけ上の勝率が上がる）」ように見えることがあります。しかし、その代償として、相場が予想と反対方向に動き続けた場合、&lt;strong&gt;損失が手のつけられないほど巨大化するリスク&lt;/strong&gt;を抱え込むことになるんです。これは、まさに「マーチンゲール」という危険な手法と同じ罠にはまることになります。
例えるなら、小さな石につまずくのを避けようとして、大きな落とし穴に落ちてしまうようなもの。小さな損切りで終わらせられるはずだった損失が、めったにないけれど一度起きると致命的な大損に変わってしまうんですね。
安定して利益を出すEAの基本戦略は、「損は小さく早く、利益は大きく伸ばす」というものです。ナンピンは、この考え方とは真逆をいく手法と言えます。
私たちがEAを選ぶ際の基準（例えばFintokeiというプロップファームのルールに合わせているんですが）でも、ナンピンやマーチンゲール、グリッドトレードといった手法は使わないことが必須なんです。
結論として、ナンピンは、プロップファームの審査を通過することも、安定して資産を増やしていくEAの戦略としても、&lt;strong&gt;採用できません！&lt;/strong&gt;
以前検証した「ピラミッティング（利益が出ている時にさらに買い増す手法）」もプロップファームには不向きという結論でしたが、今回のナンピン（含み損時に買い増す）も同様に、資金を増やすためのポジション追加は、順張りでも逆張りでもプロップファームのルールには合わない、ということが改めてわかりましたね。
皆さんもEAを選ぶ際には、ナンピンのような手法が使われていないか、ぜひチェックしてみてください！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>フィルタ追加で勝率UP？EAの「魔法」は本物か？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-115/</link><pubDate>Tue, 09 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-115/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「フィルタ追加で勝率UP？EAの「魔法」は本物か？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、EAのトレード回数を減らしてもいいから、その分、もっと良いトレードだけを選んで、勝率やPF(プロフィットファクター)を上げられないか？というテーマで検証してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAの性能をさらに良くする方法として、「フィルタをたくさん使って、質の高いトレードだけを選ぶようにすれば、勝率やPF(プロフィットファクター)が上がるんじゃないか？」というアイデア、皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか？トレード回数が減っても、その分確実に利益につながるなら嬉しいですよね。
ただ、これまでの研究で一つ教訓があるんです。それは、「フィルタをかけると、過去のデータで検証した期間（これをIS=In Sampleと言います）ではすごく成績が良くなるように見えるけど、まだEAが見たことのない未来の期間（OOS=Out of Sample）で試すと、その効果が消えちゃうことが多い」ということ。まるで魔法が解けてしまうみたいですよね。
そこで今回は、この教訓をしっかり踏まえて、&lt;strong&gt;本当に効果があるフィルタを見つけるため&lt;/strong&gt;に、すごく厳しい審査基準を設けて検証してみました。具体的には、ISとOOSの両方で成績を見るのはもちろん、さらに細かく期間を区切ったり（サブ期間）、フィルタの設定値（パラメータ）を変えてみたり、最終的には実際に動いているシステムに組み込んでどうなるかまで、何段階にもわたって徹底的にチェックしたんです。
今回の検証で使ったのは、私たちが開発しているBreakoutLong EAにすでに実装されているいくつかのフィルタです。例えば、htf（上位時間足のトレンド）、ADX、RSI、SMA_Slope（移動平均線の傾き）、ER、Levelといったものですね。これらを単独で使ったり、いくつか組み合わせてみたりして、どんな効果があるのかを探りました。
検証環境としては、FXの主要4通貨ペア（金は別枠で検証）を対象に、1時間足（H1）のデータを使って、複数のEAを同時に動かす「プール」という方式で分析しました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず最初に、全部で13種類のフィルタ構成（単独や組み合わせ）について、過去データでの検証期間（IS）と、未来を模した検証期間（OOS）の両方で、成績がどう変わるかを調べてみました。
フィルタを全くかけない「素の状態」のEA（これを「plain」と呼びます）のOOSでのPF(プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字)は1.39でした。この数字が基準になります。
いくつかのフィルタを試した中で、特に目を引いたのが**「htfD1（日足のトレンドと一致する時だけトレードする）」&lt;strong&gt;というフィルタです。これを入れると、PFが1.39から&lt;/strong&gt;1.48&lt;strong&gt;に改善しました！さらに、このhtfD1に&lt;/strong&gt;「SMA_Slope（移動平均線の傾きがトレンド方向と一致する時だけトレードする）」&lt;strong&gt;を組み合わせると、PFは&lt;/strong&gt;1.49&lt;strong&gt;と、わずかですがさらに良くなりました。これは素晴らしい発見です！
もちろん、このPFの改善は、トレード回数が半分くらいに減るのと引き換えでした。勝率も37%から38%に少し上がった程度ですが、トレードの「質」が上がったことで、トータルでの利益効率を示すPFが改善した、ということですね。
一方で、&lt;/strong&gt;「ADX」というフィルタは、残念ながら「毒」でした**。ADXを単独で使った場合（ADX20）はPFが1.27に下がり、htfD1と組み合わせた場合もPFが1.33と悪化してしまいました。ADXを入れた全ての組み合わせで成績が悪くなる傾向が見られたので、ADXは今回のEAには合わない、ということがはっきりしましたね。
また、「フィルタはたくさん重ねれば重ねるほど良いだろう！」と思いがちですが、今回の検証では、&lt;strong&gt;3個以上のフィルタを重ねて使うと、かえって成績が頭打ちになったり、悪化したりする&lt;/strong&gt;ことが分かりました。例えば、全ての6つのフィルタを重ねてみたところ、PFは1.38と、フィルタなしのplainよりも悪くなってしまいました。この結果から、「重ねるほど良い」というのは誤解で、今回のEAではhtfD1とSMA_Slopeの**2個の組み合わせが「スイートスポット」（一番良いバランス）**だった、と言えそうです。
ちなみに、このEAはトレンドフォロー型（大きなトレンドに乗って利益を狙うタイプ）なので、構造的に勝率はあまり高くないんです。だから、フィルタを入れても勝率自体はほとんど動きませんでした。成績改善は、PFという形で現れるんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="フィルタ単体の効果は-頑健性チェック"&gt;フィルタ単体の効果は？ (頑健性チェック)&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、せっかく見つけた良いフィルタが、どんな相場状況でも効果を発揮するのか？という**「頑健性（ロバスト性）」&lt;strong&gt;をチェックしました。もし、たまたま特定の期間だけ良かった、というのでは意味がありませんからね。
htfフィルタがPFを改善した期間を細かく見ていくと、残念ながら4つの期間のうち&lt;/strong&gt;2つの期間でしか、その効果がはっきりと現れませんでした**。これは、htfフィルタが「強いトレンドが出ている時に特に効果を発揮する」という特性があるためで、つまり「どんな相場でも万能！」とは言えない、ということが分かったんです。ちょっと残念な点ですね。
ただ、htfフィルタのパラメータ（設定値）を色々と変えて試してみたところ、どの設定でもフィルタなしのplain EAよりもPFが下がることはなく、&lt;strong&gt;一貫してPFが改善する傾向&lt;/strong&gt;が見られました（PF1.22が1.22〜1.26に）。改善幅は小さいですが、この「一貫性」は評価できるポイントです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="実際のシステムに組み込んだら-最終チェック"&gt;実際のシステムに組み込んだら？ (最終チェック)&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、いよいよ最終段階！実際に動いている私たちのEA「v1.4.0」に、今回見つけた**「HTF（上位時間足トレンド一致）」フィルタを核として組み込んでみたらどうなるか**を検証しました。具体的には、1時間足（H1）や4時間足（H4）のトレードを、日足（D1）のトレンドでフィルタリングする、というイメージです。
その結果がこちらです！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;PF(プロフィットファクター)が1.61から&lt;strong&gt;1.69に向上！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;モンテカルロシミュレーション（MC=Monte Carlo Simulation。未来の不確実性を考慮したシミュレーション）での合格率が94%から&lt;strong&gt;95%にアップ！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ドローダウン（DD=Drawdown。資産の最大減少率。登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの）が-8.3%から**-8.1%に改善！**&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;トレード回数は6168回から&lt;strong&gt;5177回に減少！&lt;/strong&gt; (-16%減です。質の高いトレードを選んだ結果ですね。)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月平均利益率（M1）は1.91%から&lt;strong&gt;2.04%に微増！&lt;/strong&gt; しかも、利益が0だった日数は変わらずゼロを維持できました。
これらの数値を見ると、「おっ、これはかなり良い改善じゃないか！」と思われるかもしれません。
しかし、ここで冷静に見てみると、一つ重要な点が見えてきました。月利（月平均利益率）で見ると、0.77%から&lt;strong&gt;0.74%へと、ごくわずかですが「微減」&lt;strong&gt;しているんです。また、リスクを考慮した上での効率を示す「DD10%換算」という指標も、0.92%から&lt;/strong&gt;0.91%とほぼ横ばい&lt;/strong&gt;でした。
これはつまり、&lt;strong&gt;PFやモンテカルロ合格率、ドローダウンといった「EAの品質」は底上げされたものの、リスクに対するリターンの効率（リスク調整効率）は、実はほとんど変わっていない&lt;/strong&gt;、ということを示しています。なんだか複雑な気持ちになりますよね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証から、いくつか大切なことが分かりました。
まず、たくさんのフィルタを重ねて使う中で、&lt;strong&gt;本当に効果があったのは「HTF（上位時間足のトレンドと一致する時だけトレードする）」フィルタだけ&lt;/strong&gt;でした。これが今回の検証で見つけた「本物のフィルタ」と言えるでしょう。
ただし、このHTFフィルタは、単にEAの性能を「タダで上乗せしてくれる魔法のフィルタ」というわけではありませんでした。代わりに、&lt;strong&gt;「リターンがごくわずかに減るのと引き換えに、PFやモンテカルロ合格率、ドローダウンといったEAの品質を高めてくれる」&lt;strong&gt;という、一種の&lt;/strong&gt;「品質トレードオフ」&lt;strong&gt;の関係にあることが分かったんです。
以前の研究（研究62）で、「個々のフィルタを改善しても、システム全体の改善にはつながらないことが多い」という教訓がありましたが、今回はその教訓を部分的に更新する結果となりました。つまり、v1.4.0という現行システムにおいては、HTFフィルタによってPFやMC合格率、ドローダウンは確かに底上げされるけれど、リスクに対する利益の効率（リスク調整効率）は変わらない、ということですね。
でも、これはこれで素晴らしい発見です！もしあなたが、&lt;/strong&gt;「とにかく安定して継続的に利益を出金したい」とか、「ドローダウンをできるだけ抑えたい」といった「整合性や低ドローダウンを最優先する」タイプの運用を目指している&lt;/strong&gt;なら、このHTFフィルタはまさに望ましい方向性を示してくれます。
そのため、私たちはこのHTFフィルタを組み込んだバージョンを、&lt;strong&gt;「高品質・安全寄り運用オプション（v1.4.1候補）」&lt;strong&gt;として記録しておくことにしました。これは、EAの安定性を重視する方にとって、非常に魅力的な選択肢になるはずです。
最終的に、このHTFフィルタを導入するかどうかは、皆さんの運用方針次第です。&lt;/strong&gt;「少しでもリターンが高い方がいい」という方は、現状のv1.4.0を選ぶ&lt;/strong&gt;のが良いでしょう。一方で、&lt;strong&gt;「PFやモンテカルロ合格率、ドローダウンが改善されることで、より安心して運用したい」という方は、HTFフィルタ版を検討する&lt;/strong&gt;価値がある、というわけですね。
そして、今回の検証で改めてはっきりしたのが、トレンドフォロー型のEAでは&lt;strong&gt;勝率を構造的に上げるのは難しい&lt;/strong&gt;ということ、そして&lt;strong&gt;ADXフィルタや、過剰なフィルタの重ね掛けは逆効果になる&lt;/strong&gt;ということでした。この点も、今後のEA開発や運用に役立つ大切な教訓です！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAの進化は止まらない！新ロジック探索の旅</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-097/</link><pubDate>Sun, 24 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-097/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAの進化は止まらない！新ロジック探索の旅」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究97-99では、EAの成績をさらに伸ばすために、これまでとは違う新しい「軸」（＝視点やロジック）を追加したらどうなるか、いろんなアイデアを試してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試してみたの"&gt;どんなアイデアを試してみたの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAの性能を一段階引き上げるために、今回は主に5つの新しいアイデアを検証してみました。どれも「もしかしたら、これでEAがもっと賢くなるかも？」と期待を込めたものばかりです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-個別通貨ペアに株式市場フィルターを組み合わせる"&gt;1. 個別通貨ペアに「株式市場フィルター」を組み合わせる？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ドル円やユーロドルなど、特定の通貨ペアに特化したEAに、株式市場の動きを判断材料として加えてみたらどうなるか、というアイデアです。例えば、「株式市場が荒れている時は、ちょっと取引を控えめにしよう」といったイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-fx全体のトレンドに合わせてレバレッジを調整する"&gt;2. FX全体のトレンドに合わせてレバレッジを調整する？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;複数のFX通貨ペア全体が、どれくらい同じ方向（例えば上昇トレンド）に動いているかを見て、EAの取引量（レバレッジ）を自動で変えてみよう、という試みです。全体的に強いトレンドが出ている時は積極的に攻めて、そうじゃない時は控えめに、といった考え方です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="3-eaが休む時間に平均回帰戦略で稼ぐ"&gt;3. EAが休む時間に「平均回帰」戦略で稼ぐ？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;僕たちのEAが普段取引しないような「相場の空き時間」、特に相場が荒れてリスクオフになりやすい時に、何か別の戦略で利益を狙えないかな？と考えました。そこで、「平均回帰」という、価格がいずれ平均的な水準に戻ろうとする性質を利用する戦略を組み合わせてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="4-heikin-ashiでノイズを除去してブレイクアウトを狙う"&gt;4. Heikin-Ashiでノイズを除去してブレイクアウトを狙う？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ロウソク足って、ギザギザしててノイズが多いですよね。そこで、「Heikin-Ashi（平均足）」という、ロウソク足の動きを滑らかにしてくれる表示方法を使って、余計なノイズを取り除いた（これを「denoising（デノイジング）」と言います）状態で、ブレイクアウト（価格がこれまでの抵抗線を突破して大きく動くこと）を狙ってみたらどうかな？というアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="5-株式市場が絶好調ならもっと積極的に攻める"&gt;5. 株式市場が絶好調なら、もっと積極的に攻める？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;株式市場がすごく元気な「強いリスクオン」の時って、FXも動きやすくなることがありますよね。そこで、そういう時にEAの取引量（レバレッジ）をさらに増やして、もっと利益を狙ってみたらどうだろう？というアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="それぞれの結果はどうだったお伝えします"&gt;それぞれの結果はどうだった？お伝えします！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、気になる検証結果ですが、残念ながら期待通りにはいかないものがほとんどでした…。、それぞれの結果をお話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-個別通貨ペアに株式市場フィルターは残念二度手間でした"&gt;1. 個別通貨ペアに「株式市場フィルター」は残念！二度手間でした&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;結果は**「効果なし」&lt;strong&gt;でした…。なぜかというと、実は個別の通貨ペアの動きって、すでに株価指数とか金の価格とかに影響を受けている部分が大きいんです。だから、改めて株式市場のフィルターをかけようとしても、すでにEAがその情報を間接的に使っていた、つまり&lt;/strong&gt;「ちょっと二度手間になっちゃってた」**ってことなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-fx全体のトレンドに合わせてレバレッジ調整はちょっと惜しい既存機能と被っちゃった"&gt;2. FX全体のトレンドに合わせてレバレッジ調整は、ちょっと惜しい！既存機能と被っちゃった&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;単体で試すと、確かにちょっとは成績が良くなったんです（月利でいうと+0.33%くらい）。でも、すでに稼働しているメインのEA（僕たちのEAでいう「Core」の部分ですね）に組み込んでみると、実は今使っている**「株式市場の動きを判断するシグナル」&lt;strong&gt;（これはv1.4.0というバージョンで導入済みの機能なんです）と、ほとんど同じような役割を果たしていることが分かりました。どちらも「相場が危ない時にリスクを減らそう」という考え方なので、両方入れると&lt;/strong&gt;「あれ、これって同じこと二回やってない？」**ってなっちゃう冗長さがあったんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="3-eaが休む時間に平均回帰戦略はほとんど意味なし"&gt;3. EAが休む時間に「平均回帰」戦略は、ほとんど意味なし…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;これも残念ながら**「効果なし」**でした…。平均回帰って、実は相場が元気な「リスクオン」の日にも利益を出すことが多くて、僕たちが狙った「リスクオフ限定」で試しても、11年間でたった+1.2%しか利益が出なかったんです。これじゃあ、ほとんど意味がないですよね。メインのEAとの相性も特に良くなく、お互いに邪魔はしないけど、かといって助け合うわけでもない、という結果でした。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="4-heikin-ashiでノイズ除去ブレイクは遅延が命取りに"&gt;4. Heikin-Ashiでノイズ除去ブレイクは、遅延が命取りに…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ノイズが減れば、より本物のブレイクアウトを見つけやすくなるんじゃないか、と期待したんですが、これも残念な結果に…。Heikin-Ashiを使うと、確かに動きは滑らかになるんですが、その分**「ラグ」（価格の動きを捉えるまでの時間的な遅れ）が大きくなってしまう**ことが分かりました。結果として、普通のロウソク足でブレイクアウトを狙うよりも成績が悪化してしまい、試した通貨ペアの3分の2で成績が落ち込むという残念な結果に終わりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="5-株式市場が絶好調ならもっと攻めるのは利益は増えたけどリスクも増大"&gt;5. 株式市場が絶好調ならもっと攻める！…のは、利益は増えたけど、リスクも増大！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;確かに、これでトータルのリターン（利益）は少し増えました。でも、それ以上に**「ドローダウン」（EAが一時的に抱える含み損の最大幅。登山でいうと「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね）も大きくなってしまった&lt;strong&gt;んです。
結果として、「Calmar Ratio（カルマー比率）」という、利益とリスクのバランスを見る指標が悪化してしまいました（1.08から1.01に低下）。カルマー比率は、純粋な利益を最大ドローダウンで割ったもので、数値が高いほど効率的に利益を出せている、と判断できます。つまり、リスクを取りすぎたせいで、効率が悪くなってしまった、ということなんですね。結局、v1.4.0で導入済みの&lt;/strong&gt;「対称版」**（リスクオンとリスクオフでバランス良く調整する方）が一番良いという結論になりました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>利益の壁を突破！変動制御で実現した上積み</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-088/</link><pubDate>Sat, 16 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-088/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「利益の壁を突破！変動制御で実現した上積み」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;研究88 別アプローチ: ポートフォリオ・ボラ・ターゲティング — 初の本物の上積み
前回の研究87で、複数のEAを組み合わせる「スリーブ分散」という手法の限界が見えてきたんです。「Calmar Ratio(カルマー比率=年間平均利益÷最大ドローダウン。数値が大きいほど優秀)」や「DD10%月（最大ドローダウン10%に抑えた場合の月利）」といった指標が、ある一定のレベルで頭打ちになってしまうことが分かったんですね。
そこで今回は、EAの組み合わせ方だけでなく、&lt;strong&gt;「時間軸」でリスクをコントロールする&lt;/strong&gt;という、まったく新しいアプローチを試してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の新しいアイデアは、「ポートフォリオ全体のボラティリティ（値動きの激しさ）を一定に保つ」というものです。例えるなら、車のアクセルとブレーキを、相場の状況に合わせて自動で調整するようなイメージですね。
具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;相場が荒れていてボラティリティが高い時（値動きが激しい時）は、EAが持つポジションの量を自動的に縮小します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;逆に、相場が落ち着いてボラティリティが低い時（値動きが穏やかな時）は、ポジションの量を拡大して、積極的に利益を狙いに行きます。
こうすることで、どんな相場状況でも、全体の「リスクの大きさ」を常に一定に保つことを目指すんです。
この調整は、未来の相場を予測するのではなく、前日までのボラティリティデータを使って行うので、&lt;strong&gt;未来の情報を先読みしてしまう「リーク」の心配もありません。&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="以前の方法とは何が違うの"&gt;以前の方法とは何が違うの？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;以前の研究（研究26や52）で、「エクイティ（口座残高）が移動平均線を下回ったらロットを半分にする」というような手法も試していました。あれは「利益」が減ってきたら対応する、という「リターンベース」の考え方だったんです。でも、これだとどうしても対応が後手に回りがちですよね。
今回の「ボラティリティ・ターゲティング」は、相場の「値動きの激しさ」という、&lt;strong&gt;まさに「リスクそのもの」に直接連動してロットを調整します。&lt;/strong&gt; だから、より早く、より効果的にリスクを管理できると期待できるわけなんです！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="パラメータの頑健性をチェック"&gt;パラメータの頑健性をチェック！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この新しい方法が本当に効果があるのか、そして、たまたま良い設定が見つかっただけの「過剰最適化」ではないのかを確認するため、まずは様々な設定でテストを行いました。
例えば、「過去何日間のボラティリティを参考にするか（窓）」や、「どれくらいまでロットを増やせるか（キャップ）」といった設定を色々と変えて、合計12パターンで試したんです。
その結果、なんと&lt;strong&gt;全てのパターンで、これまでの最高水準（v1.2.0）を上回るパフォーマンスを記録しました！&lt;/strong&gt; これは、特定の条件でしか機能しないような「まぐれ」ではなく、どんな設定でもある程度の効果が期待できる、とても「頑健（ロバスト）」な手法だと言えそうです。
最もパフォーマンスが良かった設定では、DD10%月（最大ドローダウン10%に抑えた場合の月利）が**+1.63%&lt;strong&gt;と、これまでの記録（+1.17%）から&lt;/strong&gt;約39%も向上**しました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="未来の情報を知らない前進検証もクリア"&gt;未来の情報を知らない「前進検証」もクリア！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さらに、より実践に近いテストとして、「前進検証」も行いました。これは、未来の情報を一切使わずにテストする、言わば「本番さながらのシミュレーション」です。特定の期間で最適化された設定が、その後の未知の相場でも通用するかどうかを確かめる、とても大事な検証なんですね。
設定は「過去40日間のボラティリティを参考に、ロットは最大2倍まで」という条件でテストしました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="実際のeaエンジンに組み込んで本気のバックテスト"&gt;実際のEAエンジンに組み込んで「本気のバックテスト」！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この素晴らしい結果を受けて、実際にEAのバックテストエンジンにこの機能を組み込んで、よりリアルな環境での検証を行いました。実際のポジションサイズ調整や取引コストなども考慮した、**「本気のバックテスト」**です。
今回の実装では、各EAがそれぞれ自分のボラティリティを管理する「分散型」という形を取りました。これなら、個々のEAが自律的にリスクを調整できるので、運用もシンプルで実用的です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="利益アップ損失は減る勝率も上がる全方位で改善"&gt;利益アップ、損失は減る、勝率も上がる！全方位で改善！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;「前進検証」と「本気のバックテスト」の結果は、まさに驚くべきものでした！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;トータルの利益&lt;/strong&gt;: 元々+152.7%だったものが、**+185.1%**へと大幅アップ！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン（一時的な最大損失）&lt;/strong&gt;: -9.9%から**-8.9%**へと減少！ ドローダウンは登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもので、これが減るのは精神的にも非常に安心ですよね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Calmar Ratio（カルマー比率）&lt;/strong&gt;: 1.41から&lt;strong&gt;1.88&lt;/strong&gt;へ向上！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;PF（プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字）&lt;/strong&gt;: 1.45から&lt;strong&gt;1.48&lt;/strong&gt;へ向上！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;勝率（MC全体）&lt;/strong&gt;: 92%から**94%**にアップ！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;DD10%月（最大ドローダウン10%に抑えた場合の月利）&lt;/strong&gt;: +1.17%から**+1.57%&lt;strong&gt;へと、&lt;strong&gt;約34%も向上&lt;/strong&gt;しました！
これはまさに、&lt;/strong&gt;「利益アップ、損失は減る、PFも上がる、勝率も上がる」という、FXトレーダーが夢見るような理想的な改善&lt;strong&gt;と言えるでしょう！
平均レバレッジが1.04倍と、ほとんどレバレッジを増やしていないのにこの結果というのは、単にロットを増やしたのではなく、&lt;/strong&gt;「リスクの配分が上手になった」**証拠なんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="荒れた相場に強く日中もより安全に"&gt;荒れた相場に強く、日中もより安全に！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;相場状況ごとの動きも見てみました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EA強化の限界か？コアシステム「地域分散」で利益天井の衝撃</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-087/</link><pubDate>Fri, 15 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-087/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EA強化の限界か？コアシステム「地域分散」で利益天井の衝撃」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の検証は、私たちのEA「v1.2.0」の「指数スリーブ」と呼ばれる部分を、さらに強くできないか？という挑戦でした。
現在のv1.2.0の指数スリーブは、アメリカの主要な3つの指数（US500、US100、US30）に絞って運用しているんです。ここを、ドイツ（DE40）、日本（JP225）、イギリス（UK100）といった世界中の指数にも広げて「地域分散」させたら、もっと利益が上がるんじゃないか？というアイデアを試してみたんです。
例えるなら、「投資の卵は一つのカゴに入れるな」という格言のように、リスクを分散させれば、もっと安定して、かつ大きなリターンが得られるんじゃないか？と考えたわけですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちのEA「v1.2.0」は、いくつかの「スリーブ（部品）」を組み合わせて動いています。その中の一つ、「指数スリーブ」は、今のところ米国の3つの指数（US500、US100、US30）に特化しているんです。これらの指数は、お互いの動きがかなり似ている（専門的に言うと「相互相関0.76と高い」）ので、もっと地域を広げて分散させたら、全体の成績が良くなるんじゃないか？というのが今回の検証の出発点でした。
具体的には、ドイツ（DE40）、日本（JP225）、イギリス（UK100）の指数も追加して、合計6つの指数で運用することを考えました。そして、それぞれの指数にどれくらいの予算を割り振るか（「予算再配分」）も最適化すれば、月利（毎月の利益率）をさらに押し上げられるんじゃないか？という期待があったんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、現在のv1.2.0の指数スリーブが、本当にちゃんと機能しているかを確認するところから始めました。EAの各部品を細かく分解して、現在のv1.2.0の成績（+152.7%の総利益、最大ドローダウン-10.0%、PF1.45）を再現できるかをテストしたんです。
※「ドローダウン（DD）」とは、資産が一時的に減った最大の幅のこと。登山で例えるなら、「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね。
※「PF（プロフィットファクター）」は、総利益を総損失で割った値。1を超えると黒字で、数字が大きいほど効率よく稼げている証拠です。
結果、ちゃんと再現できたので、この「分解」と「再現」の仕組みは問題ない、と判断しました。
次に、先ほどお話ししたように、新しく非米国の指数（DE40、JP225、UK100）を加えて、「世界6つの指数」で運用した場合の成績をシミュレーションしてみました。さらに、それぞれの指数への予算配分も色々なパターンで試して、一番良い組み合わせを探したんです。
この時、EAの各スリーブ（部品）が、お互いにどれくらい似た動きをするか（「相関行列」）も詳しく調べました。これは、各部品がバラバラに動いてくれる方が、全体のEAとしてはリスク分散が効いて安定しやすいからです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="システム全体のドローダウンの意外な正体"&gt;システム全体のドローダウンの意外な正体！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;検証を進める中で、実はとても大切な発見がありました。
EA全体の「システムドローダウン」の本当の原因は、「core（核となる取引ロジック）」と「sat2（トレンドを追いかけるロジック）」という、別の2つのスリーブの相関が0.54と高いことだったんです。つまり、この2つの部品が似たような動きをするために、一緒に調子を崩しやすい、ということが分かったんですね。
一方で、今回の主役だった「指数スリーブ」は、他のスリーブ（「Connors」や「カレンダー」といった、それぞれ別のロジックを持つ部品）と同じように、システム全体のドローダウンにはほとんど影響していませんでした（相関はわずか0.10）。
これはつまり、**「指数スリーブは、システム全体のドローダウンのボトルネックではない！」**という重要な教訓を示しています。例えるなら、風邪をひいて熱が出ているのに、原因がウイルスなのに、栄養ドリンクの種類を変えても根本的な解決にはならない、といった感じでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="地域分散は逆効果だった"&gt;地域分散は逆効果だった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、今回のメインテーマだった「地域分散」の結果ですが…残念ながら、期待とは裏腹に、&lt;strong&gt;逆効果&lt;/strong&gt;であることが判明しました。
驚くべきことに、現在採用している&lt;strong&gt;米国の3つの指数（US500/US100/US30）が、個々で見たときに圧倒的に高品質&lt;/strong&gt;だったんです！PFは5.38、Sharpe（シャープレシオ＝リスクあたりのリターンを示す指標。高いほど効率が良い）は0.87という、非常に優秀な成績を叩き出していました。
それに対し、新しく追加を検討した非米国の指数（DE40、JP225、UK100）は、個々で見ると品質が低かったんです。これらを混ぜて「世界6つの指数」として運用すると、全体のPFは2.27へと低下してしまいました。
確かに、地域分散によって指数間の相関は下がりました（0.76から0.34へ）。しかし、それ以上に「品質の低いものを混ぜてしまったことによる損失」が大きかったんですね。
具体的な月利の比較（最大ドローダウン10%に換算した場合）を見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;米国の3指数のみ&lt;/strong&gt;: &lt;strong&gt;+1.16%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;米国の3指数 + 日本（JP225）のみ: +1.07%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;世界6指数: +0.92%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;Connorsも混ぜた場合: +0.87%
ご覧のように、&lt;strong&gt;米国の3指数のみで運用するのが、一番高い月利を叩き出していたんです。&lt;/strong&gt;
さらに、EAの安定性を評価する「モンテカルロシミュレーション（MC）」の結果も、世界6指数にすると92%から88%へと低下してしまいました。MCは、様々な不測の事態を想定してEAの安定性を検証する手法で、数値が高いほど信頼性が高いと言えます。
「じゃあ、品質の良さそうなものだけ選んで、米3指数と日本（JP225）だけを組み合わせたらどうだろう？」と試してみたのですが、それでも月利は+1.07%と、元の米3指数単独の成績を超えることはできませんでした。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証から、非常に重要な教訓が得られました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>伝説の「ブレイクアウト戦略」をEA基盤で徹底強化！</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-085/</link><pubDate>Wed, 13 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-085/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「伝説の「ブレイクアウト戦略」をEA基盤で徹底強化！」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究では、以前から注目していた「&lt;code&gt;breakout_h1&lt;/code&gt;（ブレイクアウト・エイチワン）」というFX自動売買（EA）の戦略を、私たちのEA検証基盤で徹底的にクロス検証し、さらに強化できる点がないかを調べてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアあのブレイクアウト戦略を徹底深掘り"&gt;どんなアイデア？：あの「ブレイクアウト戦略」を徹底深掘り！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回検証の主役となった「&lt;code&gt;breakout_h1&lt;/code&gt;」は、実は別の研究プロジェクト「fto」で最高のパフォーマンスを出した実績のある戦略なんです。具体的には、H1（1時間足）でトレンドのブレイクアウト（価格が一定の範囲を突き抜けること）を狙うロング（買い）専用のEAで、&lt;code&gt;Donchian en30/ex25&lt;/code&gt;（ドンチャンチャネルという指標の30期間エントリー/25期間エグジット）、&lt;code&gt;SMA150&lt;/code&gt;（150期間の単純移動平均線）をフィルターに使い、&lt;code&gt;SL3.0ATR&lt;/code&gt;（3倍のATRという変動幅を示す指標を損切りラインに設定）でリスクを管理します。対象通貨ペアは7種類（XAU/USDJPY/EURJPY/AUDJPY/GBPJPY/CHFJPY/NZDJPY）と幅広いのが特徴ですね。
面白いことに、私たちのEAプロジェクトでも、この&lt;code&gt;breakout_h1&lt;/code&gt;と全く同じ戦略が、独立した研究から自然発生的に「デフォルト設定」として採用されていたんです！ まさに「同じ戦略に収束した」という、ちょっと運命的な出会いを感じました。
今回の検証では、この戦略を私たちのEA基盤で「厳密なゲート」を通すような形で審査しました。特に重要だったのは、ftoプロジェクトと「&lt;strong&gt;全く同じAxioryの過去データ&lt;/strong&gt;」を使いつつ、「&lt;strong&gt;別のエンジン（EAのバックテストシステム）&lt;/strong&gt;」で検証した点です。これにより、データによる誤差ではなく、EAのロジックやコスト計算の違いがどう結果に影響するかを正確に比較できたんです。
&lt;strong&gt;補足：データについて大事なお知らせ！&lt;/strong&gt;
実は当初、「ftoとEAでは独立したデータを使っている」と考えていたんですが、詳細に調べたところ、なんとFXの過去データは&lt;strong&gt;バイト単位で同じAxioryのリアルデータ&lt;/strong&gt;だったことが判明しました！ これは「HistData系ASCII」というフォーマット名が、データの出所ではなく「形式」を指していたため、誤解していたんですね。
つまり、今回の研究は「独立したデータで検証」ではなく、「&lt;strong&gt;同一のAxioryデータを使って、EAという別のエンジンで、より細かいM1（1分足）レベルまで踏み込んで再検証した&lt;/strong&gt;」ということになります。この検証方法だからこそ、データ以外の要因（EAエンジンの計算方法、コスト約定モデル、ドローダウンのスケール、フィルターの扱い方など）による数値の差を洗い出すことができたんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したeaの厳しい目で本当に使えるかをチェック"&gt;どうやって試した？：EAの厳しい目で「本当に使えるか」をチェック！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、この&lt;code&gt;breakout_h1&lt;/code&gt;戦略が「本当に実戦で通用するのか」「もっと強く、安全にできないか」を確かめるため、以下のような厳しい条件でテストを行いました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;同一のAxioryデータ使用:&lt;/strong&gt; 実際の相場に近いデータで検証。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EA独自のエンジンでのテスト:&lt;/strong&gt; ftoとは異なる、より厳密な約定（トレード成立）モデルやコスト計算を適用。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M1（1分足）レベルの検証:&lt;/strong&gt; 普段の取引では見落としがちな、より細かい時間軸でのリスクや挙動も徹底的にチェック。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;モンテカルロシミュレーション（MC）:&lt;/strong&gt; ランダムな要素を加えて、未来の不確実な相場でも通用するかをシミュレーション。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;前進検証（フォワードテストに似た考え方）:&lt;/strong&gt; 過去のデータで最適化した設定が、未来の未知の相場でも機能するかを確認。
これらの方法で、戦略の耐久性や隠れたリスクを炙り出すことを目指しました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった期待と裏切りそして新たな発見"&gt;結果はどうだった？：期待と裏切り、そして新たな発見！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証の結果、驚くべき事実や、私たちが考える「真の強化ポイント」が見えてきました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="期待外れだった2つの強化策"&gt;期待外れだった2つの「強化策」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ftoプロジェクトでは、&lt;code&gt;breakout_h1&lt;/code&gt;をさらに強化するアイデアとして2つのレバー（追加機能）が提案されていましたが、私たちのEA基盤で検証したところ、これらは**残念ながら「有害」**であることが判明しました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ショート・スリーブ（売り戦略の組み合わせ）はまさかの「お荷物」に！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ftoの主張：ロング（買い）戦略にショート（売り）戦略を組み合わせることで、リスク調整後のリターンが約2倍になり、相関が-0.18（逆の動きをするのでリスクヘッジになる）とされていました。まるで「買い」の保険として「売り」を少し加えるようなイメージですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;EAでの検証結果：ところが、私たちの検証では、ショート単体ではインサンプル（IS: 過去のデータで最適化した期間）でもアウトオブサンプル（OOS: 未知のデータ期間）でも&lt;strong&gt;純粋なマイナス&lt;/strong&gt;になってしまいました（OOSで-17.5%、ISで-43.3%）。さらに、ロングとショートの相関も-0.05と、&lt;strong&gt;ほとんど無相関&lt;/strong&gt;でヘッジ効果は期待できませんでした。結果として、このショート・スリーブを加えると、全体の効率（PF=プロフィットファクター、総利益÷総損失。1を超えると黒字）が5.04から3.80へと&lt;strong&gt;単調に悪化&lt;/strong&gt;。モンテカルロシミュレーションでも成績が悪化してしまいました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;要するに：&lt;/strong&gt; このショート・スリーブは、リスクを減らすどころか、まるで&lt;strong&gt;足かせ&lt;/strong&gt;のようにパフォーマンスを下げてしまう「純ドラッグ」だったんです。以前の研究（研究25C、48）で「短い時間軸での売りは期待値がマイナスになりがち」という結果が出ていましたが、今回もそれを再確認する形となりました。同じデータを使っているので、「データが違ったから」という言い訳はできません。これは&lt;strong&gt;デプロイ（実際の運用）は非推奨&lt;/strong&gt;とさせていただきます。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;ol start="2"&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「overlay（フィルター）」は逆に効率を下げてしまった！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ftoの主張：&lt;code&gt;overlay&lt;/code&gt;というフィルターを適用することで、ドローダウン（DD: 資産の最大減少幅）が32%から20%へ非対称に削減されるとされていました。これは、相場の悪い時期を避けることで、下落幅を抑えるようなイメージです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;EAでの検証結果：ところが、私たちの検証では、&lt;code&gt;overlay&lt;/code&gt;をオンにすると、なんと&lt;strong&gt;効率が9.40から5.04へと半減&lt;/strong&gt;してしまいました。リターンも+284%から+159%へと大きく減少したにもかかわらず、ドローダウンはほとんど変わらなかったんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;要するに：&lt;/strong&gt; &lt;code&gt;overlay&lt;/code&gt;はドローダウンを削減するどころか、&lt;strong&gt;稼ぐチャンスまで削ってしまい、結果的に効率を悪化させていた&lt;/strong&gt;、という結論です。以前のEA研究52でも&lt;code&gt;overlay&lt;/code&gt;が改善効果を持たないことが示されていましたが、今回もそれに一致しました。&lt;code&gt;overlay&lt;/code&gt;は&lt;strong&gt;OFFにするのが正解&lt;/strong&gt;です。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="隠れていたリスクの落とし穴を発見"&gt;隠れていた「リスクの落とし穴」を発見！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で最も重要だった発見は、ftoで推奨されていたリスク設定（1ペアあたり0.3〜0.5%）だと、&lt;strong&gt;実際の運用で大きなリスクに直面する可能性があった&lt;/strong&gt;ということです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAのライン認識は「帯幅」で進化する！成績激変の秘密</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-084/</link><pubDate>Tue, 12 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-084/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAのライン認識は「帯幅」で進化する！成績激変の秘密」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、EA（FX自動売買）がライン（水平線や斜めのトレンドライン）を認識するときに、「どこまでをラインと判断するか」という「許容できる幅（帯幅）」を持たせると、EAの成績がどう変わるのかを検証しました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAを使っている方から、「チャートのラインは厳密に一点でタッチするわけじゃなくて、多少のブレやダマシがあるから、ラインに幅を持たせた方が良いんじゃない？」というご意見をいただきました。
実は、私たちのEAではすでに&lt;code&gt;ATR&lt;/code&gt;（Average True Range＝値動きの平均幅。これに連動させることで、相場の状況に合わせて自動的に幅を調整できるんです）という機能を使って、ラインに幅を持たせる仕組みは実装済みなんです。例えば、&lt;code&gt;merge_atr&lt;/code&gt;（タッチ帯）や&lt;code&gt;break_atr&lt;/code&gt;（ダマシ帯）、&lt;code&gt;level_atr&lt;/code&gt;（近接帯）、&lt;code&gt;retest_atr&lt;/code&gt;（リテスト帯）といった形で、相場の状況に合わせて自動的に幅を調整しています。
ただ、これまでの検証では、水平線（水平レベル）についてはこの「帯幅」を色々変えて最適な幅を探していた（研究73）んですが、チャネル（斜めの平行線）やトレンドライン（斜めのトレンド線）については、帯幅そのものを細かく検証していませんでした。
そこで今回は、チャネルとトレンドラインに焦点を当てて、この「ラインの許容範囲」となる帯幅を、広げたり狭めたりして、成績がどう変わるのかを徹底的に調べてみよう！というのが今回のアイデアです。例えるなら、「この辺りまでならラインに触れたと判断する」という範囲を、どれくらいにするのがベストなのかを探るイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証では、主に以下の2種類のラインについて、帯幅を広げたり狭めたりしながら過去のデータで成績をチェックしました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;チャネル&lt;/strong&gt;（斜めの平行線を使って相場の方向性を見るタイプ）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;トレンドライン&lt;/strong&gt;（相場のトレンドを示す斜めの線）
特に注目したのは、以前の研究60（トレンドライン）と研究75（チャネル）で「あまり良い結果が出なかった」と判断したEAが、この「帯幅」を調整することで、成績がどう変化するのか、という点です。もしかしたら、以前の判断は帯幅が原因で、EA本来の力が発揮できていなかった可能性もありますからね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;それでは、検証結果をそれぞれ見ていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="チャネル斜めの平行線の場合"&gt;チャネル（斜めの平行線）の場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;驚きの結果が出ました！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「近接帯」（ラインの近くまで来たら反応する幅）を少し広げたら、成績が劇的に改善！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;以前は通算で**−6.8%&lt;strong&gt;とマイナスだった成績が、近接帯を&lt;code&gt;1.0 ATR&lt;/code&gt;から&lt;code&gt;1.5 ATR&lt;/code&gt;に広げるだけで、なんと&lt;/strong&gt;+15.7%**のプラスに反転したんです！これはすごい変化ですよね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;実は、以前の研究75で「チャネルは安定して利益を出すのが難しい」と判断したのは、この近接帯が狭すぎたことが原因だったのかもしれません。ある意味、研究75の結論を部分的に訂正する形になりました。ごめんなさい！
&lt;strong&gt;ただし、ちょっと不安な点もいくつか見つかりました…&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;安定性（頑健性）に課題:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;通算でプラスにはなりましたが、毎年安定して勝ち続けられるか（勝ち年の一貫性）という点では、&lt;strong&gt;6年中最大3年しか勝てていません&lt;/strong&gt;でした。これは、水平線を使ったEA（6年中5年勝ち）と比べると、安定感に劣ります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;プラスになった通算成績も、特定の年に大きく勝ったことが依存している傾向が見られました。例えば、ある設定では1年で+34%もの大勝ちがありましたが、それ以外はあまり振るわず、全体として「過剰最適化」（たまたま過去のデータにフィットしすぎただけで、将来も同じように機能するとは限らない状態）の可能性が考えられます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;内部のタッチ帯を広げると逆効果:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;EA内部の「タッチ帯（&lt;code&gt;merge/break&lt;/code&gt;）」を広げると、かえって成績が悪化してしまいました。**PF（プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字）が1.08と低くなり、DD（ドローダウン=一時的な最大損失）は-14%に。**さらに取引回数が激増してしまい、これは「低品質なラインが乱立して、ダマシが増えた」ことを意味します。
&lt;strong&gt;まとめ:&lt;/strong&gt; チャネルは帯幅を調整することで通算でプラスにすることはできましたが、水平線を使ったEAほど安定感（頑健性）があるとは言えません。やはり「水平線の方が斜め線より重要」というFXの一般的なセオリーは、今回の検証でも裏付けられた形ですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="トレンドライン斜めのトレンド線の場合"&gt;トレンドライン（斜めのトレンド線）の場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;こちらは、非常に良い結果が出ました！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;衝撃！トレンドラインは「本物」だった！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;以前の研究60で「トレンドラインを使ったEAはデプロイ（実運用）できない」と判断したのですが、今回の検証で、その評価は&lt;strong&gt;大幅に訂正されるべき&lt;/strong&gt;だということが分かりました！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;実は、以前の評価は「D1（日足）での成績が悪い」「ショート方向も含む設定だった」「M1（1分足）での問題があった」といった要因に引きずられていただけで、&lt;strong&gt;トレンドライン自体にはしっかりとした優位性（優位性(エッジ)）がある&lt;/strong&gt;ことが判明したんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;特に**H1（1時間足）とH4（4時間足）**では、&lt;code&gt;retest&lt;/code&gt;帯（再度ラインに触れる幅）を&lt;code&gt;0.3&lt;/code&gt;から&lt;code&gt;1.2&lt;/code&gt;の範囲で色々変えても、安定してプラスを出せる「頑健な優位性」があることが分かりました！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;H4（4時間足）：**6年中5年勝ち、通算で+8%〜+12%**の利益。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;H1（1時間足）：**6年中4年勝ち、通算で+21%〜+53%**の利益。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;D1（日足）はやっぱりダメ…&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;残念ながら、D1（日足）では帯幅を広げても狭めても、ほとんど勝てず、通算で**-2%〜-4%&lt;strong&gt;、勝ち年も&lt;/strong&gt;6年中1〜2年**という結果でした。これは、日足だとスイング（波の動き）が少なすぎて、統計的に十分なデータが取れない「構造的な問題」があると考えられます。
&lt;strong&gt;まとめ:&lt;/strong&gt; ショート方向を除いた「ロング方向のみ」のトレンドラインは、H1/H4といった時間足で非常に有望な「本物の優位性」を持っていることが分かりました！研究60の評価を大幅に修正します！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことそして最終結論"&gt;ここから学んだこと（そして最終結論）&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で得られた最も重要な学びは、以下の2点です。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>人気YouTube手法をEA検証！まさかの「偽陽性」の真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-082/</link><pubDate>Sun, 10 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-082/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「人気YouTube手法をEA検証！まさかの「偽陽性」の真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、YouTubeで紹介されていたあるFX手法を、わたしたちの自動売買（EA）検証システムで徹底的に調べてみました！一見良さそうに見える手法でも、本当に通用するのかどうか、その裏側をお話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回検証したのは、YouTubeのゆっくり解説系動画で紹介されていた「エリオット波動の3波を狙う」という手法です。具体的には、こんなロジックでした。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;時間足:&lt;/strong&gt; 4時間足（H4）を使います。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;トレンド判断:&lt;/strong&gt; 20期間と200期間のEMA（指数平滑移動平均線）がクロスしたら、トレンドが転換したと判断します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;エントリー:&lt;/strong&gt; トレンド転換後、価格が20EMAまで戻ってきた（これを「プルバック」って言います）ときに、その戻ってきたローソク足（「基準足」と呼びますね）の高値や安値を、実体がしっかりブレイクしたらエントリー！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;両建て:&lt;/strong&gt; 買いと売りの両方でエントリーする「両建て」も試しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;損切り（SL）と利確（TP）：&lt;/strong&gt; 損切りは基準足の安値/高値に、利確は左側にある目立つ高値/安値に設定する、という、トレーダーの裁量（判断）が少し入る部分もありました。
わたしたちは、このルールを「EmaCrossPullback」というEAとして忠実に機械化し、裁量部分を極力排除して検証を進めました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;わたしたちの検証システムでは、まず「完全前進検証」という、過去のデータを使って未来を予測するような厳しいテストを行います。これは、過去の特定の期間でEAがどれだけ通用したかを何回も繰り返して検証し、未来の相場でも通用するかを見極めるための大切なステップなんです。
今回の検証では、さらに新しいツールを導入しました。なんと、YouTube動画から自動でトレードルールを抽出し、それをEAのコードに変換する「動画解析ツール」を開発したんです！これで、今後あらゆる動画で紹介される手法を、わたしたちの厳しい目でチェックできるようになりますね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、気になる結果です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="第一関門は突破でも"&gt;第一関門は突破！でも…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;最初の完全前進検証では、驚くべき結果が出ました。両建てでリスクリワード2倍（RR2）の利確設定にしたパターンが、なんと**+9.5%の利益**を出して、しかも6回の検証期間のうち5回で利益が出たんです！これは、わたしたちが「頑健性基準」（EAが本当に通用するかどうかの第一関門）と呼ぶハードルをクリアしたことを意味します。
両建てはうまくいかないことが多いというわたしたちの経験則に反する、ちょっと珍しい結果でした。「これはもしかして、YouTubeで見つけたお宝EAか！？」と期待が膨らんだのも事実です。
しかし、わたしたちは過去にも「一見良さそうに見えるけど、実はそうじゃない」という「偽陽性」のEAを何度も見てきました。そこで、さらに厳しいチェックである「後段ゲート」に進めることにしたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="後段ゲートで脱落その理由とは"&gt;後段ゲートで脱落…その理由とは？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;残念ながら、この手法は後段ゲートで脱落してしまいました。その主な理由は2つあります。&lt;/p&gt;
&lt;h4 id="1-パラメータ頑健性が不合格"&gt;(1) パラメータ頑健性が不合格&lt;/h4&gt;
&lt;p&gt;「パラメータ頑健性」とは、EAの設定値（例えばEMAの期間など）を少し変えても、安定して利益が出せるかどうかを見るテストです。本当に優れたEAなら、多少設定を変えても大きく成績が崩れることはありません。
しかし、この手法は、Fast EMAを15や25に、Slow EMAを150に、待ち時間を30にするなど、&lt;strong&gt;わずかに設定を変えただけで、利益がマイナスになったり、年ごとの利益が大きく変動して安定しない&lt;/strong&gt;ことが判明しました。わたしたちが本当に良いEAと判断する「本物パターン」（少し設定を変えても全てプラスになる）とは程遠い結果だったんです。これは、特定の数値にたまたま最適化されていただけで、普遍的な優位性（優位性(エッジ)）ではない可能性が高いことを示唆しています。&lt;/p&gt;
&lt;h4 id="2-時間軸tf頑健性が壊滅的"&gt;(2) 時間軸（TF）頑健性が壊滅的&lt;/h4&gt;
&lt;p&gt;さらに決定的な不合格理由が「時間軸（TF）頑健性」です。これは、EAが特定の時間足だけでなく、他の時間足（例えば1時間足や日足など）でも機能するかどうかを見るテストです。
結果は以下の通りでした。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;1時間足（H1）:&lt;/strong&gt; なんと**-25.2%**の壊滅的な損失！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;4時間足（H4）:&lt;/strong&gt; +9.5%（唯一プラスになった時間足）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;日足（D1）:&lt;/strong&gt; -0.3%と、ほとんど利益が出ず、たった1回しか利益が出ませんでした。
これはつまり、「&lt;strong&gt;このEAは4時間足の、たまたま存在するノイズ（一時的な偏り）に最適化されすぎていて、本物の優位性（優位性）ではない&lt;/strong&gt;」という、非常に残念な結論を意味します。本当に優れたEA（例えばブレイクアウトや一目均衡表、Supertrendなど）は、どんな時間足でもそれなりに機能する傾向があるんですが、この手法はそうではありませんでした。以前検証した「研究60」のトレンドライン手法と同じような特徴ですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="補足ショート売り限定バージョンも試してみたけど"&gt;補足：ショート（売り）限定バージョンも試してみたけど…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;実は、この手法には別の動画で紹介されていた「ショート（売り）限定」バージョンもありました。しかも、今回は通貨ペアではなく「シルバー」などの金属でも試してみたんです。わたしたちのEAに「買いはしない、売りだけ」という設定を追加して検証しましたが、結果はやはり振るいませんでした。
シルバーでは利益がほとんど出ず、金では少しプラスになったものの、取引回数が少なすぎて信頼できるデータではありませんでした。動画で紹介されていた「1時間で70万円」という話は、あくまで特定の勝ちトレードの事例であり、システム全体として優位性があるわけではない、ということが改めて分かりました。
ショート限定バージョンも、すべての設定で前進検証をクリアできませんでした。FXの世界では、「ショート（売り）はロング（買い）に比べて利益を出しにくい」という傾向がよく言われますが、今回もその「ショートは優位性（優位性）がない」というわたしたちの経験則を裏付ける結果となりました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAに「相場の目」を！ローソク足・チャートパターン自動認識</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-080/</link><pubDate>Fri, 08 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-080/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAに「相場の目」を！ローソク足・チャートパターン自動認識」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究テーマは、FXのチャート分析の精度をぐぐっと上げるための「自動認識エンジン」の開発なんです。具体的には、相場の動きを読み解く上でとても大切な「ローソク足パターン」と「チャートパターン」を、EA（自動売買プログラム）が自動で認識できるようにする仕組みを作ってみました！
私たちは、将来にわたって長く使える「基盤」を強化していく方針でEA開発を進めています。今回の機能は、FXの価格データに特化して、未来の情報をこっそり見ちゃってズルをする、なんてことがないように（これを「リーク無し」と呼びます）設計されているので、一度作ればずっと使える「恒久資産」になるはずなんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちの目的は、これまでトレーダーが目で見て判断していたような、チャートの「形」や「サイン」をEAが自動で認識し、数値化できるようにすることです。これにより、もっと複雑で高度なEAが作れるようになるんじゃないかと考えています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="ローソク足パターンを自動で認識"&gt;ローソク足パターンを自動で認識！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず取り組んだのは、おなじみの「ローソク足パターン」を自動で検出する機能です。ローソク足って、一本一本が相場の動きを物語る、まるで「サイン」のようなものですよね。
新しく作ったプログラム（&lt;code&gt;btengine/candles.py&lt;/code&gt;の&lt;code&gt;candle_patterns()&lt;/code&gt;）では、次のような有名なパターンを自動で探せるようにしました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;どじ（Doji）&lt;/strong&gt;: 迷いを示す十字線のようなローソク足&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハンマー（Hammer）&lt;/strong&gt;: 下ヒゲが長く、反転のサインとされるもの&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;シューティングスター（Shooting Star）&lt;/strong&gt;: 上ヒゲが長く、下落のサインとされるもの&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;丸坊主（Marubozu）&lt;/strong&gt;: ヒゲがない、強い動きを示すもの&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;包み足（Engulf）&lt;/strong&gt;: 前のローソク足をすっぽり包むような形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;はらみ足（Harami）&lt;/strong&gt;: 前のローソク足の中にすっぽり収まる形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;切り込み線（Piercing Line）&lt;/strong&gt;: 下落からの反転を示す形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;かぶせ線（Dark Cloud Cover）&lt;/strong&gt;: 上昇からの反転を示す形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ピンセット（Tweezer）&lt;/strong&gt;: 高値や安値が揃った形&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;明けの明星（Morning Star）/宵の明星（Evening Star）&lt;/strong&gt;: 複数のローソク足で形成される反転パターン
さらに、これらのパターンを組み合わせることで、相場の「強気度（bull_score）」や「弱気度（bear_score）」を点数化する機能も盛り込んでみました。これにより、チャートが今、買いと売りどちらに傾いているのかを、数値で把握できるようになったんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="チャートの大きな形も自動で認識"&gt;チャートの大きな形も自動で認識！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に挑戦したのは、もっと大きな視点での「チャートパターン」の認識です。こちらは相場の大きな流れを示す「地図」のようなものですね。
新プログラム（&lt;code&gt;btengine/chartpatterns.py&lt;/code&gt;の&lt;code&gt;chart_patterns()&lt;/code&gt;）では、特に有名な以下のパターンを自動で検出できるようにしました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ダブルトップ/ダブルボトム（Double Top/Bottom）&lt;/strong&gt;: 天井圏や底値圏で2つの山や谷を作るパターン&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ヘッド＆ショルダーズ（Head &amp;amp; Shoulders）/逆ヘッド＆ショルダーズ（Inverse H&amp;amp;S）&lt;/strong&gt;: 中央に大きな山（谷）があり、その両側に小さな山（谷）がある、有名な反転パターン
これらのパターンは、ある程度しっかりとした「確定スイング」（相場の高値や安値の波）を元に検出されます。そして、パターンが完成した後の「ネックライン・ブレイク」（パターンの重要な境界線を価格が超えること）で、売買のサインを出すように設計しました。
ちなみに、将来の課題としては、もう少し複雑な「ハーモニックパターン」（フィボナッチ比率を使ったGartleyやBat、Butterflyといったパターン）も自動で認識できるようにしていきたいと考えています。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="これまでの研究と学んだこと"&gt;これまでの研究と学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回のローソク足パターンやチャートパターンの認識機能は、私たちがこれまで開発してきた様々な「数値化エンジン」の仲間入りをしました。現在、私たちのEA開発の「強力な道具箱」には、以下のような分析ツールが揃っています。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>誕生！Satellite-2 EA、よすが式ダウの集大成</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/note-satellite-2-system-v1-0-0-202/</link><pubDate>Tue, 05 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/note-satellite-2-system-v1-0-0-202/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「誕生！Satellite-2 EA、よすが式ダウの集大成」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;この度、新しいEA「Satellite-2 System v1.0.0」の検証結果がまとまりましたので、皆さんにご紹介しますね！このEAがどんなアイデアから生まれて、どんな成績を残したのか、一緒に見ていきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の「Satellite-2 System v1.0.0」は、私たちが以前から研究してきた「よすが式ダウ手法」という裁量トレードのロジックを、EAとして機械化することに挑戦したものです。
「ダウ理論」というのは、FXの基本中の基本で、トレンドの転換点や継続を見極めるのに役立つ考え方なんです。特に、トレンドが転換した後の「押し目買い」や「戻り売り」を狙う手法は、多くの裁量トレーダーさんが使っていますよね。
このEAでは、その裁量手法にさらに磨きをかけるため、以下の要素を組み合わせました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ダウのトレンド転換後の押し目:&lt;/strong&gt; 基本となるエントリーポイントです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;MTF (マルチタイムフレーム分析):&lt;/strong&gt; 複数の時間足（例えば1時間足と4時間足など）を同時に見て、より信頼性の高いトレンドやポイントを見つけ出す分析方法です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;効いている水平レベル付近:&lt;/strong&gt; これが特に重要で、過去に何度も価格が反発したり、抜けたりした「節目」のことですね。このレベルが「どれくらい効いているか」を数値化して判断するようにしました。これを「&lt;strong&gt;level-filtered YosugaDow&lt;/strong&gt;」と呼んでいます。
私たちのメインシステムである「core_system_v1」や、以前リリースした「satellite_system」に続く、まさに「第2の衛星」のような位置づけで、また新しい角度から相場にアプローチするシステムなんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この新しいEAをどんな設定で動かしたかというと、以下の通りです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;通貨ペア:&lt;/strong&gt; XAU/USDJPY/GBPJPY/EURJPY/CHFJPYの「robust5」という安定した5つのペアに絞りました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;時間足:&lt;/strong&gt; H1（1時間足）を使っています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスク設定:&lt;/strong&gt; 1トレードあたりのリスクは0.003に設定しました。
実は、最初はもっとたくさんの通貨ペアで試してみたんです。でも、欲張りすぎると、予想以上にドローダウン（含み損や一時的な資金の減少）が大きくなってしまって…。例えば、広範囲な非JPY（日本円以外の通貨）バスケットだと、最大ドローダウンが19%にもなってしまい、これはちょっと受け入れがたい結果でした。そこで、安定して良い成績が出せる「robust5」のペアに限定することにしたんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さあ、肝心の検証結果です！2015年から2026年までの約11年間、過去のデータを使ってテスト（バックテスト）した結果がこちらです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;総利益:&lt;/strong&gt; +66.3%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月平均利益:&lt;/strong&gt; +0.38%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン (maxDD):&lt;/strong&gt; -7.84%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは「資金が一時的にどれくらい減ったか」を示す数値なんですが、-7.84%というのはかなり優秀な数字です！登山で例えるなら、「山頂を目指す途中で、どれだけ下りに転じたか」のようなもの。この下落幅が小さいほど、安定していると言えます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロフィットファクター (PF):&lt;/strong&gt; 1.62&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは「総利益 ÷ 総損失」で計算される数値で、1.0を超えるとトータルで黒字だったことを意味します。1.62というのは、かなり効率よく利益を出せている証拠ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;シャープレシオ (Sharpe):&lt;/strong&gt; 1.16&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;シャープレシオは、リスクに対してどれだけリターンが得られたかを示す指標で、数値が高いほど「少ないリスクで効率よく稼げている」と言えます。この1.16という数値は、私たちのメインシステム（core v1.1.0）の0.29と比べると圧倒的で、非常に「滑らかな」資金曲線を描いていることが分かります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;勝ち年数:&lt;/strong&gt; 9～11年&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;検証期間のほとんどの年で利益を出せています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;特に、OOS（アウトオブサンプル＝未知の期間）と呼ばれる、EAがまだ触れていない期間のテストでも+5.0%、IS（インサンプル＝既知の期間）でも+60.8%と、どちらの期間でもしっかりとプラスを出せているのは、将来への期待が持てますね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;STEP1合格 / モンテカルロシミュレーション (MC) STEP1 84%・全体75%・最大損失失格1.0% / M1日中 最悪1.52%・抵触0日:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これらは、EAの安定性や頑健性を測るための、かなり厳しいテストをクリアしたことを示しています。特に「モンテカルロシミュレーション」というのは、過去の取引をランダムに入れ替えたりして、様々な状況を想定してテストする方法なんですが、そこで高い合格率を叩き出しているのは、このEAの信頼性の高さを示しています。
メインシステムとの相関は0.52と、そこそこの相関はありますが、完全に同じ動きをするわけではないので、ポートフォリオを組む上でも面白い選択肢になりそうです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の「Satellite-2 System v1.0.0」は、私たちにとって非常に大きな意味を持っています。
まず、その位置づけとして、このEAは**「高シャープレシオ」が特徴の、継続的な出金に向いている差別化システム&lt;strong&gt;と言えます。メインのEAに単純に合算するだけでは、全体のシャープレシオやモンテカルロシミュレーションの成績が大きく改善するわけではない（相関が0.52あるため）ので、「メインシステムへの上積み」というよりは、「高品質な代替」や「併走できる別の選択肢」として考えていただくのが良さそうです。もちろん、私たちの確定システムである「core v1.1.0」の評価は変わりませんよ。
そして何より、今回の成果の一番の意義は、&lt;/strong&gt;「裁量トレードのロジックも、論理的に数値化して機械化できるんだ！」という、私たちの仮説を実証できた初の確定成果物&lt;strong&gt;だということです。
これまで「押し目買い」のような裁量的な手法は、EAにするとバックテストでは良くても、いざ実運用に入ると成績が落ちてしまう、いわゆる「前進検証で消える」という通説がありました。しかし、今回の「Satellite-2 System」は、&lt;/strong&gt;「水平レベル」を正しく数値化してロジックに組み込むことで、この通説を覆すことができた**んです。これは、EA開発における大きな一歩だと感じています。
FXの自動売買に興味のある皆さんにとって、この「Satellite-2 System v1.0.0」が、また一つ新しい選択肢となり、皆さんのトレードの一助になれば嬉しいです！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>月利3%は夢か現実か？FX EAの限界と代償を暴く</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-070/</link><pubDate>Tue, 28 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-070/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「月利3%は夢か現実か？FX EAの限界と代償を暴く」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、FX自動売買(EA)でよく聞かれる「月利3%」という目標が、現実的にどれくらい達成可能なのか、そしてそのためにはどんなリスクを覚悟する必要があるのかを、とことん検証してみました。EA運用における「収益フロンティア」の限界を探る、ちょっぴり真面目な研究レポートです！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちEAユーザーにとって、「毎月安定して〇%の利益を出したい！」という目標は、誰もが一度は考えますよね。特に「月利3%」というのは、よく耳にする目標の一つだと思います。
そこで今回は、この「月利3%」という目標が、果たして現実的に達成可能なラインなのか、もし達成できるとしたら、どれくらいの覚悟（リスク）が必要なのかを、データに基づいて徹底的に調べてみることにしました。EAが提供できる収益の「限界値」を探る、そんなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証のために、私たちは複数のEAを組み合わせる「ポートフォリオ運用」という戦略を採用しました。具体的には、次の3種類のEAを束ねて運用しました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;コアとなる主要EA&lt;/strong&gt;: 安定的な利益を目指す中心的なEAです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;指数系のEAを6種類&lt;/strong&gt;: 相場のトレンドを捉えるのが得意なEAを複数組み合わせました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Connors系のEA&lt;/strong&gt;: 比較的短期の逆張り（トレンドと逆の動きを狙う）が得意なEAです。
これらのEAを組み合わせることで、どんな相場状況でもある程度対応できるような、安定したポートフォリオを目指したんです。
そして、このポートフォリオ全体の「アグレッシブネス倍率」を段階的に上げていきました。これは要するに、「どれくらい積極的に取引するか」「どれくらいリスクを取って利益を狙うか」という度合いのこと。この倍率を上げていくことで、月利がどう変わるか、そして同時にリスク（ドローダウンなど）がどう増えていくかを実測していったんです。
検証で特に注目したのは、次の数値です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利&lt;/strong&gt;: 毎月平均でどれくらいの利益が出たか。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;DD（ドローダウン）&lt;/strong&gt;: 口座の残高が一時的にどれくらい減ったか、というリスクの指標です。例えるなら、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;MC（最大連敗数）&lt;/strong&gt;: 最大で何回連続で負けトレードが続いたか。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Calmar（カルマー比）&lt;/strong&gt;: リターンとリスクのバランスを示す数値で、&lt;strong&gt;リターンをドローダウンで割ったもの&lt;/strong&gt;です。この数値が高いほど、少ないリスクで大きなリターンを得られている、優秀なEA（または運用）と言えるんですよ。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ検証結果です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="月利とドローダウンは比例関係"&gt;月利とドローダウンは比例関係&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず分かったのは、&lt;strong&gt;月利を上げようとすればするほど、ドローダウンもほぼ同じように増えていく&lt;/strong&gt;、という非常に線形な関係だったことです。まるで、車のアクセルを踏めば踏むほどスピードは出るけど、同時にブレーキを踏む力も必要になる、そんなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="calmar比の頭打ち"&gt;Calmar比の頭打ち&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、Calmar比（リターンとリスクのバランス）が、どんなに頑張っても&lt;strong&gt;1.0〜1.3くらいで頭打ちになってしまった&lt;/strong&gt;んです。これは、EAの組み合わせを最適化したり、色々な種類のEA（指数系やConnors系）を追加したりしても、このバランスは大きく改善しなかった、ということを意味します。
つまり、FXの相場から得られる「安定したリターン」と「そのためのリスク」のバランスには、ある程度の限界がある、ということなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="具体的な数値で見てみよう"&gt;具体的な数値で見てみよう&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;では、具体的な数値で見ていきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;「安全圏」と言われる&lt;strong&gt;ドローダウン10%以下&lt;/strong&gt;に抑えようとすると、稼ぎ出せる**最大月利はなんと約0.6%**程度でした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;さらに月利を上げようとすると…&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利1.1%を狙うと、ドローダウンは**24%**に。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利2.0%だと、ドローダウンは**49%**に。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利2.65%だと、ドローダウンは**69%&lt;strong&gt;に。
そして、私たちが目標としていた&lt;/strong&gt;月利3%に到達しようとすると、ドローダウンはなんと約70%**にもなってしまうことが分かりました。これはもう、ほとんど口座がなくなってしまうレベルのリスク、つまり「口座消滅」に限りなく近い状態だと言えるんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で分かったのは、&lt;strong&gt;月利3%という目標を、「口座が破綻しない安全な範囲のドローダウン（例えば10%以下）」で達成するのは、数学的にほぼ不可能&lt;/strong&gt;だということです。
なぜなら、年間36%（月利3%）をドローダウン10%で出そうとすると、Calmar比は3.6という、世界の超一流ファンドでもなかなかお目にかかれないような、非常に高い水準が必要になるからです。しかし、私たちが今回試したEA（価格変動やトレンドを捉える一般的なEA）では、Calmar比は1.0〜1.3程度が限界だったわけですね。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>暴落に耐えたか？指数EA M1、コロナショックの真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-069/</link><pubDate>Mon, 27 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-069/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「暴落に耐えたか？指数EA M1、コロナショックの真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;今回の記事では、私たちが開発しているEAの一つ「指数トレンド」が、過去の大きな市場変動（特にコロナショックなど）でどれくらい耐えられるか、より詳細に検証した結果をお話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;「指数トレンド」は、主に世界の主要な株価指数（例えば、S&amp;amp;P500、NASDAQ100、ダウ30など）に投資するEAなんです。以前の検証（研究58や59）では、とても良い成績が出ていたんですが、大きな相場変動、特に日中の急な値動きにどれだけ強いのか、もっと詳しく見てみたいという課題がありました。
そこで今回は、EAが「ロングオンリー」（買いだけで攻める）戦略と「SMA200」（単純移動平均線200日）を組み合わせていることで、コロナショックのような暴落時にどう機能したのか、その「日中のリスク」を徹底的に確認することにしました。簡単に言うと、**「指数に連動するEAが、過去のどんな大暴落でも、日中の急な動きに耐えられるか？」**というのが今回のテーマです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="検証期間とデータ収集の工夫"&gt;検証期間とデータ収集の工夫&lt;/h3&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;検証期間:&lt;/strong&gt; 2019年から現在までの期間を対象にしました。これは、以前の検証（研究68）が2010年〜2018年だったので、その続きをカバーする形ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;データの収集:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;今回の検証では、DukascopyというブローカーのM1（1分足）データを使いました。M1データは、1分ごとの値動きを記録したものなので、日中の細かい動きまでしっかり分析できるんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ただし、M1データは膨大なので、全部を細かく見るのは大変。そこで、ちょっとした工夫をしました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;まず、Yahooの日足データ（1日ごとのデータ）でEAを動かし、特に含み損が大きくなった日を抽出しました。これは、登山でいう「ちょっと危ない下り坂」を見つけるようなイメージですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;その「危ない日」に絞って、DukascopyのM1データを取得し、日中の値動きを再現して検証したんです。こうすることで、効率よく「最悪のシナリオ」をシミュレーションできました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;対象指数:&lt;/strong&gt; USA500IDXUSD (S&amp;amp;P500)、USATECHIDXUSD (NASDAQ100)、USA30IDXUSD (ダウ30)など、主要な株価指数で試しました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="まず日足d1での成績"&gt;まず、日足（D1）での成績&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この「指数トレンド」EAは、D1（日足）で見ると、とても安定した成績を出していました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率:&lt;/strong&gt; +17.7%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウン (DD):&lt;/strong&gt; -6.5% (ドローダウンは、一時的な最大含み損や元本からの最大下落幅のこと。登山でいうと、「頂上からどれくらい下りに転じたか」を表す指標ですね。小さいほど安定していると言えます)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロフィットファクター (PF):&lt;/strong&gt; 3.92 (プロフィットファクターは、総利益を総損失で割った値。1を超えると黒字で、大きいほど優秀なEAとされます)
このD1での成績は、以前の検証（研究58）で確認された高品質な結果を再確認する形となりました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="最も重要な日中の最悪な日での検証結果"&gt;最も重要な「日中の最悪な日」での検証結果&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回のメインテーマである、M1（1分足）データを使った日中の詳細検証です。特に、COVID-19（コロナショック）のような大きな市場変動を含む、上位25日のストレスフルな日を抽出して調べました。
結果はなんと、**最悪の日次損失はたったの1.82%**でした！これは、2020年2月25日、COVID-19の第一波が来た時に、3つの指数を保有していた状況での損失です。
さらに驚くべきことに、「日次で5%以上の損失が出た日」も「10%以上の損失が出た日」も、&lt;strong&gt;どちらも0日&lt;/strong&gt;でした。これはすごい結果です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="なぜこんなに安定していたのか"&gt;なぜこんなに安定していたのか？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;このEAが「ロングオンリー」（買いだけで攻める）戦略と、「SMA200」（単純移動平均線200日）を組み合わせていたことが鍵でした。
SMA200を下回ったら手仕舞いするというルールのおかげで、例えばコロナショックで市場が大きく暴落した2020年3月12日や16日のような「リミットダウン」（価格が大きく下落して取引が一時停止するような状態）の時には、&lt;strong&gt;すでにポジションを閉じていて、大きな損失を回避できていた&lt;/strong&gt;んです。
2020年2月25日の第一波でも、損失は1.82%に抑えられましたし、2024年8月に起こったとされる「円キャリー巻戻し」のような市場の動きでも、損失は1.3%以下に収まっていました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証（2019-2025年の実M1データ、コロナショックを含む）と、以前の研究68（2015-2018年の実M1データ）の結果を合わせると、この「指数トレンド」EAは、&lt;strong&gt;過去の主要な市場クラッシュ（2015年8月、ブレグジット、2018年2月、2020年コロナショック、2024年8月など）のすべてを通じて、日中のリスクが非常に低い、つまり「安全」&lt;strong&gt;であることが実データで確認できました。
これは、以前の検証（研究59）で「指数トレンド」をさらに上のランクに昇格させるための唯一の課題だった「日中のリスク」が解消された、ということを意味します。
つまり、&lt;/strong&gt;「月あたり0.5%くらいが限界」と言われていた利益の壁を、このEAが突破できる可能性が見えてきた&lt;/strong&gt;、ということなんです！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="実運用に向けてあと少しだけ確認したいこと"&gt;実運用に向けて、あと少しだけ確認したいこと&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;もちろん、すぐに実運用！とはいきません。いくつか最終確認が必要です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブローカーとの整合性:&lt;/strong&gt; 今回はYahooの日足データでエントリーを決め、DukascopyのM1データで日中リスクを検証しました。実際に運用する際は、使うブローカー（例えばFintokeiさんなど）のCFD（差金決済取引）のデータで、日足・M1ともに整合性が取れるか確認します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;コストの確認:&lt;/strong&gt; 実際に運用するブローカーの、指数CFDのスプレッドや手数料などのコストも、最終的なパフォーマンスに影響するのでしっかり確認します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;安全マージンの確保:&lt;/strong&gt; 現在の最大ドローダウンは-10.2%と、許容範囲ギリギリのラインでした。そこで、もう少しリスクを抑えた設定（例えば、1トレードあたりのリスクを0.003%〜0.004%に下げるなど）で、さらに安全マージンを確保できるか検討します。研究59には、低リスク版の設定も用意されているので、そちらも参考にしますね。
今回の検証で、この「指数トレンド」EAの底力がまた一つ証明されました。今後の実運用に向けた最終調整が、ますます楽しみになってきました！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="この検証のつながり"&gt;この検証のつながり&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>短期EAに「賢い目」を！上位足フィルターで優位性を強化</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-062/</link><pubDate>Fri, 24 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-062/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「短期EAに「賢い目」を！上位足フィルターで優位性を強化」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究は、以前検証したEA「BreakoutLong」に、さらに賢いフィルターを追加したらどうなるか、というお話です。短い時間足のトレードって、どうしても取引コストが課題になりがちですよね。そこをフィルターで改善できるか、じっくり検証してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちのEA「BreakoutLong」は、特定のパターンでエントリーするEAなんですが、今回はそこに「フィルター」をいくつか追加して、さらにトレードの質を高められないかと考えました。
具体的に追加したのは、大きく分けて2種類のフィルターです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;上位足トレンド方向フィルター（&lt;code&gt;htf&lt;/code&gt;）&lt;/strong&gt;
これは、もっと大きな時間足（例えば日足D1など）で、今が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見て、それに合った方向のトレードだけを選ぶフィルターです。
例えるなら、「今日は追い風だから、追い風に乗る方向で進もう！」と判断するようなものですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ADXトレンド強度フィルター（&lt;code&gt;adx_min&lt;/code&gt;）&lt;/strong&gt;
ADX（エーディーエックス）というインジケーターを使って、今のトレンドにどれくらいの勢いがあるのかを判断します。トレンドが弱い時は取引を控える、といったイメージです。
「風が弱くて進みにくい時は、無理せず待機しよう」と考えるのに似ています。
これらのフィルターを追加することで、「質の低いトレード（つまり、あまり利益が出なかったり、損失につながりやすいトレード）」を減らして、取引回数を抑えつつ、最終的な利益率（PF）を上げて、最大損失（DD）を減らすことを目指しました。まるで、料理で「食材を厳選して、無駄な部分を省く」みたいなイメージですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、既存のEA「BreakoutLong」に、これらのフィルターを&lt;strong&gt;後方互換&lt;/strong&gt;（既存の機能に影響を与えず、新しい機能を追加すること）で組み込みました。つまり、フィルターを外せば元のEAと全く同じ動きになることを確認した上で、フィルターがどれくらい効果を発揮するかを検証したんです。
特に、短期足の中でも比較的取引回数が多いM15（15分足）とM30（30分足）に絞って、様々なフィルターの組み合わせを試してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="フィルターは狙い通りに機能した"&gt;フィルターは狙い通りに機能した！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、基本的なこととして、今回追加したフィルターは「質の低いトレードを削る」という&lt;strong&gt;機構として正しく機能する&lt;/strong&gt;ことが分かりました！
具体的には、フィルターをかけることで取引回数が減り、それに伴って取引コスト負けが緩和され、PF（プロフィットファクター = 総利益 ÷ 総損失。1を超えると黒字）が向上し、DD（ドローダウン = 最大資産減少率。登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの）が減少するという、期待通りの効果が見られたんです。
特に効果的だったのは、「&lt;strong&gt;上位足D1（日足）の方向フィルター&lt;/strong&gt;」でした。大きな時間足の流れに逆らわない、というシンプルなルールが、やはり強いんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="時間足ごとの成績を見てみましょう"&gt;時間足ごとの成績を見てみましょう&lt;/h3&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M30（30分足）の場合&lt;/strong&gt;
M30では、フィルターの効果がハッキリと現れました！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;上位足D1の方向フィルターを追加:&lt;/strong&gt;
取引回数が3009回から1882回へと、約4割も減りました。PFは1.19から&lt;strong&gt;1.25&lt;/strong&gt;に改善し、DDも-16.2%から**-11.5%**へと、リスクが大きく軽減されたんです！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;さらにD1方向とADX&amp;gt;20フィルターを追加:&lt;/strong&gt;
取引回数はさらに減って1463回になりましたが、PFは&lt;strong&gt;1.26&lt;/strong&gt;、DDは**-10.5%**と、さらに磨きがかかりました。
さらに驚くことに、+0.5pipという現実的な取引コスト（スプレッドや手数料を考慮した実践的なコスト）を加えても、PF1.21を維持できたんです。これはかなり良い数字と言えますね！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M15（15分足）の場合&lt;/strong&gt;
M15では、どのフィルターを使っても改善は見られたものの、+0.5pipの現実コストを加味すると、残念ながらPFが1を下回ってしまいました（0.96〜0.99）。つまり、コストを考えると、この時間足では利益を出すのが難しい、という結果なんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M5（5分足）の場合&lt;/strong&gt;
M5に至っては、どんな強力なフィルターをかけてもPF0.79と、完全に「死んで」しまいました。この時間足では、取引回数が多すぎて、どうしてもコスト負けしてしまうんですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="フィルターで磨いても短期足の劣位は覆らない"&gt;フィルターで磨いても、短期足の劣位は覆らない&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の研究でハッキリ分かったのは、「&lt;strong&gt;フィルターでどんなに磨いても、短い時間足（M5やM15）のEAは、現実的な取引コストを考えると、なかなか利益を出すのが難しい&lt;/strong&gt;」ということです。
M30でさえ、かなりフィルターで磨いてPF1.26/DD-10.5%まで改善しましたが、それでも「フィルターを何も使わないH1（1時間足）のEA」の成績（PF1.36/DD-8.6%）には及びませんでした。
要するに、「短い時間足のEAを頑張ってフィルターで良くする」よりも、「&lt;strong&gt;最初から長い時間足（H1やH4、D1など）のEAを使う&lt;/strong&gt;」方が、シンプルに良い結果が出る、ということなんです。これは、私たちが現在採用しているシステムが、H1/H4/D1をメインにしていることの妥当性を、改めて裏付ける結果となりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="上位足方向フィルターは汎用機能として残置"&gt;上位足方向フィルターは汎用機能として残置&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ただ、今回の検証で開発した「上位足方向フィルター（&lt;code&gt;htf&lt;/code&gt;/&lt;code&gt;adx_min&lt;/code&gt;）」は、EAの汎用的な機能として残しておくことにしました。これは、将来的に他のEAや、別の時間足で検証する際に役立つ可能性があるからです。
メインのEA（Core System）には、このフィルターは採用しないのがベスト、という結論になりました。これは、以前の研究（研究51）で、「EA全体の最大損失は、個別の銘柄の損失が原因ではない」ということが分かっていたので、その結果とも一致しています。
今回の研究で、短期足の限界と、時間足選びの重要性が改めて浮き彫りになりましたね。皆さんもEAを選ぶ際は、ぜひこのあたりも参考にしてみてください！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>既存EAをスキャル化！短期足で取引優位性は増すのか？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-061/</link><pubDate>Thu, 23 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-061/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「既存EAをスキャル化！短期足で取引優位性は増すのか？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買（EA）に興味がある皆さん、こんにちは！
今回の研究テーマは「既存のトレンドフォロー型EAを、もっと短い時間足で動かしたらどうなるんだろう？」という疑問です。普段、比較的長い時間足で安定して動いているEAを、あえてスキャルピング寄りの短期足で試してみたら、もしかして取引回数が増えて利益チャンスも増えるかも？という期待を込めて、検証してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは普段、相場の大きな流れに乗って利益を狙う「トレンドフォロー型EA」というものを使っています。これは、じっくりとトレンドを追いかけて、大きな利益を狙うタイプのEAなんです。
今回のアイデアは、この安定したトレンドフォロー型EAの設定（パラメータ）は一切変えずに、時間足（TF=TimeFrame）だけをどんどん短くしていったらどうなるか？というもの。具体的には、H1（1時間足）で動かしているEAを、M30（30分足）、M15（15分足）、M5（5分足）へと切り替えて、その挙動と「コスト感度」（取引コストにどれだけ強いか）を調べてみました。
検証に使ったEAは、買いエントリーだけをする「BreakoutLong」と、買いも売りも両方する「DonchianBreakout」の2種類。2019年から2025年までのデータを使って、スプレッド（売値と買値の差）も考慮した、より現実に近い条件でテストしています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="ステップ1時間足をどんどん短くしてみた"&gt;ステップ1：時間足をどんどん短くしてみた！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まずは、買いエントリー専門の「BreakoutLong」EAを、H1からM30、M15、M5へと時間足を短くして、過去のデータで動かしてみました。設定は全く変えていません。
さらに、買いと売りの両方でエントリーする「DonchianBreakout」EAでも、同じように時間足を短くして試しています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="ステップ2コストの厳しさを変えてみた"&gt;ステップ2：コストの厳しさを変えてみた！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;短い時間足でのトレード（いわゆるスキャルピング寄りの取引）って、実は「コスト」がすごく重要なんです。ちょっとしたスリッページ（注文した値段と実際に約定した値段のズレ）や取引手数料が、利益を大きく左右することもあります。
そこで、それぞれの時間足で、あえて「追加のスリッページ」を設定して、EAがどれくらいコストに耐えられるのか（＝コスト感度）も検証しました。これは以前の研究でも、スキャルピング系のEAの生死を分ける重要なポイントだったんですよ！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ気になる検証結果です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="時間足を短くしたらどうなった-breakoutlongの場合"&gt;時間足を短くしたらどうなった？ (BreakoutLongの場合)&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まずは買い専門の「BreakoutLong」EAのデータを見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;H1 (1時間足)：&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;利益：+31%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF (プロフィットファクター)：1.36&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;DD (ドローダウン)：-8.6%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;取引回数：1428回
H1が今回の基準です。PF（総利益を総損失で割った値。1を超えると黒字）が1.36と安定していて、DD（資産が一時的にどれだけ減ったかを示す指標。登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの）も-8.6%と比較的抑えられていますね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M30 (30分足)：&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;利益：+37%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF：1.19&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;DD：-16.2%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;取引回数：約2倍に増加
H1より利益は少し増えましたが、PFは1.19に落ち、DDは-16.2%と、なんと倍近くに悪化してしまいました。取引回数は増えています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M15 (15分足)：&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;利益：+13%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF：1.02&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;DD：さらに悪化&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;取引回数：約6倍に増加
利益はさらに減り、PFも1.02と、かろうじて黒字を保っているレベル。DDはもっと大きくなっています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M5 (5分足)：&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;利益：-77%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF：0.76&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;DD：-85%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;取引回数：18755回（H1の約13倍！）
なんと、-77%もの大赤字！PFも1を下回り、完全にコスト負けで「完全コスト死」という状態です。取引回数は激増していますが、利益には全くつながりませんでした。
&lt;strong&gt;全体的な傾向として、時間足を短くするほど、取引回数は激増し、平均的なポジション保有時間は短くなりましたが、PFはどんどん悪くなり、DDはどんどん大きくなるという「単調劣化」の結果になったんです。残念ながら、まるで坂道を転げ落ちるようにパフォーマンスが悪くなっちゃった、というイメージですね。&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="両建てタイプ-donchianbreakout-の場合はもっとひどかった"&gt;両建てタイプ (DonchianBreakout) の場合はもっとひどかった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;買いと売りの両方でエントリーする「DonchianBreakout」EAでも試したのですが、結果はさらに悲惨でした。
H1では+25%と、かろうじて利益が出たものの、M5ではなんと「-100%＝全損」という恐ろしい結果に…。これは、売りのポジション（ショート）が、取引コストや「ダマシ」（一時的な逆行）に非常に弱く、全体の足を引っ張ってしまった、ということがわかります。以前の研究でも、ショートの難しさは同じような結論が出ていたんですよ。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>驚きの発見！株価指数がEAポートフォリオの救世主か？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-058/</link><pubDate>Mon, 20 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-058/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「驚きの発見！株価指数がEAポートフォリオの救世主か？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちがずっと探していた「EAの成績を劇的に向上させるかもしれない、新しい切り札」について、株価指数を使った検証結果を皆さんにご紹介します！これまでのFXやゴールドのEAとは一味違う、驚きの発見があったんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアで検証したの"&gt;どんなアイデアで検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買（EA）で安定して利益を出すには、いくつかのEAを組み合わせて「ポートフォリオ」を組むのが一般的ですよね。でも、それぞれのEAが似たような動きをしてしまうと、どれか一つが調子を崩した時に、他のEAも一緒に調子を崩してしまって、ポートフォリオ全体のドローダウン（DD = 資産の最大下落幅。登山でいうと、どれだけ下りに転じたか、みたいなものです）が大きくなってしまうリスクがあります。
そこで私たちは、「&lt;strong&gt;本当に動きがバラバラで、お互いに影響し合わない（＝無相関な）利益の源泉&lt;/strong&gt;」をずっと探していました。これまでの研究で、FXやゴールド（金）といった同じようなアセットクラス（資産の種類）の中では、なかなか見つかりませんでした。
でも、「もしかしたら、全く違うアセットクラスなら見つかるかも？」という仮説を立てて、今回注目したのが「&lt;strong&gt;株価指数&lt;/strong&gt;」なんです！これがもしうまくいけば、ドローダウンを抑えつつ、全体の利益を大きく伸ばせる「夢の組み合わせ」が実現するかもしれない、という大きな期待を持って検証を始めました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試してみたの"&gt;どうやって試してみたの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、検証に必要なデータを集めるところからスタートです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="主要な株価指数データを収集"&gt;主要な株価指数データを収集！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;世界の主要な株価指数、例えばアメリカの「S&amp;amp;P500（US500）」「ナスダック100（US100）」「ダウ平均株価（US30）」、それからドイツの「DAX（DE40）」、日本の「日経225（JP225）」、イギリスの「FTSE100（UK100）」といった6つの指数について、1996年から2026年までの日足データを取得しました。
&lt;strong&gt;【ポイント】&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;今回は「日足（ひあし）」データ、つまり1日1本のローソク足で検証しています。これは、大きなトレンドを見るのには十分ですが、日中の細かい値動き（M1=1分足など）でのリスク検証は今後の課題としています。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="株価指数向けの新しいea戦略を開発"&gt;株価指数向けの新しいEA戦略を開発！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、この株価指数データを使って、新しいEAの戦略を試してみました。特に注目したのは「&lt;strong&gt;指数ロングトレンド戦略&lt;/strong&gt;」です。これは、株価指数が上昇トレンドにあるときに買い（ロング）で入り、そのトレンドに乗って利益を狙うというシンプルな戦略です。
また、「Turnaround Tuesday（ターンアラウンド・チューズデー）」という、火曜日に相場が反転しやすいという短期的なアノマリー（経験則）も検証してみましたが、こちらはあまり良い結果は出ませんでした。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった驚きのデータをお見せします"&gt;結果はどうだった？驚きのデータをお見せします！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ検証結果です！これが本当にすごかったんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="-指数ロングトレンド戦略が期待以上"&gt;① 指数ロングトレンド戦略が期待以上！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、「指数ロングトレンド戦略」の成績に驚きました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウンが大幅に圧縮！&lt;/strong&gt;
この戦略を適用しない場合、株価指数をただ買い持ちしていると、最大で−50%から−83%もの巨大なドローダウンが発生する可能性があります。しかし、私たちが開発したトレンド戦略を使うことで、なんと&lt;strong&gt;ドローダウンを−3%から−8%にまで大幅に圧縮することに成功&lt;/strong&gt;したんです！これは、リスクを極限まで抑えながら利益を狙えることを意味します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;全6指数で黒字を達成！&lt;/strong&gt;
検証した全ての株価指数で、PF（プロフィットファクター = 総利益 ÷ 総損失。1を超えると黒字）が1を超えました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;FXやゴールドのEAよりはるかに高品質！&lt;/strong&gt;
特にアメリカの主要3指数（US500/US100/US30）を合算した成績は、&lt;strong&gt;総利益+54%&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;ドローダウン−7.0%&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;PFがなんと4.17&lt;/strong&gt;という驚異的な数値に！PFが3.5〜4.2というのは、一般的なFXのEA（PF1.3程度）やゴールドのEA（PF1.4程度）と比べても圧倒的な高品質さなんです。
さらに、リスクに対するリターンを示す「Sharpe Ratio（シャープレシオ）」も0.76と高く、この戦略が非常に優秀であることがわかります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;どんなパラメータでも安定して高PF！&lt;/strong&gt;
エントリーとエグジットの期間を変えるなど、様々なパラメータ（設定値）で試してみましたが、どのパターンでもPFが2〜4の範囲に収まりました。これは、この戦略が特定のパラメーターに依存せず、&lt;strong&gt;非常に頑健（ロバスト）である&lt;/strong&gt;ことを示しています。
残念ながら、「Turnaround Tuesday」のような短期的なアノマリーを狙う戦略は、取引コストなどを考慮すると、ほぼ利益が出ない（ブレークイーブン）という結果に終わりました。やはり、長期的なトレンドに乗る戦略の方が有効なんですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="-fxやゴールドとはほぼ無相関"&gt;② FXやゴールドとは「ほぼ無相関」！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、この指数トレンド戦略の動きが、私たちが普段使っているFXやゴールドのEAとどれくらい似ているか（相関があるか）を調べてみました。
結果はなんと、&lt;strong&gt;FXの主力EAとは相関が0.16&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;ゴールドのEAとは−0.03&lt;/strong&gt;という数値に！
「相関」というのは、2つのものがどれくらい同じように動くかを示す指標で、0に近いほど「全く関係なくバラバラに動く」という意味になります。つまり、この株価指数の戦略は、&lt;strong&gt;FXやゴールドのEAとほとんど動きが連動していない&lt;/strong&gt;ことが判明したんです！これは「別の資産クラス」だからこその強みですね。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>勝ちトレンド追撃！爆益ロジックに落とし穴？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-053/</link><pubDate>Thu, 16 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-053/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「勝ちトレンド追撃！爆益ロジックに落とし穴？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、FX自動売買(EA)で「ピラミッディング」という手法を試してみました！これは、簡単に言うと「勝ちトレンドにさらにポジションを追加していく」ことで、利益を大きく伸ばそうというアイデアなんです。
「本当に『勝ち馬に乗る』ことで利益を最大化できるのか？」
「でも、その分リスクも大きくなるんじゃないか？」
そんな疑問を検証してみたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ピラミッディングとは、まさに「勝ちトレンドに、さらに乗り続ける」という戦略です。
FXトレードをしていると、たまに大きなトレンドが発生することがありますよね。ぐんぐん価格が上がっていく（あるいは下がっていく）相場です。
ピラミッディングは、そんな「強いトレンド」を見つけたら、最初にエントリーしたポジションだけでなく、さらに追加でポジションを持つことで、まるで雪だるま式に利益を増やしていこう！という考え方なんです。
イメージとしては、サーフィンで大きな波に乗れた時に、途中でボードを乗り換えてさらに大きな波に乗り続けるような感じでしょうか。うまくいけば、ものすごいスピードで遠くまで行けそうですよね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このピラミッディングをEAで実現するために、まずはEAの「心臓部」とも言えるシステムを大きく改良しました。
具体的には、今まで1つの通貨ペアにつき1つのポジションしか持てなかったEAを、&lt;strong&gt;複数のポジションを同時に持てる&lt;/strong&gt;ように拡張したんです（&lt;code&gt;core/types.py&lt;/code&gt;や&lt;code&gt;core/strategy.py&lt;/code&gt;などの内部プログラムを修正しました）。
もちろん、この改良によって、もともと動いていたEAの動きが変わってしまうと困りますよね。なので、既存のEAが以前と全く同じ動きをするか、しっかり確認する「回帰チェック」も合格済みです。これで安心して新しい機能を試せる準備が整いました。
今回試したのは、「タートル流」と呼ばれる有名なトレーディング戦略をベースにした「&lt;code&gt;PyramidBreakout&lt;/code&gt;」という戦略です。
この戦略は、簡単に言うと次のステップで動きます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブレイクアウトで参入:&lt;/strong&gt; 相場が新しい高値（または安値）を更新して、トレンドが始まりそうなタイミングで最初のポジションを取ります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益が出たら追加:&lt;/strong&gt; その後、利益が出て相場がさらに有利な方向に動くたびに、&lt;code&gt;ATR&lt;/code&gt;（Average True Range = 相場の変動幅を示す指標）という値を使って、決められた単位（ユニット）で追加のポジションを持っていきます。ただし、最大で持てるポジションの数には上限（&lt;code&gt;max_units&lt;/code&gt;）を設定しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;それぞれの損切り:&lt;/strong&gt; 追加した各ポジションには、それぞれ&lt;code&gt;ATR&lt;/code&gt;を基準にした損切り（ストップロス）を設定します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;トレンド終了で全決済:&lt;/strong&gt; そして、トレンドの勢いが弱まったり、逆方向に転換する兆候が見えたら、持っているすべてのポジションを決済して利益を確定します。
まさに「勝ち馬に乗り続けて、利益を最大化する」という仕組みですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、いよいよ気になる検証結果です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="一見良さそうに見えたけど"&gt;一見良さそうに見えたけど…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;最初の結果を見ると、確かにピラミッディングのアイデア自体は良いように見えました。
EAの性能を示す指標の一つである「&lt;code&gt;ret/DD&lt;/code&gt;（リターン・ドローダウン比率）」、つまり「利益と最大損失のバランス」が、通常のEA（ベースライン）と比べて&lt;strong&gt;改善した&lt;/strong&gt;んです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ベースライン: 11.7&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ピラミッディング: 14.5〜20.2
これだけ見ると、「やっぱり勝ち馬に乗るのは正解だ！」と感じますよね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="しかし予想外の落とし穴が"&gt;しかし、予想外の落とし穴が！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ところが、さらに詳しく見ていくと、大きな問題が見つかりました。
それは、&lt;strong&gt;ドローダウン（DD = 資産の最大下落幅）が激増してしまった&lt;/strong&gt;ことです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>金（XAUUSD）EAが劇的進化！新戦略で利益爆増か？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-051/</link><pubDate>Tue, 14 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-051/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「金（XAUUSD）EAが劇的進化！新戦略で利益爆増か？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;最終版のEA「final_system」について、今回は金（XAUUSD）のエントリー戦略を大きく改善したお話をお届けします！私たちが普段使っているEAが、どのように進化を遂げたのか、ぜひ読んでみてくださいね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアで金の戦略を改善したの"&gt;どんなアイデアで「金」の戦略を改善したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまで、私たちのEA「final_system」では、金（XAUUSD）も他のFX通貨ペア（USDJPYなど）と同じように「Breakout long」というエントリーロジックを使っていました。これは、価格が特定のレンジを上に抜けたら買いでエントリーする、いわゆる「ブレイクアウト」を狙う戦略なんです。
でも、金という銘柄は、FX通貨ペアとは少し違う独自の動きをすることがありますよね。特にトレンドが出やすい特性があるんです。そこで今回、「金ならもっと良い戦略があるんじゃないか？」という仮説のもと、金の買いエントリー部分だけを「ATRcandle long」という新しい戦略に差し替えてみました。他のFX4ペアは、これまで通り「Breakout long」をそのまま維持しています。
「ATRcandle long」というのは、ATR（Average True Range＝平均的な値動きの幅）というボラティリティ（価格の変動幅）を示す指標を使って、今の値動きの勢いを捉え、トレンドの初動でエントリーを狙う戦略なんです。簡単に言うと、「金の値動きの特性にもっと合ったエントリー方法」を探した、というわけですね。
この変更を、リスク設定は1回の取引で口座資金の0.3%まで損失を許容する「risk=0.003」という条件で再評価しました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="試してみたらこんなに良い結果に"&gt;試してみたら、こんなに良い結果に！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、気になる結果はどうだったでしょうか？これが、もう驚きの改善だったんです！
&lt;strong&gt;【変更前（金=Breakout） vs 変更後（金=ATRcandle）の比較】&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;table&gt;
	&lt;thead&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;指標&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;変更前（金=Breakout）&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;変更後（金=ATRcandle）&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;変化&lt;/th&gt;
			&lt;/tr&gt;
	&lt;/thead&gt;
	&lt;tbody&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;総利益&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;+49.7%&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;+66.8%&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;大幅UP！&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;月利&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;0.30%&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;0.38%&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;UP！&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;-7.9%&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;-7.1%&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;改善！&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;PF&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;1.28&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;1.29&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;微改善&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;Sharpe&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;0.21&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;0.25&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;改善&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;どうですか、この結果！&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
	&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;EAが稼いだ合計の利益である**「総利益」は+49.7%からなんと+66.8%へ大幅アップ！**&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;1ヶ月あたりの平均利益率を示す**「月利」も0.30%から+0.38%に向上&lt;strong&gt;しました。
そして、一番注目してほしいのが&lt;/strong&gt;「最大ドローダウン（maxDD）」&lt;strong&gt;です。これは、EAの資金が一時的に最大でどれくらい減ったかを示す割合で、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの。これが&lt;/strong&gt;-7.9%から-7.1%へと改善**したんです！つまり、利益が増えただけでなく、リスクも減った、という理想的な形になったんですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="eaの安定性を測るモンテカルロシミュレーションの結果も改善"&gt;EAの安定性を測る「モンテカルロシミュレーション」の結果も改善！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さらに、EAの将来的な安定性を評価するための重要なテストである**モンテカルロシミュレーション（MC）**でも、素晴らしい結果が出ました。これは、過去の取引履歴をランダムに並べ替えて何度もシミュレーションし、「もしも未来がこうなったら？」という色々なパターンを試すテストなんです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>金（XAUUSD）攻略の新常識？２つのエントリーで利益倍増？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-050/</link><pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-050/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「金（XAUUSD）攻略の新常識？２つのエントリーで利益倍増？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、金（XAUUSD）の自動売買（EA）について、既存のブレイクアウト戦略に新しいエントリー方法を組み合わせて、もっと利益を安定させられないか？というアイデアを検証してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちのEAには、すでに金（XAUUSD）の「ブレイクアウトロング（買い）」という戦略が組み込まれています。これは、価格が一定のラインを上に突き破ったら買いでエントリーする、というおなじみの手法ですね。
今回試してみたのは、「この既存のブレイクアウト戦略に、もう一つ別の買いエントリー戦略を組み合わせたらどうなるだろう？」というアイデアです。具体的には、「ATRcandleロング」という新しい戦略を導入してみました。
「ATR」というのは「Average True Range」の略で、相場の値動きの幅を示す指標のこと。このATRを使ったローソク足（candle）の形を見て、買いでエントリーする戦略なんです。
もし、この2つの戦略がそれぞれ違うタイミングで利益を出してくれたら、全体としてリスクが分散されて、もっと安定した利益になるんじゃないか？という期待がありました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証は、2015年から2024年までの約10年間、金の4時間足（H4）チャートを使って行いました。
システム上、同じ金（XAUUSD）というシンボルで、同時に2つの買いポジションを持つことができません。そこで、既存のブレイクアウト戦略と新しいATRcandle戦略を、それぞれ別のEAとして独立させて動かし、それぞれの損益を最後に合算して全体のパフォーマンスを評価することにしました。
イメージとしては、2人の登山家がいて、それぞれ別の道を登っているけれど、最終的に山頂で合流して、2人分の荷物を合わせて評価する、みたいな感じですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、肝心の検証結果です。今回は、以下の3つのパターンでパフォーマンスを比較してみました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;A単体:&lt;/strong&gt; 新しい「ATRcandleロング」戦略のみ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;B単体:&lt;/strong&gt; 既存の「ブレイクアウトロング」戦略のみ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Combo:&lt;/strong&gt; AとBを組み合わせたもの
それぞれの結果を、リターン（利益率）やドローダウン（最大損失率）、PF（プロフィットファクター）などの指標で見ていきましょう。
&lt;table&gt;
	&lt;thead&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;パターン&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;リターン（ret）&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;最大ドローダウン（DD）&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;シャープレシオ（Sharpe）&lt;/th&gt;
					&lt;th style="text-align: left"&gt;プロフィットファクター（PF）&lt;/th&gt;
			&lt;/tr&gt;
	&lt;/thead&gt;
	&lt;tbody&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;A単体&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;5.41 (+60.5%)&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;-11.2%&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;0.90&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;&lt;strong&gt;1.44&lt;/strong&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;Combo&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;4.86 (+43.4%)&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;-15.9%&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;0.65&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;1.30&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;B単体&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;2.59 (+27.6%)&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;-17.6%&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;0.36&lt;/td&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;1.15&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;この結果を見ると、意外なことがわかりますね。&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;なんと、2つの戦略を組み合わせた「Combo」は、一番成績が良かった「A単体（ATRcandleロング）」よりも成績が悪くなってしまいました。&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
			&lt;tr&gt;
					&lt;td style="text-align: left"&gt;つまり、今回の「金ロングの2エントリー多様化」は、残念ながら&lt;strong&gt;期待した付加価値を生み出すことはできなかった&lt;/strong&gt;、という結論になったんです。&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
					&lt;td&gt;&lt;/td&gt;
			&lt;/tr&gt;
	&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="なぜうまくいかなかったのか"&gt;なぜうまくいかなかったのか？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この結果の理由を深掘りしてみると、主に2つのポイントが見えてきました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>金（ゴールド）で爆益？専用スキャルピングEAを徹底探索！</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-046/</link><pubDate>Thu, 09 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-046/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「金（ゴールド）で爆益？専用スキャルピングEAを徹底探索！」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は「金（XAUUSD）専用のスキャルピングEAって作れないかな？」という、多くの方が気になるテーマに挑戦してみました！
金は値動きが激しいので、「もしかしたら、短い時間でサッと利益を狙うスキャルピング（スキャ）EAがハマるんじゃないか？」と期待する声も多いんですよね。そこで、今回は本気で金の特性に合わせたスキャルピングロジックを探してみることにしました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちが今回考えたのは、大きく分けて2つのアプローチです。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;平均回帰（へいきんかいき）型:&lt;/strong&gt;
これは、「相場はいずれ平均に戻ろうとする」という考え方を利用するものです。具体的には、ボリンジャーバンド（BB）の逆張り（バンドの外に出たら戻るだろうと逆方向を狙う）や、RSI（アールエスアイ＝買われすぎ・売られすぎを示す指標）を使って、買われすぎたら売り、売られすぎたら買う、というロジックですね。
例えるなら、ゴムバンドが伸びきったら元に戻る力を利用するようなイメージです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブレイクアウト型:&lt;/strong&gt;
こちらは、相場が特定の範囲（例えば直近の高値や安値）を突き破った瞬間に、その勢いに乗って利益を狙うタイプです。ドンチャンチャネル（高値安値のブレイクを示す指標）を短期で使うことで、素早いトレンドの初動を捉えようとしました。
これは、壁を突き破った瞬間に一気に駆け出すようなイメージです。
この2つのアイデアをベースに、「M5（5分足）」「M15（15分足）」「M30（30分足）」という3つの時間足でそれぞれ試したり、グリッド（細かい設定の組み合わせ）を変えたりして、なんと合計204通りものパターンを検証してみたんです！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証では、過去のデータを使ってEAの性能を試す「バックテスト」を行いました。
信頼性の高いデータを使うため、2018年から2025年までの「クリーンな期間」（途中のデータ破損があった部分は除外しています）を選んで、じっくりと調べました。
特にこだわったのは、**「コスト後net（ネット）」**での評価です。これ、すごく大事なポイントなんですが、FX取引ではスプレッド（売値と買値の差額、いわゆる手数料みたいなもの）や手数料がかかりますよね。どんなにロジックが良くても、これらのコストを上回る利益が出ないと、結局手元には何も残らないんです。なので、今回はしっかりコストを差し引いた上で、最終的にプラスになるかどうかを見極めました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、ここからが本題です。204通りものパターンを試した結果、どうだったと思いますか？&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="ほとんどが残念な結果に"&gt;ほとんどが「残念」な結果に…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;なんと、最終的に「利益がプラス（net+）」で、かつ「PF（プロフィットファクター＝総利益÷総損失。1を超えると黒字）」が1を超えたロジックは、たったの&lt;strong&gt;3つ&lt;/strong&gt;しかなかったんです…！ 204分の3って、かなり少ないですよね。
これは、統計的に見ると「多重検定ノイズ」と呼ばれる、&lt;strong&gt;偶然たまたまうまくいっただけ&lt;/strong&gt;の可能性が高いレベルなんです。つまり、どんなロジックでもこれだけ試せば、偶然プラスになるものもいくつか出てくる、というくらいの結果だったということですね。
一番良かったものでも、「M15（15分足）の平均回帰型」で、7年間でプラス6.5%という結果でした。年利に換算すると約0.9%…銀行の定期預金とあまり変わらないくらいの数字で、EAとして使うにはかなり厳しいと言わざるを得ません。
ちなみに、今回の検証で採用されたロジックは、ポジション保有期間が「2〜6バー（足）」と非常に短く、きちんと「スキャルピング」として機能していることは確認できました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="コストの壁が厚すぎた"&gt;コストの壁が厚すぎた！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、何よりも決定打となったのが「コスト感度」でした。
例えば、先ほどの最良ロジックが「スプレッド20pips（0.20ドル）」という、かなり好条件な取引環境でプラス6.5%の利益を出したとします。
ところが、もしスプレッドが少し広がって「35pips（0.35ドル）」になった途端、結果は&lt;strong&gt;マイナス13.6%&lt;strong&gt;に転落してしまったんです！
さらに「50pips（0.50ドル）」まで広がると、なんと&lt;/strong&gt;マイナス30%&lt;strong&gt;という大赤字に…。
これって、例えるならフリマアプリでお小遣い稼ぎをしようと頑張って商品を売ったけど、送料と手数料を引いたらほとんど利益が残らなかった、どころか赤字になっちゃった…みたいな状況なんですね。
金の取引では、スプレッドが0.30ドル〜0.50ドルくらいになることも珍しくありません。つまり、現実的な取引環境を考えると、今回のスキャルピングロジックでは&lt;/strong&gt;明確にマイナス&lt;/strong&gt;になってしまう、ということが分かったんです。
せっかく見つけた「優位性(エッジ)」（優位性＝相場で勝つための強み）も、ものすごく楽観的なスプレッドの範囲でしか存在していなかった、ということですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="未来の相場でも通用するウォークフォワードテストの結果"&gt;未来の相場でも通用する？「ウォークフォワードテスト」の結果&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;過去のデータでたまたまうまくいったとしても、未来の相場でも通用するとは限りません。そこで、今回はさらに厳しい「ウォークフォワードテスト」という検証も行いました。
これは、「過去2年間のデータで最適な設定を見つける → その設定で次の1年間の未来の相場を予測するつもりでテストする」というのを繰り返す方法です。これによって、「後知恵」（未来の結果を知った上で設定を調整してしまうこと）を排除し、より実用的な頑健性（どんな相場でも通用する強さ）があるかを見極めることができます。
その結果は…なんと、通算で&lt;strong&gt;マイナス7.0%&lt;/strong&gt;。5回テストして、プラスになったのはわずか1回だけでした。
この結果から、「このロジックには、どんな相場でも通用するような、頑丈な優位性はなかった」と判断せざるを得ません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証から得られた結論は、残念ながら**「金（XAUUSD）のスキャルピングでは、頑丈な優位性を見つけるのは非常に難しい」&lt;strong&gt;ということでした。
なぜかというと、スキャルピングで狙う小さな利幅が、金の取引で発生する&lt;/strong&gt;広いスプレッドを上回ることができない**、という根本的な問題があるんです。
これは過去の研究（研究㉕ORB-96%や研究㊱週末ギャップ崩壊など）でも見られた「高頻度取引（短い時間で何度も取引すること）はコストによって死んでしまう」という現象と全く同じですね。
つまり、「スプレッドを超える大きな利幅を狙うには、ある程度の期間ポジションを持ち続ける必要がある（＝スキャルピングじゃなくなる）」一方で、「スキャルピングのように短い時間で決済しようとすると、利益が小さすぎてスプレッドに負けてしまう」という、&lt;strong&gt;構造的なジレンマ&lt;/strong&gt;がある、ということです。
もし金で利益を狙うなら、今回のスキャルピングのような短い保有期間ではなく、もう少し長くポジションを持つ「トレンドフォロー（相場の流れに乗る）」戦略の方が可能性があるかもしれません。ただし、これまでの研究（研究⑱）でも、クリーンな環境では大きな優位性は見つけにくいという結果も出ていますので、こちらも簡単ではないのが現状です。
金のスキャルピングは魅力的ですが、コストの壁が本当に高いということを、今回の検証から改めて痛感しました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>サテライト・システム爆誕！メインEAを支える安定稼ぎ頭</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/note-2026-06/</link><pubDate>Sun, 05 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/note-2026-06/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「サテライト・システム爆誕！メインEAを支える安定稼ぎ頭」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買(EA)は、ひとつのシステムで全部まかなうよりも、複数のEAを組み合わせることで、より安定した成績を目指せるってご存知でしたか？今回は、メインのEAを補う「サテライト・システム」という新しいアイデアを検証してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の「サテライト・システム」は、メインで使っているEAとは全く違う動きをする、いわば「縁の下の力持ち」のようなEAを目指しました。メインのEAが調子を崩した時でも、このサブシステムが安定した動きをしてくれることで、全体の成績を底上げしてくれるんじゃないか、という狙いですね。
イメージとしては、メインのEAが「ガツンと稼ぐ肉料理」だとしたら、サテライト・システムは「地味だけど栄養満点のサラダやスープ」のようなもの。それぞれ単体では主役になりにくいかもしれませんが、組み合わせることで全体のバランスがグッと良くなるんです。
具体的には、次のような「小さな優位性（優位性(エッジ)）」をいくつか組み合わせてみました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;BB逆張りD1&lt;/strong&gt;: ボリンジャーバンド（BB）というテクニカル指標を使って、価格が行き過ぎたところで逆方向にエントリーする「逆張り」戦略を、日足（D1）という長い時間軸でじっくり狙います。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月替わり&lt;/strong&gt;: 月が変わるタイミングに何か傾向があるんじゃないか？という視点での戦略。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;4&amp;amp;12月&lt;/strong&gt;: 特定の月（4月と12月）に特化した戦略。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;USDトレンド&lt;/strong&gt;: 米ドル（USD）のトレンドを狙う戦略で、特にGBPUSD（ポンド/ドル）とUSDJPY（ドル/円）の通貨ペアに絞って試しました。
これらの戦略を組み合わせることで、メインのEAとは**「無相関」**、つまりお互いの動きがバラバラになるようなシステムを作ろうとしたわけです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このサテライト・システムが本当に効果があるのか、過去11年間のデータを使ってバックテスト（過去検証）を行いました。
リスク設定は「risk0.003」という、かなり控えめな設定で検証しています。これは、このシステム単体で爆益を狙うというよりは、メインのEAと組み合わせたときに、どれだけ全体の安定感が増すかを見るためなんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、このサテライト・システム単体でのバックテスト結果を見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率&lt;/strong&gt;: 11年間で合計+14.2%。月平均にすると約+0.10%くらいですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン（maxDD）&lt;/strong&gt;: -8.3%。ドローダウンとは、一時的に資産が一番大きく減った時の割合のこと。登山で例えるなら、「一番深く谷に落ち込んだ深さ」のようなものですね。-8.3%なら、かなり安定していると言えます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロフィットファクター（PF）&lt;/strong&gt;: 1.16。PFは、総利益を総損失で割った数値で、1を超えていれば利益が出ている、という目安になります。1.16なら、ちゃんと利益が出ていますね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;コア相関&lt;/strong&gt;: 0.29。これは、メインのEA（コア）との相関関係を示しています。0.29という数値はかなり低いので、お互いの動きがバラバラで、リスク分散ができている証拠なんです！
この結果を見ると、単体でも利益は出ていますが、年間で約1.2%と、利益の「規模」は小さめです。なので、プロップファーム（資金提供会社）の審査基準でいう「STEP1」という初期の審査には合格できたものの、これだけで独立してプロップファームの口座を運用していくのは難しい（合格まで時間がかかる）ということが分かりました。
また、検証の過程で1.6%のケースでは、残念ながらプロップファームの基準を満たせないこともありました。これは、どんなEAでも完璧ではない、という現実を教えてくれますね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="このシステムの本当の価値は--分散と底上げ"&gt;このシステムの本当の価値は？ — 分散と底上げ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;では、このサテライト・システムの本当の価値はどこにあるのでしょうか？それは、まさに**「メインのEAの分散材料」&lt;strong&gt;としての役割なんです。
イメージしてみてください。メインのEAが調子良く稼いでいる時もあれば、苦手な相場で少しドローダウンしてしまう時もありますよね。そんな時、メインとは違う動きをするサテライト・システムが、そのドローダウンをカバーしてくれるんです。
具体的には、メインのEAとこのサテライト・システムを&lt;/strong&gt;「併用」**することで、全体のドローダウン（合算DD）を抑えることができます。全体のドローダウンが小さく収まるなら、メインのEAのロットサイズを少しだけ上げて（これを「再レバレッジ」と呼びます）、システム全体の利益を底上げできる可能性があるんです！
つまり、単体で大きく稼ぐEAではなく、メインEAの「守備力」を高め、「攻撃力」も間接的にアップさせる、そんなポジションのEAなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="大事な注意点--苦手な相場は見極めが必要"&gt;大事な注意点！ — 苦手な相場は見極めが必要&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ただし、どんなに良いアイデアでも万能ではありません。このサテライト・システムにも苦手な相場があることが分かりました。
それは、米ドルがどちらの方向にも大きく動くような「USD全体の両方向トレンド」の相場です。こういった相場では、このシステムは損失を出しやすくなる傾向がありました。
もし、この苦手な「負け成分」も含めて運用してしまうと、最大ドローダウンが25%にもなってしまい、プロップファームの審査基準を大きく超えて「失格」になってしまうことが判明したんです。
なので、このサテライト・システムを使う場合は、あくまでメインのEAにとって「良い影響を与える部分」、つまり「正の無相関成分」だけを厳選して組み合わせることが非常に重要になります。
今回の検証で、メインEAの安定性を高めるためのサブシステムの可能性が見えてきました。EAの組み合わせ方次第で、FXの自動売買はもっと奥深く、そして安定したものになっていくかもしれませんね！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>Core System v1.5.0覚醒！新戦略「RSI2スリーブ」で利益加速</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/core-system-v1.5.0/</link><pubDate>Fri, 03 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/core-system-v1.5.0/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「Core System v1.5.0覚醒！新戦略「RSI2スリーブ」で利益加速」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;Core System v1.5.0の最新情報をお届けします！今回のバージョンアップでは、ついに新しい戦略「Connors RSI2 平均回帰スリーブ」が追加され、EAの性能が大きく進化しました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="core-system-v150ついに登場何が変わったの"&gt;Core System v1.5.0、ついに登場！何が変わったの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回のCore System v1.5.0では、EAの収益性と安定性をさらに高めるために、まったく新しい戦略「&lt;strong&gt;Connors RSI2 平均回帰スリーブ&lt;/strong&gt;」を導入しました。この「スリーブ」というのは、EAのメインとなる戦略（トレンド核）に加えて、利益を積み増したり、リスクを分散したりするサブの戦略のことなんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="新しい仲間connors-rsi2-平均回帰スリーブの力"&gt;新しい仲間「Connors RSI2 平均回帰スリーブ」の力！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この新しい戦略は、主にFX市場と株価指数（インデックス）の日足（D1）データを使います。具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;日足の終値が200日移動平均線（200SMA）より上にある、つまり&lt;strong&gt;上昇トレンド&lt;/strong&gt;の時に、&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;Connors RSI2というインジケーター（相場の買われすぎ・売られすぎを判断する指標）が10以下、つまり&lt;strong&gt;売られすぎ&lt;/strong&gt;になっているタイミングで、
「これは良い押し目買いのチャンス！」と判断してエントリーします。
決済は、価格が5日移動平均線に戻ってきたら行い、損切りはATR（平均的な値動き）に基づいて設定しています。
この戦略の最大のポイントは、Core Systemのメインである「トレンド核」戦略と、**ほとんど相関がない（+0.03というほぼ無相関）**ことなんです。これまでの研究（研究116-120）で、「ドローダウン（資産の最大下落幅。登山でいうと、最高地点からどれだけ下りに転じたか、みたいなものですね）を減らしつつ、利益を増やす唯一の方法は、互いに無関係に利益を出せる（正の期待値を持つ）戦略を追加すること」ということが分かっていました。今回のConnors RSI2スリーブは、まさにその「無相関で利益を出せるスリーブ」を実現する大切なピースなんです！
イメージとしては、今まで同じ方向ばかり見ていた投資家たちが、新しい視点を持った仲間と手を組んだことで、全体のポートフォリオがより強固になった、という感じでしょうか。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやってこの新しいアイデアを試したの"&gt;どうやってこの新しいアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この新しいConnors RSI2スリーブは、Core System全体のリスク配分を見直し、FX、指数、そして既存のsat2スリーブと組み合わせて、最適な運用点を探しました。特にConnors RSI2スリーブには、他のスリーブよりも少し多めのリスク（risk0.006）を割り当てて、その潜在能力を最大限に引き出そうと試しています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="厳重なテストで未来を予測"&gt;厳重なテストで未来を予測！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;もちろん、新しい戦略を導入するからには、徹底的なテストを行っています。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>隠れたお宝発見か？別口の利益チャンスを徹底探索！</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-031/</link><pubDate>Thu, 02 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-031/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「隠れたお宝発見か？別口の利益チャンスを徹底探索！」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FX自動売買(EA)で安定して利益を出すには、メインのEAとは違う、独立した利益源を見つけることが大切ですよね。今回は、FXの価格データの中にまだ見ぬ「別口の利益チャンス」がないか、徹底的に探してみた研究結果をお話しします。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちのメインのEAがトレンドフォロー型だとすると、もしトレンドとは関係なく、特定の時期や曜日にだけ現れる価格のクセ、つまり「隠れたお宝」のような利益源が見つかればどうでしょう？
例えば、毎年決まった月に特定の通貨ペアが上がりやすいとか、週の特定曜日にだけ不思議な値動きがあるとか。もしそんな「別口の利益チャンス」が見つかれば、EA全体の成績をさらに安定させたり、利益を積み増したりできるんじゃないか？というのが、今回の研究のアイデアなんです。まるで、メインのエンジンとは別に、予備の小さなエンジンをいくつか搭載するようなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;「隠れたお宝」を探すために、私たちはさまざまな角度から価格のクセを徹底的に検証してみました。
具体的には、次のような「メカニズム」がないかをチェックしましたよ。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;カレンダースリーブ:&lt;/strong&gt; 特定の月や曜日だけEAを動かす、あるいは止めるといった戦略が有効じゃないか？という視点です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;通貨別月別季節性:&lt;/strong&gt; 「この通貨ペアは毎年4月に強い」といった、特定の通貨ペアが特定の月に上がりやすい、あるいは下がりやすいといった傾向がないか探しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リードラグ発掘:&lt;/strong&gt; ある通貨ペアが動いた後、別の通貨ペアが少し遅れて同じ方向に動く、といった関係性（先行・遅行関係）がないか？というユニークな視点ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;自己ラグ1:&lt;/strong&gt; 自分自身の過去の値動きが、未来の値動きに影響を与える（例えば、1時間前に上がったから、今度は少し下がる、みたいな）パターンがないか？も調べました。
これら以外にも、裁定取引（異なる市場間の価格差を利用する取引）のチャンスがないか、特定の時間帯の値動き（イントラデイ）にクセがないか、レンジ相場での逆張りや、売り（ショート）での利益チャンス、複数の通貨ペアをまたいだトレンド（クロスセクショナル・モメンタム）など、本当に多くの異なるメカニズムを試してみました。
そして、これらの検証はすべて「前進検証 (forward validation)」という厳しいテストで行っています。これは、過去のデータでたまたまうまくいったように見えても、未来のデータで本当に通用するのかを厳しくチェックするテストのこと。過去の「偶然の成功」に惑わされないために、とても大切なプロセスなんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、これだけ徹底的に探した結果、どうだったかというと……大きな「お宝」は見つかりませんでした。でも、いくつかの小さな発見はありましたよ。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="カレンダースリーブの発見"&gt;カレンダースリーブの発見&lt;/h3&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;4月と12月のわずかな傾向:&lt;/strong&gt; 年間の利益全体でいうと、約+0.12%くらいの上乗せになる可能性があり、さらにドローダウン（一時的な損失。登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね）も少し抑えられるかもしれない、というごく小さな傾向が見つかりました。ただ、他のEAとの利益の連動性（相関）は0.24とそこそこなので、完全に独立した利益源とは言えなさそうです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月替わりの傾向:&lt;/strong&gt; 以前の研究でも分かっていたんですが、月が替わるタイミングにわずかな傾向があることも、改めて確認できました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;水曜日の検証:&lt;/strong&gt; 水曜日に何か特別な動きがあるんじゃないかと探してみたんですが、残念ながらトレード回数を増やすと、スプレッドや手数料といったコストに負けてしまい、利益にならないことが分かりました。たまにしかトレードしないような「低頻度」の戦略ならコストに耐えられる可能性もありますが、現実的ではありませんでしたね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="通貨別月別季節性の検証"&gt;通貨別月別季節性の検証&lt;/h3&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;8年間で合計+1.7%くらいの利益しかなく、しかも勝った年が9年中4年だけ、という結果でした。他のEAとの相関も0.33とそこそこあるので、これも「大きな別口」とは言えません。残念ながら不採用です。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="リードラグ発掘の検証"&gt;リードラグ発掘の検証&lt;/h3&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ある通貨ペアが動くと、別の通貨ペアが少し遅れて動く、みたいな「先行・遅行関係」は、残念ながら全く見つかりませんでした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;自分自身の過去の値動きが未来に影響するパターン（自己相関）は、例えば「1時間前に上がったから、今度は少し下がるかも」といったごくわずかな反転傾向が見つかりました。でも、その利益は1トレードあたり-0.02%〜-0.04%と本当に小さくて、これまたスプレッドや手数料といったコストを考えると、全く利益にならないことが判明。これも不採用です。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="全体の結論-価格データに大きな別口はなかった"&gt;全体の結論: 価格データに「大きな別口」はなかった！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まとめると、FXの価格データの中から見つかった「本物の別口」は、月が替わるタイミングと4月・12月に現れるごくわずかな季節性くらい。しかも、それぞれ年間0.5%くらいと本当に小さいんです。これらを全部合わせても年間1%程度。私たちが目標としている「月2%（年間24%）」の安定利益には、はるか遠い数字ですよね。
つまり、FXの価格データの中に「これぞ！」という大きな別口の利益チャンスは、どうやら存在しない、という結論になりました。色々な角度から、しかも「前進検証」という厳しいテストをクリアしたものだけを見ても、です。これ以上価格データの中を探しても、それはもう「データ漁り」（data-dredging）になってしまって、再現性のない、偶然の発見に過ぎない可能性が高い、ということなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の徹底的な探索で、価格データの中には「大きな別口」がないことが分かりました。では、私たちが目指す「月2%（安全なドローダウン=一時的な損失で）」という目標を達成するための現実的な道はどこにあるのでしょうか？
私たちの研究では、大きく分けて2つの道に絞られました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「トレンドフォロー」の戦略を徹底的に磨き上げる！&lt;/strong&gt;
価格データの中で月2%の利益を目指すなら、やはり「トレンドフォロー」の戦略を徹底的に磨き上げていくのが唯一の現実的な道だ、ということが改めて分かりました。具体的には、私たちが研究している「fto breakout_h1」という戦略（複数の通貨ペアを組み合わせ、さらに別の情報も加える「オーバーレイ」という手法も使います）が、月2.62%の利益でドローダウン（一時的な損失）も9.4%と、かなり良い水準を出しているんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「価格データ以外の情報」に目を向ける！&lt;/strong&gt;
もう一つは、「価格データ以外の情報」に目を向けること。例えば、「カリー」や「金利差」といった、市場の心理や経済状況を表すデータですね。これらは、価格データとは全く違う動きをするので、もしうまく使えれば、本当に大きな「別口の利益チャンス」になる可能性があります。
ちなみに、私たちが目指している「プロップファーム（資金提供会社）の審査に合格する」という目標は、すでに複数のEAを組み合わせた「分散システム」で、約79%の確率で達成できています。これは、一つのEAに頼るのではなく、色々なEAを組み合わせることでリスクを分散し、安定した成績を出せるようになった、ということなんですね。
今回の研究で、価格データの中の「お宝探し」は一旦終了。これからは、より確実な方法で月2%を目指していきますので、今後の研究にもぜひご注目ください！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="関連コード再現用"&gt;関連コード(再現用)&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この検証は以下のスクリプトで再現できます(リポジトリ参照)。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>弱ロジック多数決？EA組み合わせで安定利益を掴む</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-021/</link><pubDate>Sun, 29 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-021/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「弱ロジック多数決？EA組み合わせで安定利益を掴む」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;研究㉑ 組み合わせの合格確率+M1日中検証
今回は、複数のEA（自動売買プログラム）を組み合わせることで、どれだけ安定して利益を狙えるのか、そしてどんなリスク管理が適切なのかについて検証した結果をお届けします！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアで検証したの"&gt;どんなアイデアで検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買では、一つのEAがどんなに優秀でも、相場によっては苦手な時期がありますよね。そこで私たちは、「もし複数のEAを組み合わせたら、もっと安定するんじゃないか？」というアイデアを検証しています。
イメージとしては、いろんな専門分野のプロフェッショナルがチームを組むようなもの。それぞれのEAが違う動き方をする（これを「無相関」と言います）ことで、どれか一つが調子を崩しても、他のEAがカバーしてくれる。こうすれば、たとえ一つ一つのEAが「ちょっとした優位性」（「弱優位性(エッジ)」と呼んだりします）しか持っていなくても、全体としては安定して利益を積み重ねられるはず！というわけです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したの"&gt;どうやって試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このアイデアが本当にうまくいくのか、いろんな角度からテストしてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="いろんな未来をシミュレーション合格確率テスト"&gt;いろんな未来をシミュレーション！「合格確率」テスト&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、私たちのEAの組み合わせが、たくさんの仮想的な未来（750日間の取引を想定）でどれだけ「合格」できるかを試しました。これは「モンテカルロシミュレーション」といって、まるで「もしもボックス」で未来を何度も覗き見するようなものです。
結果はというと、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスク1%/成分&lt;/strong&gt;（口座資金の1%を一つのEAのリスクに設定するイメージ）で試したところ、最初の関門を**77%&lt;strong&gt;が突破し、最終的に&lt;/strong&gt;64%**の組み合わせが合格しました！これはかなり良い数字です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;途中で大きな損失を出して失格になった組み合わせは9%で、合格したEAの組み合わせは平均261日目には利益が安定し始めていました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;この組み合わせは、一時的な損失の最大幅を示す「ドローダウン」（登山で例えるなら「どれだけ下りに転じたか」のようなもの）が比較的少なかったので、「もっとリスクを上げても大丈夫そう！」と判断して、リスクを少し上げてみたところ、合格率がぐっと跳ね上がったんです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ただし、リスクを1.5%以上にすると、今度は大きな損失で失格するEAが増えてしまうこともわかりました。「リスクとリターンのバランス」って本当に大事なんですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="日中の急な動きにも耐えられるm1日中検証"&gt;日中の急な動きにも耐えられる？「M1日中検証」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、日中の細かい値動き（M1というのは1分足のことです）にもしっかり耐えられるか、「M1日中検証」というテストをしました。これは、特にプロップトレーディング（会社の資金で取引するような、より厳しい環境）を目指す上でとっても大事な検証なんです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;リスク1.5%の設定で、2022年から2025年のデータを使って試したところ、&lt;strong&gt;利益率は+35.8%&lt;/strong&gt;、そして「プロフィットファクター（PF）」は&lt;strong&gt;1.52&lt;/strong&gt;という結果に！PFは総利益を総損失で割った値で、1を超えれば利益が出ている証拠なので、これは素晴らしい成績です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;一番悪い日でも1日の損失は2.67%に抑えられ、1日あたりの損失で失格するEAはゼロ。隠れた問題も一切なく、見事に「合格」しました！&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;このEAの組み合わせは、例えば「金Donchian」のような他の戦略とは違い、日中に相場が急変しても複数のEAが同時に損失を出して「共倒れ」になるリスクが低いんです。また、せっかく出た含み益がなくなっちゃう「含み益吐き出し」も起きにくいことが確認できました。これはプロップトレーディングのような厳しい環境でも勝ち抜く上で、決定的な強みになります！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここまででわかったこと"&gt;ここまででわかったこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまでの検証で、私たちのEAの組み合わせは「無相関の弱優位性分散」という戦略が、非常に効果的であることがわかりました。
要するに、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;低いドローダウン（低DD）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;高い安定性&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;約64%の合格率&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;日中の相場変動にも安全に対応できる&lt;/strong&gt;
という、理想的なバランスが取れた状態に到達したんです。これは、継続的に利益を出して資金を引き出していく（「継続出金」）ための、現実的な道筋が見えてきたと言えるでしょう！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="まだまだ続く実運用前の最重要検証"&gt;まだまだ続く！実運用前の「最重要」検証&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここまで良い結果が出ていますが、実際に運用を始める前には、まだ絶対やっておかなきゃいけない大事な検証が残っています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="未来のデータで本当に通用するか前進検証"&gt;「未来のデータ」で本当に通用するか？「前進検証」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;過去のデータでEAを最適化すると、その過去のデータに「たまたま」合っているだけ、ということがよくあります。これを「選択バイアス」と呼びます。例えば、テストで毎回同じ問題が出ると、答えを覚えてしまって本当の実力が測れない、みたいなイメージですね。
これを避けるために、「前進検証」（OOS=Out-of-Sample検証）というテストをします。例えば、「2016年から2021年のデータでEAの組み合わせを決めて、その組み合わせが2022年から2024年のまだ見ていないデータでどう動くか」を試すんです。これで、本当に未来の相場でも通用するのかを確かめます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="いざという時の備えテールリスク対策"&gt;いざという時の備え！「テールリスク対策」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;それから、2020年のコロナショックのような、めったに起きないけど、起きたらとんでもないことになる大きな相場変動（「テールリスク」と呼びます）への対策も考えておかなければいけません。リスクを控えめに設定しておくか、危機を察知して一時的に取引を止めるような仕組みが必要ですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="現時点でのおすすめリスク設定はこれ"&gt;現時点での「おすすめリスク設定」はこれ！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これらの検証を踏まえて、現時点での推奨リスクは「&lt;strong&gt;1つのEAにつき口座資産の0.7%〜1%&lt;/strong&gt;」くらいが良さそうです。
この設定なら、2020年のコロナショックのような大きな変動があったとしても、ドローダウン（一時的な損失）を10%前後に抑えられる見込みがあります。無理のない範囲で、着実に利益を狙っていきましょう！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>弱くても勝てる？小さな優位性を束ねる驚きの安定術</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-020/</link><pubDate>Sat, 28 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-020/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「弱くても勝てる？小さな優位性を束ねる驚きの安定術」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;今回の検証は「小さな優位性(エッジ)の組み合わせ」がテーマです。たくさんのEAを組み合わせることで、どれくらい安定した運用ができるのか、その可能性を探ってみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXの世界には、相場のちょっとした偏りや優位性、つまり「優位性」を見つけて利益を狙うEAがたくさんありますよね。でも、すごく強力な優位性を持つEAって、なかなか見つかるものではありません。
そこで今回は、**「単体では派手じゃなくても、いくつかの小さな優位性を組み合わせたらどうなるんだろう？」**というアイデアを検証してみたんです。
ポイントは、組み合わせるEA同士が「無相関（むそうかん）」であること。これは、それぞれのEAの動きがバラバラで、お互いにあまり影響し合わない状態のことです。例えるなら、晴れの日が得意なEAと、雨の日が得意なEAを組み合わせるようなイメージですね。そうすれば、どちらか一方が調子を崩しても、もう一方がカバーしてくれるので、全体としては安定しやすいはず、と考えました。
具体的には、こんな感じで通貨ペアと手法を分散させてみました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;USDJPY（米ドル/円）とEURAUD（ユーロ/豪ドル）&lt;/strong&gt;：トレンドフォロー系（相場の流れに乗るタイプ）にADX（トレンドの強さを示す指標）を組み合わせたEA&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EURJPY（ユーロ/円）、GBPNZD（英ポンド/NZドル）、GBPUSD（英ポンド/米ドル）、XAGUSD（銀/米ドル）&lt;/strong&gt;：RSI（買われすぎ・売られすぎを示す指標）を使ったEA
そして、それぞれのリスクは0.5%と小さめに設定しています。もし、どれか一つのEAが大きく負けても、全体の損失が限定的になるように配慮したわけですね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、この組み合わせたEAたちが本当に「無相関」なのかどうかを確認しました。それぞれのEAの日ごとの成績を調べて、その相関関係を計算してみたんです。
結果はなんと、&lt;strong&gt;平均0.00&lt;/strong&gt;！これはつまり「ほぼ無相関」ということ。狙い通り、それぞれがバラバラに動いてくれることが確認できました。
この「分散が効く」という状態は、EA運用においてすごく大事なんです。例えば、あるEAが相場の状況と合わずに負けている日でも、別のEAが違う相場状況で利益を出してくれるかもしれない。そうやって、お互いを補い合うことで、全体としての安定性が高まる、というわけですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この組み合わせを、2016年から2024年までの約9年間でバックテスト（過去のデータでEAの性能を検証すること）してみました。その結果がこちらです！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;トータルリターン:&lt;/strong&gt; +17.7%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン (maxDD):&lt;/strong&gt; -6.3% (9年間)&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロフィットファクター (PF):&lt;/strong&gt; 1.27&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;シャープレシオ (Sharpe):&lt;/strong&gt; 0.69&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;勝ち年:&lt;/strong&gt; 7年間中6年がプラス
いかがでしょうか？
まず、トータルリターンは+17.7%。年利にするとだいたい2%くらいなので、派手さはありませんよね。でも、注目してほしいのは、**「最大ドローダウン -6.3%」&lt;strong&gt;という数字です！
ドローダウンというのは、運用資金が一時的にどれくらい減ったか、を示すものです。登山で例えるなら、「山頂を目指す途中で、どれくらい谷に落ちちゃったか」みたいなものですね。これが9年間で最大でも6.3%しか減らなかったというのは、&lt;strong&gt;驚異的な安定感&lt;/strong&gt;と言えるでしょう。
よくあるプロップファーム（資金提供をしてくれる会社）のチャレンジでは、「最大ドローダウンは10%まで」といった制限があることが多いのですが、これならかなり余裕を持ってクリアできそうです。
また、PF（プロフィットファクター＝総利益÷総損失）が1.27というのも、堅実な証拠です。1を超えると黒字、つまり利益が損失を上回っていることを意味します。このEAは、利益が損失よりも1.27倍大きかったということになりますね。
年間成績も、7年間のうち6年がプラスと、非常に安定していることがわかります。
まとめると、この組み合わせは、&lt;/strong&gt;「派手なリターンはないけれど、非常に低いドローダウンで、とにかく安定して利益を積み上げてくれるEA」**だということが判明しました。まさに、長期的に継続して出金していくという目的にぴったりの特性を持っていると言えそうです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことそして次のステップ"&gt;ここから学んだこと、そして次のステップ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で改めて感じたのは、**「単体でめちゃくちゃ強いEAを探すよりも、無相関な小さな優位性を持つEAをたくさん組み合わせて束ねるのが、着実に利益を出し続けるための現実的な王道なんだな」**ということです。
一発逆転を狙うのではなく、地道にリスクを分散して、全体の安定性を高める。これが、FX自動売買で長く生き残るための秘訣なのかもしれませんね。
もちろん、この結果をさらに良くしていくための課題も見つかっています。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リターンとリスクの最適化:&lt;/strong&gt; 今はドローダウンが非常に低いので、もう少しだけリスクを取って（各EAのロット数を少し上げて）、年利8%くらいを目指せないか？そうすれば、プロップファームの試験合格ももっとスムーズになるかもしれません。リスクとリターンのバランスをどこで取るか、さらに探っていきます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;短い時間軸での検証:&lt;/strong&gt; 今回は比較的長い期間での検証でしたが、M1（1分足）のような短い時間軸での動きも詳しく見て、EAのパフォーマンスをさらに深掘りしていきたいと考えています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;未来の相場での確認:&lt;/strong&gt; 今回の結果は、過去のデータで一番良い組み合わせを選んだ「選択バイアス」の影響を受けている可能性もあります。なので、まだ見ていない新しい期間のデータを使って、本当にこの組み合わせが将来の相場でも「頑丈（頑健）」なのかどうか、しっかり確認していく必要があります。
今回の検証で得た学びを活かして、これからも皆さんに役立つEAの情報をお届けしていきますね！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;</description></item><item><title>期待のEA、幻と消ゆ。未来データが暴く勝てる仕組みの罠</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-019/</link><pubDate>Fri, 27 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-019/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「期待のEA、幻と消ゆ。未来データが暴く勝てる仕組みの罠」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、以前「これはいけるかも？」と期待していたEAの成績が、実はデータの「ノイズ」のせいだったんじゃないか？という疑問を解消するため、「クリーンなデータ」で改めて検証し直してみました。その結果、ちょっと厳しい現実が浮き彫りになったんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまで色々なEAを検証してきましたが、中には「あれ？このEA、すごく良い成績を出してるぞ？」と目を引くものがありました。例えば「金Donchian」というEAがそうですね。
でも、私たちは検証に使うデータが本当に正確なのか、という点にものすごくこだわっています。もしデータの中に「未来の情報」が紛れ込んでいたりしたら、それはまるでテストでカンニングしているようなもの。過去のデータでいくら良い成績が出ても、未来では全く通用しない「偽の優位性(エッジ)（優位性）」になってしまうんです。
以前の検証で、私たちのデータに一部「2026年まで先の未来のデータ」が紛れ込んでいた可能性があることが判明しました。そこで今回は、その未来のデータを取り除き、完全に「クリーン（きれい）」な状態のデータで、過去に良い成績に見えたEAや、一般的なテクニカル指標（移動平均線やRSIなど）を使ったEAをもう一度検証し直すことにしたんです。
「クリーン再スキャン」という名の通り、データという土台を徹底的にきれいにすることで、本当に通用するEAを見つけられるはず！という期待がありました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず、過去に良い成績を出していた「金Donchian」EAを、きれいになったデータで再テストしました。これによって、以前の好成績が本当に実力だったのか、それとも未来データのおかげだったのかがハッキリします。
次に、FXでよく使われる&lt;strong&gt;標準的なテクニカル指標&lt;/strong&gt;を組み合わせたEAを、主要な通貨ペア（USDJPY、EURJPY、GBPNZDなど）ごとに、たくさんのパターンで試してみました。具体的には80通りもの組み合わせを検証したんです。
これは、まるで「たくさんの宝くじの中から、どれか一つでも当たらないか？」と探すようなもの。もし偶然に良い成績が出たとしても、それは「優位性（優位性）」とは言えませんよね。だから、たくさんの試行の中から見つかった成績が、本当に信頼できるものなのか、という視点も持ちながら検証を進めました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;期待とは裏腹に、厳しい結果となりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="金donchian-eaの真実"&gt;金Donchian EAの真実&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;以前はなんと**+21.8%&lt;strong&gt;もの利益を出していた「金Donchian」EAですが、きれいなデータで再検証したところ、利益は&lt;/strong&gt;+5.3%&lt;strong&gt;にまで大幅に縮小してしまいました。これは年間に換算すると、たったの&lt;/strong&gt;0.8%**の利益です。
やはり、以前の好成績のほとんどは、未来のデータ（2026年のデータ）が紛れ込んでいたことによって「良く見えていただけ」だった、ということが判明しました。まるで、テストでカンニングがバレて点数が大幅に下がったようなものですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="クリーンデータでの上位候補も弱い"&gt;クリーンデータでの上位候補も「弱い」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;他にも、クリーンなデータで検証した中で、比較的成績が良かったEAがいくつか見つかりました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;USDJPY&lt;/strong&gt; × トレンド系指標 + ADX：約10.5%の利益（6〜7年間での合計）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EURJPY&lt;/strong&gt; × RSI：約9.2%の利益（5〜7年間での合計）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;GBPNZD&lt;/strong&gt; × RSI：約8.7%の利益（6〜7年間での合計）
これらのEAは、一見プラスの利益が出ているように見えますが、年利に換算するとどれも&lt;strong&gt;1%〜1.6%程度&lt;/strong&gt;にしかなりません。しかも、検証期間中に全く利益が出ない年（最悪年0.0%）もあったりします。
私たちは80通りもの組み合わせを試したので、この程度のプラスの成績は、たくさんの試行の中から「たまたま良い数字が出ただけ」という&lt;strong&gt;多重検定&lt;/strong&gt;（たくさんのテストを繰り返すことで、偶然良い結果が出てしまう現象）の域を出ない可能性が高い、と判断せざるを得ません。
例えば、宝くじを1枚だけ買って当てるのは難しいですが、1000枚買えば当たる確率は上がりますよね。でも、それは「宝くじの選び方に優位性がある」わけではなく、単に試行回数を増やしただけなんです。EAの検証もこれと同じで、たくさんのパターンを試すと、偶然プラスになるものが出てくることがあります。
プロップファーム（資金を借りて運用する会社）のチャレンジなどでよく求められる「年利8%以上」といった目標には、これらの成績は遠く及びませんでした。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の「クリーン再スキャン」で得られた&lt;strong&gt;最終的な結論&lt;/strong&gt;は、少し厳しいものでした。
&lt;strong&gt;「クリーンなデータと、特定の通貨ペアに特化した検証を行っても、標準的なテクニカル指標だけで、強く信頼できる優位性（安定して利益を出せる優位性）は見つけるのが難しい」&lt;/strong&gt;
ということです。
でも、これは決して無駄な検証だったわけではありません！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="残された現実的な道"&gt;残された現実的な道&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;では、これからどうすればいいのか？ いくつか現実的な道筋が見えてきました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;独自のアイデアや別データを探す：&lt;/strong&gt;
標準的なテクニカル指標だけでは難しいなら、私たち独自の、もっと斬新なアイデアを取り入れたり、今まで使っていなかった種類のデータ（例えば、市場の心理を数値化したデータなど）を活用したりする必要があるかもしれません。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロップファームのチャレンジを割り切る：&lt;/strong&gt;
プロップファームの資金獲得チャレンジは、ある意味「計算された小さなリスク」と割り切って、挑戦してみるのも一つの手です。そこで得られる経験や知識は、きっと次のステップに繋がるはずです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;別市場や別手法を検討する：&lt;/strong&gt;
FX市場だけでなく、株式や商品先物など、他の市場に目を向けてみたり、EA以外の裁量トレードや、より長期的な投資手法なども視野に入れてみるのも良いかもしれません。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h3 id="不変の成果信頼できる検証基盤の確立"&gt;不変の成果：信頼できる検証基盤の確立&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、一番の「不変の成果」は、**「データの品質まで含めて、偽の優位性（見せかけの優位性）を何段階にもわたって見破ることができる、信頼性の高い検証基盤」**を確立できたことなんです。
これは、例えるなら「本物のダイヤと偽物のダイヤを確実に見分ける鑑定士の目」を手に入れたようなもの。すぐに稼げるEAは見つからなかったけれど、少なくとも「これはダメだ」「これは偽物だ」というものを自信を持って切り捨てられるようになった、ということです。
この「偽物を見抜く力」こそが、これからのEA探しにおいて、私たちの大切な武器になってくれるはずだと信じています。これからも、本当に使えるEAを見つけるために、地道な検証を続けていきますので、ぜひ応援してくださいね！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>金（ゴールド）とドンチャン戦略！XAUUSDで優位性を探る</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-016/</link><pubDate>Tue, 24 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-016/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「金（ゴールド）とドンチャン戦略！XAUUSDで優位性を探る」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この記事では、FXの自動売買(EA)について、XAUUSD（金/米ドル）と「ドンチャンチャネル」という有名なトレンドフォロー戦略を組み合わせたアイデアを深掘りしてみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回試したのは、「ドンチャンチャネル」というインジケーターを使ったトレンドフォロー戦略を、XAUUSD（金/米ドル）という通貨ペアで動かすEAです。
「ドンチャンチャネル」というのは、簡単に言うと、過去の一定期間の高値と安値を線で囲んだ帯のこと。この帯を価格が上抜けたら買い、下抜けたら売り、というように、トレンドの発生に乗っかって利益を狙うのが「トレンドフォロー」戦略なんですね。
なぜXAUUSD、つまり「金」に注目したかというと、金は昔から「有事の金」と言われるように、世界情勢によって価格が大きく動きやすいんです。一度トレンドが出ると、その流れが長く続きやすいという特性があるため、トレンドフォロー戦略と相性が良いんじゃないか？と考えたわけです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このアイデアが本当に使えるものなのか、いくつかの角度から徹底的に検証してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="パラメータの頑健性をチェック"&gt;パラメータの頑健性をチェック！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、「パラメータ頑健性」というテストを行いました。これは、EAの設定値（パラメータ）を少し変えても、安定して利益が出せるかどうかを確認するものです。もし、特定の数字でしか利益が出ないEAだと、それは「過学習（オーバーフィッティング）」といって、過去の相場に最適化しすぎて、未来の相場では通用しない可能性が高いんです。
例えるなら、料理のレシピで「塩はぴったり5gじゃないと美味しくない！」というよりは、「4gでも6gでも美味しく作れる」方が、どんな状況でも安定して美味しい料理が作れますよね？
今回のEAは、エントリーの期間を示す「entry_n」というパラメータを10〜70まで変えてみても、&lt;strong&gt;なんと全値でプラスの成績&lt;/strong&gt;を出してくれました！ PF（プロフィットファクター = 総利益 ÷ 総損失。1を超えると黒字）も1.13〜3.29と非常に優秀で、特に40〜55くらいの長めの期間で最高の成績を記録しています。これは、特定の期間に最適化された過学習ではなく、幅広い相場に対応できる「強いEA」である証拠なんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="未来予測に強いかウォークフォワードテスト"&gt;未来予測に強いか？ウォークフォワードテスト！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、「ウォークフォワードテスト」という、より実践的な検証を行いました。これは、過去のデータでEAを最適化し、その直後の「まだEAが見ていない未来のデータ」でテストする、というのを繰り返す方法です。まるで、過去問を解いて勉強し、その知識で本番の試験に挑む、というイメージですね。
このテストでは、通算で&lt;strong&gt;プラス11.4%の利益&lt;/strong&gt;を出すことができました。8年間で6年間が勝ち年、最も悪い年でもマイナス2.6%に抑えられています。これは、未来の相場にもある程度通用する可能性を示唆していると言えるでしょう。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="まったくの未知の相場でも通用するoosテスト"&gt;まったくの未知の相場でも通用する？OOSテスト！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さらに厳しく、「OOS（アウトオブサンプル）テスト」も行いました。これは、EAの開発や最適化に一切使っていない、まったく未知のデータでテストする方法です。本番の試験で、まったく見たことのない問題にどれだけ対応できるか、という最終テストのようなものです。
結果は、プラス6.6%の利益、PF（プロフィットファクター）は1.32と良好でした。また、maxDD（最大ドローダウン = 運用資産が一時的に最も減った割合）はマイナス8.3%でした。このテストで「STEP1合格」という一定の基準を満たしたんですが、ランダムな条件で何回もシミュレーションする「モンテカルロシミュレーション（MC）」という手法で合格確率を調べたところ、STEP1の合格確率は43.8%、全体の合格確率は24.5%という結果になりました。これは、かなり厳しい基準の中でも、それなりの確率で合格できる力があることを示しています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で最も注目すべきは、このEAが「統計的一貫性（データ分析的に安定していること）」「ファンダメンタルズの裏付け（金という商品の特性に合致していること）」「パラメータ頑健性（設定値に左右されず安定していること）」という&lt;strong&gt;3つの重要なポイントを全て満たした、初の戦略&lt;/strong&gt;だったということです！
これはまさに、三拍子揃った優等生のようなEAを見つけられた、と言っても過言ではありません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことと今後の課題"&gt;ここから学んだことと今後の課題&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="期待できる点と教訓"&gt;期待できる点と教訓&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証から得られた大きな教訓は、「いろんな通貨ペアをまとめて見るのではなく、&lt;strong&gt;通貨ペアごとの特性に特化してEAを開発・検証する&lt;/strong&gt;と、本当に使えるEAの候補が見つかりやすい」ということです。
特に、金や原油といった「商品市場」は、トレンドが出やすい性質を持っているため、トレンドフォロー戦略とは非常に相性が良いことが改めて分かりました。この「金/商品市場のトレンドフォロー」は、今後EAを開発していく上での有望な軸になりそうです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="まだまだ改善の余地あり"&gt;まだまだ改善の余地あり！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;もちろん、完璧なEAは存在しません。今回のEAにも、いくつか残された課題があります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウンのリスク管理:&lt;/strong&gt; maxDD（最大ドローダウン）が約-8%〜-12%と、私たちが設定している「-10%」という許容範囲にかなり近い水準でした。これは、運用する際の取引量（サイジング）を調整することで、ドローダウンを安全圏に収める工夫が必要になりそうです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;短い時間足でのリスク確認:&lt;/strong&gt; 今回は主に日足などの長い時間足での検証が中心でした。金は日中のボラティリティ（価格の変動幅）が大きいので、1分足（M1）のような短い時間足でのリスクがどうなるか、まだ詳しく確認できていません。これは今後の重要な検証ポイントですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;単一市場への集中リスク:&lt;/strong&gt; 今のところ、XAUUSD（金）という単一の市場に集中しています。もし金の相場がEAに合わない時期が続くと、成績が安定しなくなる可能性があります。そこで、他のトレンドが出やすい通貨ペア（例えばAUDJPY＝豪ドル/円のドンチャン戦略など）も検討し、複数のEAを組み合わせてリスクを分散していくことも考えています。
今回の検証は、非常に大きな一歩となりました。この結果を元に、さらに安全で安定したEAを目指して、引き続き検証を重ねていきますね！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item><item><title>EAの「本当のリスク」発覚！日中変動が暴く隠れた危険</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-012/</link><pubDate>Fri, 20 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-012/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAの「本当のリスク」発覚！日中変動が暴く隠れた危険」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発しているEAの「本当のリスク」を測るための新しい方法を試してみたお話です。これまで見えにくかった「日中の危ない瞬間」をしっかり捉えることで、EAの評価がガラッと変わる、という発見がありました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちが使っているEAの中には、「D1（日足）」という、1日に1回しか足が確定しない時間軸でトレードするものがあります。このタイプのEAは、1日の終わりに損益が確定するので、その日の途中でどれくらい含み損（まだ確定していない損失）を抱えていたか、というのが通常のテストでは見えにくいんです。
でも、EAを動かしている間、口座のお金（equity = 有効証拠金）は刻一刻と変動していますよね？たとえ日足がプラスで終わっても、日中のどこかで大きな含み損を抱えて、危ない橋を渡っていた可能性もあります。
そこで、「D1足で動くEAのトレード中も、M1（1分足）レベルで口座の損益変動をしっかりチェックして、設定している『日次最大損失ルール』に引っかからないか詳細に見てみよう！」というアイデアを試してみました。
これは、まるで登山で「今日の最終目的地まで行けたからOK！」と喜んでいても、途中で滑落寸前になったり、かなり危険な場所を通過していたりするのを見逃さないように、足元までしっかりチェックするようなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが以前から検証している「D1のRSI（相対力指数）を使った逆張りEA」を、日本円（JPY）の通貨ペアで試してみました。
特に、OOS（アウトオブサンプル = EA開発時に使っていない、未来のデータに近い期間）でのテストなので、過去のデータに最適化しすぎていないかを確認する、より実践的な検証方法です。このEAは、以前のテストでは「合格」とされていたものなんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="従来の評価と新しい評価の違いに衝撃"&gt;従来の評価と、新しい評価の違いに衝撃！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、従来の「バー評価」（日足ベースの評価）では、このEAの「最悪の日次損失」はなんと「0.00%」と出ていました。つまり、どんなに悪い日でもルール上の損失は出ていない、「無傷」だと判断されていたんです。
ところが、今回導入した「M1（1分足）での詳細なチェック」では、衝撃の事実が判明しました！
なんと、**2024年4月29日に、日中の含み損が一時的に-6.32%にまで達してしまい、設定していた「日次最大損失ルール」に引っかかって「失格」**と判断されてしまったんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="なぜこんな違いが"&gt;なぜこんな違いが？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;これは、日足（D1）のデータが1日に1回しか記録されないため、その日の途中でどんなに損失が膨らんでいても、もし日足が確定するまでに回復してしまえば、「その日の損失は0」と見えてしまう、というEA検証の「落とし穴」だったんですね。
例えるなら、「今日の体重は朝測ったからOK！」と思っていても、日中にたくさん食べて体重が増えていた時間があったのを見逃していた、というような感じです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="失格の背景には納得感も"&gt;「失格」の背景には納得感も&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ちなみに、この2024年4月29日という日付、何かピンと来ませんか？そう、USD/JPYの「為替介入」があった日として記憶に新しいですよね。
私たちのRSI逆張りEAは、相場の逆を行く戦略なので、介入という一方的な大きな動きに逆らってしまい、結果的に大きな含み損を抱えてしまった、というわけです。これはEAの特性を考えると、非常に納得感のある「被弾」だったと言えます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまでの評価では、「合格率38%」「EV（期待値 = 1回のトレードあたり平均でどれくらい利益が出るか）はプラス7万円」と、なかなか良い成績に見えていました。
しかし、今回のM1詳細チェックで分かったのは、「実はこの期間のテストでは、一発で失格していた」という厳しい現実です。つまり、従来の評価は「楽観的」だった、ということなんですね。
今回の新しい検証方法（研究⑫(A)）によって、EAの「正直な物差し」が手に入った、と言えるでしょう。これまでは「今日の最終地点」しか見ていなかったけれど、これからは「途中でどれだけ危ない目にあったか」までしっかり記録できるようになった、というイメージです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="次のステップ"&gt;次のステップ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の結果を受けて、今後はこの「日中失格」という事実もEAの期待値（EV）やモンテカルロシミュレーション（MC = 多数のシナリオをシミュレーションして、より現実的な結果を予測する手法）にしっかり反映させて、もっと信頼できるEA評価にしていきます。
そして、その上で、どんな相場でも通用する「頑健な優位性(エッジ)（優位性）」を持ったEAの探索（研究⑫(B)や(C)）をさらに進めていく予定です。
EAの真のパフォーマンスを見つける旅は、まだまだ続きますね！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>プロップ挑戦！EAの「期待値」が暴く勝てる仕組み</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-011/</link><pubDate>Thu, 19 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-011/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「プロップ挑戦！EAの「期待値」が暴く勝てる仕組み」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;今回は、FXの資金提供サービス、いわゆる「プロップファーム」のチャレンジについて、私たちが開発したEA（自動売買プログラム）がどれくらいの「期待値（EV）」を持っているのか、少し深掘りして調べてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちが今回目をつけたのは、Fintokeiさんの「クオーツ」という100万円のチャレンジプランです。参加費は12,500円で、1回のトレードでのリスクは口座資金の1%に設定しています。
このチャレンジに私たちのEAが挑戦したら、長期的にはどれくらいの利益が期待できるんだろう？というのが最初の疑問でした。ここでいう「期待値（EV）」というのは、簡単に言うと「このチャレンジに何度も挑戦したとして、1回あたり平均でどれくらいの損益になるか」という数字のこと。例えば、宝くじの期待値がマイナスになるのと同じように、FXでも自分のトレード手法にどれくらいの優位性があるかを測る大事な指標なんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、過去のトレードデータをもとに、未来のシナリオを何千、何万回とシミュレーションする「モンテカルロシミュレーション」という手法を使ってEVを計算してみました。これは、サイコロを何回も振って確率を予測するようなイメージですね。
このシミュレーションでは、チャレンジの合格率（私たちのEAだと38%）、合格後に実際に利益を出金できる確率（9.3%）、そしてチャレンジが続く期間（平均311日）なども考慮に入れて、総合的なEVを算出しました。
最初の計算結果は、なんと**+71,227円**！一見すると、「おお、これは素晴らしい！参加費を払っても、平均してこれだけプラスになるなら挑戦する価値があるぞ！」という数字に見えました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="あれなんかおかしいぞ感度分析でわかったこと"&gt;あれ？なんかおかしいぞ？「感度分析」でわかったこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;しかし、この結果を鵜呑みにするのはちょっと待ってください、と私たちは立ち止まりました。本当にこのEVが正しいのか？何か見落としはないか？
そこで次に、「感度分析」という検証をしてみました。これは、ある特定の条件を変えたときに、結果がどう変化するかを見る手法です。私たちが試したのは、「もし私たちのEAに、トレードの『優位性(エッジ)（優位性）』が全くなかったらどうなるか？」というシナリオです。優位性とは、例えば「この条件が揃うと高い確率で利益が出やすい」といった、勝ちやすい要素のことですね。
もし優位性がゼロ、つまり勝つか負けるかは完全に五分五分のランダムなトレードだったとしたら、期待値は本来ゼロか、プロップファームの参加費や手数料を考えるとマイナスになるはずです。だって、プロップファームのビジネスモデルは、参加者全体で見れば会社が儲かる「ハウス優位」になっているはずですから。カジノでプレイヤーの期待値がプラスになることはありませんよね？
ところが、この「優位性＝ゼロ」という条件でシミュレーションしてみた結果、なんとEVは**+45,753円**というプラスの数字が出てしまったんです！これはもう、「モデルが楽観的すぎる決定的証拠」と言わざるを得ません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="原因はどこにあったんだろう"&gt;原因はどこにあったんだろう？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;なぜこんなに楽観的な数字が出たのか、その原因を深掘りしてみました。
私たちがEV計算に使った「日次リターンMC（モンテカルロシミュレーション）」に大きな落とし穴があったんです。プロップファームのチャレンジでは、「日中の最大損失」や「全体の最大損失」といったルールが厳しく設定されています。例えば、「1日の途中で口座資金が5%減ったら、その時点でチャレンジは失敗」といったルールですね。
ところが、日次リターンベースのシミュレーションだと、この「日中の瞬間的な損失」をうまく捉えきれていなかったんです。たとえるなら、登山で「途中で大きく滑り落ちたら即リタイア」というルールがあるのに、毎日寝る前の標高しか見ていなかったようなもの。日中の滑落（瞬間損失）を見落としてしまうと、実際よりもチャレンジが長く続き、成功する確率も高く見積もられてしまうわけです。
さらに、シミュレーションの設定で「コスト後ゼロ」という前提を置いていたのも原因の一つでした。これは、参加費などのコストを引いた後でも、損益がゼロになるという楽観的な仮定です。実際には参加費がある以上、最初からマイナススタートなので、現実とはかけ離れていました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="今回の検証から学んだこと"&gt;今回の検証から学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、私たちが当初算出した「+71,227円」という総合EVは、残念ながら信用できないという結論に至りました。現在の私たちのEAでは、プロップファームのチャレンジに挑戦しても、実質的な期待値はマイナスである可能性が高い、ということがはっきりしました。
この結果を受けて、私たちはEAの検証方法と開発方針を見直すことにしました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;改善策1：もっと現実的なリスクモデルを作る&lt;/strong&gt;
日中の細かい値動き（M1データなど）をしっかり反映させて、プロップファームの厳しい損失ルールに抵触する可能性を、より正確にシミュレーションできるモデルを作る必要があります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;改善策2：真の「頑健な優位性」を見つける&lt;/strong&gt;
どんな相場状況でも通用するような、より強力で安定した優位性（優位性）を持つEAを開発することが、何よりも重要だと再認識しました。
それまでは、プロップファームのチャレンジに挑戦するとしても、「下振れ（期待値よりも悪い結果になること）」として、参加費を失う可能性をきちんと理解した上で、無理のない「小さな計算済みリスク」として割り切って楽しむ範囲に留めるべきだと考えています。
EA開発は奥が深く、時に厳しい現実を突きつけられることもありますが、こうした検証を重ねることで、より良いEAへと進化させていきたいと思っています。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item><item><title>プロップファーム合格率、EAで予測！驚きのシミュレーション結果</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-010/</link><pubDate>Wed, 18 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-010/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「プロップファーム合格率、EAで予測！驚きのシミュレーション結果」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発しているEA（自動売買プログラム）が、プロップファーム（資金提供会社）のチャレンジに合格できる確率を、過去のデータを使ってシミュレーションしてみたお話です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試したの"&gt;どんなアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXのプロップファームでは、トレーダーに資金を渡す前に、一定の「チャレンジ」というテストを設けていますよね。このチャレンジをクリアできるかどうかは、EAを運用する上でとても大事なポイントになります。
そこで私たちは、過去のEAの成績データから「毎日どれくらい利益が出たり損したりしたか」という日次リターン分布を分析しました。そして、この過去の成績をランダムに組み合わせて、未来のシミュレーションを何度も繰り返す「ブロック・ブートストラップ再標本化」という方法を使ってみたんです。これは、過去の成績カードをシャッフルして何度も引き直し、未来の成績パターンを占うようなイメージですね。
このシミュレーション結果にプロップファームの「合格ルール」を当てはめて、EAがチャレンジに合格できる確率を推定してみよう！というのが今回のアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって合格確率をシミュレーションしたの"&gt;どうやって合格確率をシミュレーションしたの？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="プロップファームのルールを確認"&gt;プロップファームのルールを確認！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回シミュレーションの対象としたのは「Fintokei」というプロップファームです。Fintokeiのチャレンジには、以下のような特徴があります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;取引日数無制限:&lt;/strong&gt; 期間の制限がないため、焦らずじっくり取り組めます。ただし、あまりにも長期間だと現実的じゃないので、今回は最大750日（約2年とちょっと）で区切って評価しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;非対称な目標と失格ライン:&lt;/strong&gt; 利益目標が+8%なのに対して、最大損失ラインが-10%と、損できる幅の方が大きいんです。これは、まるでゴールまで+8点の道のりだけど、失敗しても-10点までは許される、みたいな感じ。このルールは、一度で合格を狙うにはちょっと有利に働く傾向があることが分かりました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="シミュレーションの方法は"&gt;シミュレーションの方法は？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回テストしたEAは、「日足のRSI（買われすぎ・売られすぎを示す指標）が一定以上になったら逆張りする」という、ドル円（JPY）ペアでのEAです。このEAの過去のトレードデータをもとに、何千回、何万回とシミュレーションを繰り返して、それぞれの試行でプロップファームのルールをクリアできたかどうかを判定していきました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="最適なリスク設定を見つけよう"&gt;最適なリスク設定を見つけよう！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;シミュレーションの結果、1回のトレードで口座資金の約1%をリスクに晒す設定で、このEAは&lt;strong&gt;全体合格率が約38%&lt;strong&gt;になることが分かりました！
これはつまり、平均すると2.6回くらい挑戦すれば合格できる計算で、そのための参加費は合計で&lt;/strong&gt;約33,000円&lt;/strong&gt;くらいになる、という結果でした。
面白いことに、トレード1回あたりのリスク量（サイジング）には、一番効率よく合格できる「最適点」があることも判明しました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクが小さすぎると…&lt;/strong&gt; 目標に到達する前にシミュレーション期間が終わってしまう（期限切れ）確率が高まります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクが大きすぎると…&lt;/strong&gt; すぐに最大損失ラインに引っかかって失格してしまう確率が高まります。
これはまるで、車で目的地を目指すときに、アクセルを弱すぎるとゴールにたどり着けないし、踏みすぎるとガス欠で途中で止まっちゃう、みたいなバランス感覚ですね。最適なアクセルワークを見つけることが大事なんです。
ちなみに、全く優位性のない（勝率50%の）EAだと合格率は20.7%くらいというデータがあるのですが、今回テストしたEAは、&lt;strong&gt;ごくわずかな優位性（優位性(エッジ)）があるだけでも、それをはっきりと上回る合格率&lt;/strong&gt;を出せることが確認できました。これは希望が持てますね！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことそして次のステップ"&gt;ここから学んだこと、そして次のステップ！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回のシミュレーション結果は期待できるものですが、いくつか注意点もあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ちょっと楽観的な部分も…&lt;/strong&gt; この結果は、例えば日中の細かい値動きによる一時的な損失（ドローダウン）は考慮していませんし、あくまで過去のデータが未来も同じように続く、という前提に基づいています。なので、実際の運用ではもう少し厳しくなる可能性も考えておく必要があります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;合格と継続出金は別問題！&lt;/strong&gt; チャレンジに合格することと、その後もずっと利益を出し続けて出金し続けることとは、まったく別の話なんです。これは、車の免許を取ることと、その後ずっと無事故で安全運転し続けることとは違う、みたいな感じですね。継続的に出金し続けるには、本当の意味で市場に優位性のあるEA（「真の優位性」があるEA）が必要で、これはまだまだ研究が必要な課題なんです。
次のステップとしては、チャレンジに合格した後、実際に資金をもらって運用を始めた段階での「期待値（EV=Expected Value）」を計算してみようと考えています。つまり、合格してから出金して、最終的にEAがダメになるまでの間に、どれくらいの利益が期待できるか。これとチャレンジの参加費を合わせて、トータルでどれくらいのプラスが見込めるのかを完成させていきたいですね。
今回の研究が、皆さんのEA選びやプロップファームチャレンジの参考になれば嬉しいです！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item><item><title>自動売買EA、正直な総括！シンプル戦略の真実と次の一手</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/note/</link><pubDate>Tue, 17 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/note/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「自動売買EA、正直な総括！シンプル戦略の真実と次の一手」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちがこれまで取り組んできたEA（自動売買）の検証フェーズについて、その総括と、そこから見えてきた今後の方向性をお話ししたいと思います。特に、シンプルなテクニカル指標を使ったEAが実際にどうだったのか、そして次に何を目指すのか、を皆さんにご紹介しますね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試したの"&gt;どんなアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず私たちが試したのは、比較的シンプルで、FXの世界ではよく知られているテクニカル指標を単独で使うEAが、どれくらい通用するのか？というアイデアでした。具体的に使ったのは、次の4つの指標です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;EMA（指数平滑移動平均線）&lt;/strong&gt;: 価格の平均値を計算して、トレンドの方向を見るための指標ですね。普通の移動平均線よりも直近の価格に重みをつけているのが特徴です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Donchian Channel（ドンチャンチャネル）&lt;/strong&gt;: ある期間の最高値と最安値を線で表示して、その線を価格が超えたらトレンドが発生したと見てエントリーするような戦略で使われます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ADX（Average Directional Index）&lt;/strong&gt;: 相場のトレンドに「勢い」があるかどうか、その強さを示してくれる指標です。トレンドの方向ではなく、その強さを見るんですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;RSI（Relative Strength Index）&lt;/strong&gt;: 相場が「買われすぎ」なのか「売られすぎ」なのかを示すオシレーター系の指標です。
これらの指標をそれぞれ単体で使ってEAを作り、主に日本の円が絡むFX通貨ペア（JPY FX）と、金属（ゴールドなど）を対象に、4時間足（H4）や日足（D1）といった時間軸で検証を行いました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したのウォークフォワードテストって何"&gt;どうやって試したの？「ウォークフォワードテスト」って何？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証には、私たちが「&lt;strong&gt;ウォークフォワードテスト&lt;/strong&gt;」と呼んでいる、ちょっと特別な方法を使いました。これは、単に過去のデータ全体でEAの成績を見るだけでなく、もっと実践に近い形での検証なんです。
例えるなら、学校のテスト勉強で「過去問を解く」のと同じです。
普通のバックテストは、過去問を全部見て、傾向を分析して、その過去問で高得点を取る勉強をするようなもの。これだと、その過去問に特化した「カンニング」みたいな状態になりかねませんよね。
でも、ウォークフォワードテストは違います。
「過去問の一部」で勉強して、その勉強した内容で「まだ見たことのない新しい過去問」を解いてみる、というイメージです。これを何度も繰り返すことで、過去のデータに「たまたま」合っていただけのEA（これを「&lt;strong&gt;過剰最適化&lt;/strong&gt;」と呼びます。特定の過去データに合わせすぎて、未来では通用しなくなること）を見破ることができるんです。
つまり、本当に「どんな相場でも通用する力」を持っているEAかどうかを、厳しくチェックするための方法なんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだったお話しします"&gt;結果はどうだった？お話しします&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、肝心の結果ですが……残念ながら、今回の検証で試したシンプルなテクニカル指標を使ったEAは、&lt;strong&gt;どれもウォークフォワードテストで安定して利益を出し続ける「頑健な優位性(エッジ)」（どんな市場状況でも安定して利益を出せる優位性）を見つけることはできませんでした&lt;/strong&gt;。
「頑健な優位性」がないというのは、つまり、一時的に良い成績が出たとしても、それは特定の期間に「たまたま」うまくいっただけだったり、その期間に合わせて設定をいじりすぎた「過剰最適化」の結果だったりする可能性が高い、ということなんです。
これは、実はある程度は想定内のことでした。FX市場は「&lt;strong&gt;効率的市場&lt;/strong&gt;」だと言われることが多く、これは「市場の価格は常にすべての情報を織り込んでいるため、過去のデータから将来の価格を予測して利益を出し続けるのは難しい」という考え方なんですね。
シンプルなテクニカル分析だけで、持続的に優位性を持つEAを作るのは、やっぱり難しいんです。もし、たくさんの単純な戦略を闇雲に試し続けると、「&lt;strong&gt;データ漁り&lt;/strong&gt;」（膨大なデータの中から、偶然良く見えた部分だけを拾い上げて、あたかも優位性があるかのように見せかけてしまうこと。これを「偽陽性」とも言います）に陥る危険性も大きいですからね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことと次の一歩"&gt;ここから学んだことと、次の一歩&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証では、期待していたような「常勝EA」は見つかりませんでしたが、それでも大きな収穫があったんです！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="収穫はあったんです信頼できる検証基盤の構築"&gt;収穫はあったんです！「信頼できる検証基盤」の構築&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証を通じて、私たちは**「信頼できる検証基盤」**をしっかりと確立することができました。これは、どんなEAでも「本当に使える戦略なのか、それとも使えない戦略なのか」を、厳密かつ効率的に判断できるテスト環境のことです。
具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;データ変換の仕組み&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;EAの実行エンジン&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;GPU（グラフィックボード）を使った高速な最適化&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;複数のテストを同時に行う並列処理&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;プロップファームの評価基準に合わせた分析&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;複数のEAを組み合わせたポートフォリオ口座のシミュレーション&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;そして、先ほど説明した「ウォークフォワードテスト」
といった要素が組み合わさっています。
この「使えない戦略を却下できる」能力こそが、実は&lt;strong&gt;資金保全の核心&lt;/strong&gt;なんです。いくら「儲かりそう！」に見えるEAでも、この基盤で厳しくテストすれば、本当に使えるかどうかを見極められます。これは、皆さんの大切な資金を守る上で、何よりも大切な財産だと思っています。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="今後のea開発の方向性"&gt;今後のEA開発の方向性&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の結果を受けて、私たちは今後のEA開発の方向性について、いくつかの選択肢を検討しました。&lt;/p&gt;</description></item></channel></rss>