YouTube動画のロジックを検証する機能を作った話

解説・基盤 · 1 min

『YouTubeで紹介されている手法、実際どうなの?』を確かめたくて、動画から売買ルールを自動で抜き出して検証する仕組みを作りました。その舞台裏と分かったことを紹介します。

YouTubeには「この手法で勝てる!」という動画がたくさんあります。気になるけれど、ぜんぶ手で検証するのは大変です。そこで、動画から売買ルールを自動で抜き出して、そのまま検証にかけられる仕組みを作りました。

どんな仕組み?

ざっくり言うと、こんな流れです。

  1. YouTubeの動画URLを渡す
  2. AI(Gemini)に動画を見てもらい、機械化できるルール(エントリー条件・決済・損切りなど)をJSON形式で抜き出す
  3. 抜き出したルールを、このサイトの検証基盤にかけて、前進検証やM1日中チェックまで通す

ポイントは、動画の「雰囲気」ではなく、プログラムで再現できる部分だけをきっちり抜き出すこと。「目立つ高値で…」のような曖昧な表現は、できるだけ具体的な条件に落とし込みます(落とし込めない部分は、そこが裁量=人の判断、ということになります)。

実際に試して分かったこと

いくつかの有名な動画手法を、この仕組みで検証してみました。結果は…**ほとんどが「機械化すると消える」**でした。

よくあるパターンはこんな感じです。

  • EMAクロス+押し目+3波狙い系: 発見した特定の時間足ではよく見えるのに、別の時間足にすると崩れる(=その時間足のノイズに合っていただけ)
  • 逆張り・偽ブレイク系: 前進検証でプラスが消える
  • 稼ぎの本体が裁量: 動画の「勝てる理由」が、ライン引きや波の数え方など、人の判断に依存していて、ルールに落とすと再現できない

これは「動画がウソ」という話ではありません。配信者さん本人の裁量スキルが効いていることが多く、それは機械(EA)には移せない、ということなんです。

何が嬉しいのか

この仕組みのおかげで、気になる動画を見つけるたびに「抜き出す → 検証 → 結果」を素早く回せるようになりました。怪しい必勝法に時間やお金を使う前に、自分の基盤で確かめられる——これがいちばんの価値だと思っています。

検証は公開されている動画の、開示されている範囲のルールに対して行っています。有料教材などの中身は対象外です。