
研究279 幾何プリミティブ(裁量の数値化ツール)の検証 = 14/14 PASS。実弾経路のdow_structure/support_resistance(sat2)含む6プリミティブ全てで切断不変性(未来不使用の機械的証明)と手計算プロパティが成立・目視監査でも粗誤り無し
経緯: 研究278時点の「幾何ツールは現行未使用」は誤りと判明=sat2(稼働中)のYosugaDowがsupport_resistance(min_level_score=20の実弾フィルタ)とdow_structure(核シグナル)を使用。未テストのまま実弾測定に入っていた。
1. 仮説とねらい
トレンドフォロー系の仮説を検証した記録です。価格データで頑健に残る数少ないエッジの一つがトレンドです。
この検証で確かめたい出発点は次の通りです。
経緯: 研究278時点の「幾何ツールは現行未使用」は誤りと判明=sat2(稼働中)のYosugaDowが
support_resistance(min_level_score=20の実弾フィルタ)とdow_structure(核シグナル)を使用。未テストのまま実弾測定に入っていた。
2. 検証の設計(どう組んだか)
いきなり走らせる前に、後知恵や偽エッジが入り込まないよう検証の枠組みを先に固めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 戦略・ロジック | フラクタル |
| 対象銘柄 | 金(XAUUSD) |
| 時間軸 | H1 |
| くぐらせた関門 | パラメータ頑健性 |
この枠組みで、下のステップを順番にくぐらせていきます(どこかで落ちれば不採用)。
3. 検証の手順(ステップ・バイ・ステップ)
ステップ1: 検証ステップ
まず、切断不変性テスト(ルックアヘッドの機械的検出): 「全データで計算した時点tの値 == tで切ったデータの最終値」を6プリミティブ(dow_structure/support_resistance/channel_lines/volume_profile/nearest_pivot/fib_levels)+sat2実経路のHTF合成(resample→dow→shift1→ffill)で検証=全て厳密一致・未来参照なし。フラクタルはc+n本目確定・ピボットは前期間shift(1)の設計主張どおり。
ステップ2: 検証ステップ
次に、手計算プロパティ: dowの小例(トレンド転換バー・押し安値/戻り高値の値を手で追って厳密一致)・スパイク高値がk+n本目まで レベル化しない確定遅延・サポは現値以下/レジは上・古典ピボット公式P=(H+L+C)/3等の一致と当日HLC非参照・POC=出来高集中帯・VAL≤POC≤VAH・fib/チャネルの側性=全PASS。
ステップ3: パラメータ頑健性の確認
続いて、目視監査(一回性の粗誤り検査): XAUUSD/USDJPY/GBPJPY H1の3窓(2022truss危機・2023金ラリー・2024円乱高下を含む)にsat2実パラメータの検出線を重ね描き→押し安値=確定スイング安値・レベル=密集帯・トレンド背景=上昇局面のみで、逆側/大ズレ/未来線の粗バグ無し(チャートはチャット添付・恒久担保はテスト側)。
ステップ4: 検証ステップ
さらに、VERDICT: 幾何基盤も健全。「線がちゃんと引けているか」への基盤の答え=目視でなく(1)切断不変性で未来不使用を証明(2)幾何性質を定義でテスト(3)価値は統計で審査、を常設化した。研究278と合わせ基盤監査完了=新エッジ探索(carry仮説)へ進める。
ステップ5: 検証ステップ
加えて、開いている道: (1)休眠プリミティブ(channels/fib/vp/pivots)を使う仮説が出た時は個別の意味論テストを追加(今回は共通性質のみ) (2)EA側SleeveSat2とPython YosugaDowの数値同値性の直接照合(現状は静的照合+実測フォワードで間接担保=完全な黄金一致はEA間のみ)。
用語と検証手法
この記事で出てくる主な用語です。
- ロジックと優位性(エッジ): 「ロジック」は売買ルールそのもの(仕組み)。「優位性(エッジ)」はそのロジックが持つ“勝てる性質”(コストや偶然を超えたプラスの期待値)。ロジックは無数にありますが、本物の優位性を持つものはごく一部です。
この検証のつながり
この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。