
合格から出金までの設定を計算し直して32%速くした
研究195 「プロップ合格→出金」ベストパラメータ再計算(v1.12.0株ショックガード後) = 三段運用を更新: 挑戦2.5据え置き・初回出金までkcap1.5→2.0(初回出金+32%)・定常C=15%×kcap1.8→2.5(月次出金1.161→1.815%/破綻はむしろ低下)

図: モンテカルロの考え方(シミュレーション例)。あり得た口座の運命を何千通りも再生し、運の幅ごと評価します。
研究195 「プロップ合格→出金」ベストパラメータ再計算(v1.12.0株ショックガード後) = 三段運用を更新: 挑戦2.5据え置き・初回出金までkcap1.5→2.0(初回出金+32%)・定常C=15%×kcap1.8→2.5(月次出金1.161→1.815%/破綻はむしろ低下) EAのバージョンが「v1.12.0」へ更新され、株ショックガード(急激な相場変動から資産を守る機能)が適用されました。これを受け、プロップファーム(資金提供会社)の試験合格から出金までの運用プランを、最新の相場分布データに基づいて再計算しました。 今回の検証では、挑戦ステージ、合格直後の初回出金、そして安定運用期の三段階に分けて、どこまでリスクを取るのが効率的かを探りました。
| 項目 | 旧プラン | 新プラン |
|---|---|---|
| 初回出金までの期間(中央値) | 169取引日 | 155取引日 |
| 初回出金時の金額(中央値) | ¥11.8k | ¥15.6k |
| 定常運用時の月次出金率 | 1.161% | 1.815% |
挑戦ステージは「据え置き」が賢明
まず、合格を目指す挑戦ステージについてです。リスク設定(kb=cap)を3.0まで引き上げるシミュレーションも行いましたが、期待できる参加費の増加は3〜8%程度にとどまりました。一方で、ストレス値(運用中の心理的・資金的負荷)は17%も悪化します。 現在稼働中のチャレンジ口座への影響と、最大建玉リスクを3%に制限するルール(InpMaxOpenRisk=0.025)との兼ね合いを考えると、リスクを過剰に追うメリットは薄いという結論です。そのため、挑戦ステージはこれまで通り「kb2.5/cap2.5」で据え置きます。
合格後の初回出金は「攻め」の姿勢へ
試験合格後、最初の出金までの運用設定(kcap)は、1.5から2.0へ引き上げるのが正解です。これにより、合格までの期間は155日から159日へとわずかに長くなりますが、肝心の初回出金額が約32%もアップします。 MC(モンテカルロ合格率:シミュレーションによる合格確率)で見ても、高負荷設定でも到達率は99.9%を維持できるため、ここは利益を優先する価値があります。
定常運用は「月次出金1.8%」へ引き上げ
合格後の安定期については、定常出金の設定(C=15%×kcap)を、これまでの1.8から2.5へと引き上げます。これにより、月次の出金期待値は1.161%から1.815%へと約56%向上しました。 興味深いのは、リスク設定を強めたにもかかわらず、破綻リスクはむしろ低下している点です。kcapを3.0まで上げるとさらなるリターンも見込めますが、設定が少しの環境変化で崩れやすくなる「ナイフエッジ」に近づくため、今回はバランスの良い2.5で確定としました。
三段運用のまとめ
今回の検証結果に基づき、以下の設定で運用を更新しました。
- 挑戦ステージ:kb2.5/cap2.5(不変)
- 合格後〜初回出金:kb2.0/cap2.0(旧1.5から引き上げ)
- 定常運用:kb2.0/cap2.5 + C=15%積立出金(旧cap1.8から引き上げ) なお、最大建玉リスクの3%制限は、シミュレーション上のモデル外の要素です。高リスク設定時には実際の運用結果がシミュレーションよりも下振れする可能性がある点には注意が必要です。また、各プロップファームのルール(初回出金の待機期間や最低取引日数など)は、公式発表を必ず確認してください。
この検証のつながり
この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。