FX革命!株式市場が示す新たな優位性

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指数を「シグナル」として使う初の試み: US500の地合い(risk-on=SMA上/off=SMA下)でFXトレンド核のレバを変調。仮説=FXトレンドの危機DDは株式リスクオフと連動、株式は先行情報。lev_series注入(後知恵なし shift1)。

本記事は「FX革命!株式市場が示す新たな優位性」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。

FX自動売買(EA)の開発って、本当に奥が深いんですよね!「もうこれ以上は無理かな?」なんて思う瞬間もあるんですが、まだまだ新しい突破口が見つかるものなんです。 今回は、そんな新たな挑戦のお話。これまでFXのデータだけでEAの改善を考えてきましたが、もし**「株式市場の動き」をFXのEAに組み込んだらどうなるんだろう?** という、全く新しいアイデアを試してみました。まるでFXの「天気予報」に、株式市場の「雲行き」を参考にしてみるようなイメージですね。

どんなアイデア?

私たちのFX自動売買EAは、主にFX市場のトレンドを捉えるタイプなんです。でも、相場が大きく荒れる「危機」の時には、どんな優秀なEAでも一時的に大きな損失(ドローダウン)を出すリスクがあります。 そこで私たちは、「もしかしたら、FX市場の危機的なドローダウンって、株式市場が弱気(リスクオフ)になっている時と連動しているんじゃないか?」と考えたんです。さらに、「株式市場の動きは、FX市場よりも少し早く、未来を教えてくれる先行指標になるのでは?」という仮説を立ててみました。 具体的には、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500(US500)の動きをチェックしました。

  • S&P500が移動平均線(SMA)より上にある時は「市場は強気(リスクオン)だぞ!」
  • 移動平均線より下にある時は「市場は弱気(リスクオフ)かもしれない…」 と判断して、FXのEAが持つレバレッジ(てこの原理で取引量を増やす仕組み)を調整してみることにしたんです。株式市場が弱気な時は、ちょっと慎重にレバレッジを下げて、大きな損失を避けよう、という発想ですね。もちろん、過去のデータでずるをしないように、株式のシグナルは1日ずらして反映させるようにしました(後知恵なし shift1)。

どうやって試した?

このアイデア、まずは私たちのEAの「FXトレードの核となる部分」だけで試してみました。株式市場の動きをフィルターとして、レバレッジを調整する機能を追加してみたんです。 次に、以前からEAに組み込んでいて、すでに効果を上げている「ボラティリティ・ターゲット(vol-target)」という仕組みと組み合わせても試してみました。ボラティリティ・ターゲットは、相場の変動幅(ボラティリティ)が大きくなったらレバレッジを下げる、という自動調整機能です。この二つの異なるアプローチが、それぞれどう作用するのかも知りたかったんです。

結果はどうだった?

いやはや、この結果には私たちも驚きました!

FXトレード核単体でも大きく改善!

まず、株式市場のフィルターをFXのトレード核部分だけに適用してみた結果です。

  • EAの効率性を示すカルマー比率(Calmar Ratio = 年間平均リターンを最大ドローダウンで割ったもの。高いほど優秀)が、0.22から0.31に大きくアップしました!
  • 一番気になっていた最大ドローダウン(一時的な最大損失)も、-44%から-25%へと大幅に改善したんです。 特に、2015年や2018年といった、FXのトレンドEAにとって厳しかった年でも、損失がそれぞれ**-23%から-13%-18%から-13%**に減るなど、危機的な状況への耐性が格段に上がりました。ただし、2022年のように株安と円安が同時に進んだ特殊な年は、このフィルターが裏目に出て、少し悪化するケースもありましたね。どんな状況でも完璧に機能する万能薬はない、ということでもあります。

vol-targetとの相性もバッチリ!

さらに嬉しいことに、以前からある「ボラティリティ・ターゲット」と組み合わせても、EAの性能はさらに改善しました。これは、ボラティリティ・ターゲットが「自分の動き(FXの変動幅)」に反応するのに対し、株式市場のシグナルは「先行する情報」として、お互いを補い合ってくれた証拠なんです。まるで、船の舵取り(vol-target)と、前方の天気予報(株式シグナル)が協力し合うようなものですね!

EA全体に適用したら、ついに次期バージョンが確定!

そして、この素晴らしいアイデアを、現在開発中のEA「Core v1.3.1」の全体に組み込んでみたところ…

  • 通期の最大ドローダウンが**-9.5%から-7.9%に改善**!
  • 総利益を総損失で割ったプロフィットファクター(PF。1を超えると黒字)も、1.57から1.63に上昇
  • カルマー比率も1.02から1.14にアップしました!
  • モンテカルロ分析(未来の不確実性をシミュレーションするテスト)の結果は、変わらず優秀なままでした。 この改善は本当に大きく、もし元のドローダウン(-9.7%)と同じくらいになるようにレバレッジを調整し直せば、月利が0.79%から0.85%へと、約7.6%もアップする見込みなんです! この結果を受けて、今回のアイデアを組み込んだEAを、新しいバージョン「v1.4.0」として確定することにしました!

ここから学んだこと

以前、ユーザーさんから「もうこれ以上EAの性能を上げるのは難しいのでは?」というご意見をいただいたことがあったんですが、私たちもこれまでの研究の限界を感じていました。まるで、登山で「もうこれ以上は登れない天井だ…」と感じるような心境だったんです。 でも今回、FXの価格データだけじゃなく、株式市場の動きという「異なる資産(アセット)の情報」という、全く新しい視点を取り入れることで、本当に突破口を開くことができました。これは、以前の研究95で試した「資金配分」のアイデアがうまくいかなかったのとは対照的ですね。 つまり、FX自動売買の性能を上げるための、まだ未探索の手段や隠れたヒントが、まだまだたくさんあるってことなんです! これからも、市場の状況を自動で判断してレバレッジを調整したり(レジーム検知レバ)、違う時間軸のデータを使ったり(別バー)、機械学習を応用したり(系列ML)と、様々なアプローチで探求を続けていきます!

この検証のつながり

この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。