<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>平均回帰 on FX検証日記</title><link>https://etherpoc.com/ja/categories/mean-reversion/</link><description>Recent content in 平均回帰 on FX検証日記</description><generator>Hugo</generator><language>ja</language><lastBuildDate>Sun, 21 Jun 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://etherpoc.com/ja/categories/mean-reversion/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>EAの真の実力！月利とリスクの最適バランスは？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-127/</link><pubDate>Sun, 21 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-127/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAの真の実力！月利とリスクの最適バランスは？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FX自動売買（EA）の性能を評価する上で、「どのくらい利益が出るのか」と「どのくらいリスクがあるのか」のバランスってすごく大事ですよね。今回は、私たちの最新EAバージョン1.5.0について、**「リスクの取り方を調整したら、月利と最大ドローダウン（一時的な資産の減少幅）がどう変化するのか」**を徹底的に調べてみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAを運用する際、証拠金に対する取引量（いわゆるレバレッジ）を調整することで、リスクの大きさを変えられます。リスクを大きくすればその分リターンも期待できますが、もちろん損失が大きくなる可能性も高まります。
そこで私たちは、&lt;strong&gt;リスクの取り方を変えながら、月利（毎月の利益率）と最大ドローダウン（資産が最大でどれくらい減ったか）の関係を測定&lt;/strong&gt;してみました。ドローダウンは、例えるなら登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの。資産が一時的に減ることは避けられませんが、その幅がどのくらいなら許容できるか、という目安になります。
この検証で分かったのは、&lt;strong&gt;カルマー比（利益とリスクのバランスを示す指標で、1を超えると良好とされます）がだいたい1.0〜1.1の範囲で安定する&lt;/strong&gt;ということ。これは、リスクを増やせば増やすほど利益もそれに比例して増える、という線形な関係が見られた、ということなんです。もし最大ドローダウンが10%だった場合、月利は0.93%〜0.99%くらいになるという目安も分かりましたよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、EAのレバレッジ倍率（リスクの取り方）をいくつか変えてバックテスト（過去のデータでEAの性能を検証すること）を実施しました。
具体的に、いくつかのリスク設定で試してみた結果がこちらです。
ここで言う「MC」は、モンテカルロシミュレーション（過去のデータをランダムに組み合わせて、未来の可能性を予測する手法）での成功率を示しています。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;基準のリスク設定（x1.0）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利: &lt;strong&gt;+0.93%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;最大ドローダウン: &lt;strong&gt;-9.4%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;MC成功率: &lt;strong&gt;96%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;M1 (おそらく特定の指標): 2.42%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクを1.6倍に増やした場合（x1.6）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利: &lt;strong&gt;+1.27%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;最大ドローダウン: &lt;strong&gt;-13.3%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;MC成功率: &lt;strong&gt;91%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;M1: 3.73%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクを2.0倍に増やした場合（x2.0）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利: &lt;strong&gt;+1.46%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;最大ドローダウン: &lt;strong&gt;-15.4%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;MC成功率: &lt;strong&gt;84%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;M1: 4.56%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクを2.4倍に増やした場合（x2.4）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利: &lt;strong&gt;+1.64%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;最大ドローダウン: &lt;strong&gt;-17.6%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;M1: (データなし)
このように、リスクを上げると月利も上がりますが、最大ドローダウンも大きくなるのが見て取れますね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で特に驚いたのは、&lt;strong&gt;以前の研究（研究70）で得られた「安全な範囲（ドローダウン10%以下）」での月利と比べて、大幅に性能が向上している点&lt;/strong&gt;です！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>市場全体の売られすぎ？平均回帰ロジックに新たな優位性</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-126/</link><pubDate>Sat, 20 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-126/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「市場全体の売られすぎ？平均回帰ロジックに新たな優位性」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;研究126 ブレッド連動 平均回帰(市場全体の同時売られすぎ)— ★フィルタは非採用・洞察は本物
今日は、私たちが検証しているEA（自動売買プログラム）の「平均回帰（Mean Reversion）」戦略について、ちょっと面白い研究結果をご紹介しますね！ 平均回帰というのは、株や為替の価格が一時的に平均から離れても、いずれ平均的な水準に戻ろうとする傾向を利用する戦略のことです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちが普段検証している「Connors（コナーズ）」という戦略は、基本的に「個別の銘柄が売られすぎたら買う」というシンプルな平均回帰の考え方に基づいています。
でも、ふとこんなことを考えたんです。「個別の銘柄が売られすぎているときよりも、&lt;strong&gt;市場全体でたくさんの銘柄が一斉に売られすぎているとき&lt;/strong&gt;の方が、反発力って強くないかな？」って。
例えるなら、普段は人気のないお店でも、年に一度の「大バーゲンセール！」でみんなが押し寄せたら、すごい勢いで商品が売れますよね。それと同じように、市場全体で「もうこれ以上は無理！」というくらい投げ売り（これを「キャピチュレーション」と呼びます）が起きたら、その後の反発も大きいんじゃないか、という仮説を立ててみたんです。
この「市場全体でどれくらいの銘柄が同時に売られすぎているか」を示す指標を「ブレッド（breadth）」と呼びます。今回は、このブレッドの動きとEAの成績にどんな関係があるのかを調べてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、EAがエントリーする時点での「ブレッド」の値を見て、そのブレッドが高いグループと低いグループに分けて、それぞれの成績を比較してみました。
具体的には、ブレッドの値が低い順に5つのグループ（Q1からQ5）に分けて、勝率やPF（プロフィットファクター＝総利益÷総損失。1を超えると黒字）などの指標をチェックしたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="予想と真逆-ブレッドが高いほど成績が悪かったんです"&gt;予想と真逆!? ブレッドが高いほど成績が悪かったんです！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さて、私たちの仮説は「ブレッドが高い（市場全体で一斉に売られすぎている）ほど、反発が鋭くて良い成績になるはず！」でしたよね。
ところが、実際にデータを調べてみたら、なんと&lt;strong&gt;真逆の結果&lt;/strong&gt;が出ちゃったんです！&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブレッドが低いグループ（Q1：孤立した売られすぎ）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;勝率：79.9%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF：2.25&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ブレッドが高いグループ（Q5：市場全体の同時売られすぎ）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;勝率：59.7%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PF：0.97
驚きですよね！ ブレッドが高い（市場全体で同時に売られすぎている）ときほど勝率が低くなり、PFも1を下回って、&lt;strong&gt;むしろ負けトレードが多くなる&lt;/strong&gt;という結果だったんです。特にブレッドが0.3以上になると、PFは0.78とかなり悪い数字でした。
これは、「市場全体の投げ売り」が起きているときは、単なる一時的な調整ではなく、「本物のリスクオフ」つまり投資家が本当に危険だと感じて一斉に逃げ出している状況なんですね。こんな時は、いくら売られすぎに見えても、さらに価格が下がり続ける「落ちるナイフ」状態になりやすく、平均回帰がうまく機能しないことが分かりました。
逆に、一部の銘柄だけが売られすぎている「孤立した押し目」の状況は、市場全体は健全な中で一時的に下がっているだけなので、平均回帰が働きやすく、確実な反発につながりやすい、ということなんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="でもその悪いサインを除外してもダメだったんです"&gt;でも、その「悪いサイン」を除外してもダメだったんです…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;「じゃあ、ブレッドが高い（市場全体が売られすぎている）ときはエントリーしないようにすれば、EAの成績は良くなるんじゃない？」
そう思いますよね！ 私たちもそう考えて、ブレッドが高いときにエントリーを避ける「高ブレッド回避フィルタ」を試してみました。
ところが、このフィルタを導入すると、確かに悪いトレードは減るのですが、&lt;strong&gt;EA全体の成績はむしろ悪くなってしまった&lt;/strong&gt;んです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>ナンピンは危険？EAが暴く「損失増幅」の真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-125/</link><pubDate>Fri, 19 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-125/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「ナンピンは危険？EAが暴く「損失増幅」の真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;研究125 ナンピン(含み損買い増し)で損失軽減できるか — ★No(損失を隠して増幅)
FX自動売買(EA)の世界には、色々なトレード戦略がありますよね。今回は、その中でも特に初心者の方が「もしかしたら損失を減らせるかも？」と期待しがちな「ナンピン」について、私たちのEAが実際にどういう結果を出したのか、詳しく見ていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ナンピンってどんなアイデア"&gt;ナンピンってどんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;「ナンピン」というのは、簡単に言うと、持っているポジションが含み損（まだ確定していない損失）になっているときに、さらに同じ方向のポジションを追加して、平均購入価格を下げる戦略のことなんです。
例えば、1ドル150円でドルを買ったとして、その後149円に下がって含み損になったとしますよね。そこでさらにドルを買い増すと、平均購入価格が149.5円くらいに下がるので、「ちょっと戻れば利益になる」という状態を作れるわけです。
これは以前検証した「ピラミッティング」（利益が出ている時にさらに買い増す手法）とは逆で、含み損の時に買い増すことから「逆ピラミッティング」とも呼ばれます。
今回の検証では、このナンピンを「含み損が一定の幅（ATRという、相場の平均的な値動きを示す指標）で増えるたびに、ポジションを追加していく」という形で試してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって検証したの"&gt;どうやって検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、普段から安定した成績を出しているベースのEA（ここでは「robust5」という名前の、FXの1時間足で動くEA）を使って、ナンピンの効果を検証しました。このEAは、もちろん損切り（これ以上損失を出さないように自動で決済する機能）もきちんと設定されています。
この安定EAに、ナンピンの機能を組み込んで、ナンピンする回数を「0回（ナンピンなし）」「1回」「2回」「3回」と増やしていき、それぞれのパターンで過去の相場でどれくらいの成績が出たのか、比較してみたんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="検証結果はどうだった"&gt;検証結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;結論から言うと、ナンピンする回数を増やせば増やすほど、成績が悪くなる一方だったんです！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="成績が悪化"&gt;成績が悪化！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;具体的な数字を見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;PF（プロフィットファクター）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは「総利益 ÷ 総損失」で計算され、1を超えると黒字、高いほど優秀なEAとされます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：1.22&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;1.11に低下&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PFが下がってしまい、EAの効率が悪くなったことがわかります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;総リターン（トータルの利益率）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：+41%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;+28%に減少&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;トータルの利益も大きく減ってしまいました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="ドローダウンが倍増"&gt;ドローダウンが倍増！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、最も衝撃的だったのが、最大ドローダウン（DD）の変化です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大DD（ドローダウン）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは口座資金が一時的にどれくらい減ったかを示すもので、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなものです。この数値が小さいほど、リスク管理ができているEAと言えます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：-13.2%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;-26.9%と、ほぼ倍増！&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これはつまり、相場が予想と反対に動いたときに、資金が半分近くまで減ってしまうリスクが大幅に増えた、ということなんです。かなりヒヤッとしますよね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="プロップファームのルールでは即失格レベル"&gt;プロップファームのルールでは即失格レベル&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;最近、プロップファーム（投資家から資金を預かり、トレーダーに運用させる会社）の審査に挑戦する方が増えています。私たちの検証も、そういったプロップファームの厳しいルールを意識して行っています。
プロップファームの中には、「1日の損失が5%を超えると失格」というルールを設けているところが多いんです。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ナンピンなしの場合：1日だけこの「日次-5%抵触」に引っかかりました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ナンピンありの場合（最大3回）：&lt;strong&gt;2〜3日も抵触&lt;/strong&gt;してしまったんです。
これでは、プロップファームの審査では即失格になってしまいます。最大ドローダウンが27%近くまで増えるのも、プロップファームの「最大損失〇〇%まで」というルールに簡単に引っかかってしまい、資金を失格になるリスクが非常に高いと言えます。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから見えてきたこと結論"&gt;ここから見えてきたこと（結論）&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、はっきりと分かったのは、&lt;strong&gt;ナンピンは決して損失を減らす戦略ではない&lt;/strong&gt;ということです。むしろ、&lt;strong&gt;損失を隠して、いざという時に爆発的に増幅させてしまう危険な戦略&lt;/strong&gt;だということが改めて浮き彫りになりました。
ナンピンをすると、一時的に「小さな損失を出す回数が減る（見かけ上の勝率が上がる）」ように見えることがあります。しかし、その代償として、相場が予想と反対方向に動き続けた場合、&lt;strong&gt;損失が手のつけられないほど巨大化するリスク&lt;/strong&gt;を抱え込むことになるんです。これは、まさに「マーチンゲール」という危険な手法と同じ罠にはまることになります。
例えるなら、小さな石につまずくのを避けようとして、大きな落とし穴に落ちてしまうようなもの。小さな損切りで終わらせられるはずだった損失が、めったにないけれど一度起きると致命的な大損に変わってしまうんですね。
安定して利益を出すEAの基本戦略は、「損は小さく早く、利益は大きく伸ばす」というものです。ナンピンは、この考え方とは真逆をいく手法と言えます。
私たちがEAを選ぶ際の基準（例えばFintokeiというプロップファームのルールに合わせているんですが）でも、ナンピンやマーチンゲール、グリッドトレードといった手法は使わないことが必須なんです。
結論として、ナンピンは、プロップファームの審査を通過することも、安定して資産を増やしていくEAの戦略としても、&lt;strong&gt;採用できません！&lt;/strong&gt;
以前検証した「ピラミッティング（利益が出ている時にさらに買い増す手法）」もプロップファームには不向きという結論でしたが、今回のナンピン（含み損時に買い増す）も同様に、資金を増やすためのポジション追加は、順張りでも逆張りでもプロップファームのルールには合わない、ということが改めてわかりましたね。
皆さんもEAを選ぶ際には、ナンピンのような手法が使われていないか、ぜひチェックしてみてください！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAが覚醒！新ロジック「コナーズRSI2」で勝てる仕組み強化</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-123/</link><pubDate>Wed, 17 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-123/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAが覚醒！新ロジック「コナーズRSI2」で勝てる仕組み強化」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私たちは、EAの新しいバージョンv1.5.0候補として、「Connors RSI2（コナーズRSI2）」という新しいロジック（取引ルール）を組み込むことで、これまでのEAの性能をさらにパワーアップできないか、という検証を進めてきました。そして今回、その検証が無事に完了し、素晴らしい結果が出たので、皆さんにご報告しますね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアだったの"&gt;どんなアイデアだったの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の新しいロジック「Connors RSI2」は、私たちが以前から注目していた「平均回帰（アベレージ・リバージョン）」という考え方に基づいています。これは、株価や為替レートが一時的に大きく変動しても、いずれは平均的な水準に戻ろうとする性質を利用したものです。
具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「終値が200日移動平均線（SMA）より上にある」&lt;/strong&gt;：長期的なトレンドは上昇傾向にあることを確認します。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「RSI(2)が10を下回る」&lt;/strong&gt;：RSI(2)というのは、ごく短期間（2日間）のRSI（相対力指数）で、これが10を下回るということは、「売られすぎ」の状態にあることを示します。まるでゴムが目いっぱい引き伸ばされたような状態ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;この2つの条件が揃ったら買い！&lt;/strong&gt;：まさに「押し目買い」のチャンスと見てエントリーします。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「5日移動平均線（SMA）を上回ったら決済」&lt;/strong&gt;：価格が元の平均的な水準に戻ってきたら、利益を確定します。引き伸ばされたゴムが元に戻ったようなイメージです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「ATRストップ3, D1」&lt;/strong&gt;：もし予想に反してさらに下落してしまった場合に備えて、ATR（アベレージ・トゥルー・レンジ=値動きの幅）を基準にした損切りラインをしっかり設定しています。
このロジックは、トレンドに乗るCore EAとは全く違うタイミングで取引をするため、お互いの弱点を補い合い、ポートフォリオ全体の安定性を高める効果が期待できるんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したの"&gt;どうやって試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、この「Connors RSI2」ロジックが、どんな銘柄でうまく機能するのかを徹底的に調べてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="使える銘柄を探してみた"&gt;使える銘柄を探してみた！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;世界中のFX通貨ペアや株価指数など、全部で26種類の銘柄をバックテストにかけてみたんです。その結果、なんと&lt;strong&gt;15銘柄でPF（プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字）が1.05を超える良い成績&lt;/strong&gt;を出してくれました。しかも、これらの銘柄は、これまで主力としていたCore EAのロジック（トレンド追従型）とは、**ほとんど相関がない（相関が+0.00〜+0.05）**ことが判明したんです！
特に好成績だったのは、JP225（日経平均）やUS30（ダウ平均）といった主要な株価指数で、PFは1.75〜1.98と非常に優秀でした。FX通貨ペアでも、GBPUSD（ポンドドル）がPF1.95、EURGBP（ユーロポンド）がPF1.71など、たくさんの銘柄で良い結果が出ています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="ポートフォリオを組んでみた"&gt;ポートフォリオを組んでみた！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、この選ばれた15銘柄を組み合わせて、一つのポートフォリオとして運用した場合の成績を見てみました。リスク設定を0.005（口座資金の0.5%を1回の取引のリスクに設定するイメージ）として計算したところ、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月平均利益率：+0.25%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;DD（ドローダウン=一時的な最大損失幅。登山でいう&amp;quot;どれだけ下りに転じたか&amp;quot;のようなもの）-5.8%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;PF（プロフィットファクター）：1.44&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Sharpe（シャープレシオ=リスクに対するリターンの効率性を示す指標。高いほど効率が良い）：1.04&lt;/strong&gt;
という結果になりました。特に注目したいのはSharpeレシオ1.04という数値です。これまでのCore EA単体だと0.3程度だったので、Connors RSI2はリスクに対して非常に効率良く利益を出せるシステムだということが分かりますね。そして、Core EAとの相関も+0.03と、ほとんど独立していることがここでも確認できました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="未知の期間で本物か検証"&gt;未知の期間で「本物」か検証！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;バックテストで良い結果が出ても、「たまたま過去のデータに合いすぎただけでは？」という疑問はつきものです。そこで、私たちは「前進検証」という、より厳しいテストを行いました。
これは、まず2015年〜2020年のデータでPF1.1以上の銘柄を11個選抜し（これを「インサンプル期間」と呼びます）、そのEAを**「まだ一度も見たことのない」2020年〜2025年のデータ（これを「アウトオブサンプル期間」と呼びます）で動かしてみる**、という方法です。
結果は…なんと、この&lt;strong&gt;未見の期間でも、月平均利益率+0.17%、DD-3.0%、PF1.38、Sharpe0.94という素晴らしい成績を達成！&lt;/strong&gt; これは、このロジックが特定の期間に最適化されたものではなく、「本物」の優位性(エッジ)（優位性）を持っていることの強力な証拠なんです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>強いラインは勝率UP？EAの常識を覆す検証結果</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-114/</link><pubDate>Mon, 08 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-114/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「強いラインは勝率UP？EAの常識を覆す検証結果」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、EAのトレードで「サポートやレジスタンスのラインが強いほど、勝率も高くなるんじゃないか？」という仮説を検証してみました。もしそうなら、そういう場面では積極的にリスクを取って利益を狙う(例えば、ロット数を増やす)のが効果的じゃないか、というアイデアですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXチャートには、価格の反転ポイントになりやすい「サポートライン」や「レジスタンスライン」がありますよね。これらのラインが「どれくらい強力か」を数値化したものを、ここでは「レベル強度」と呼んでいます。
私たちのEAは、このレベル強度を常に分析しながらトレードしているのですが、もし、このレベル強度が高い、つまり強力なラインがたくさんある相場ほど、EAの勝率も高くなるなら、そういう場面では積極的にリスクを取って利益を狙うのが効果的じゃないか？という仮説を立ててみたんです。
例えるなら、登山で「この山は岩場が多いから、しっかりした装備で行けば良い景色が見られるはず！」と、準備を万全にして臨むようなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この仮説を検証するために、過去のEAのトレード記録を詳しく分析しました。具体的には、それぞれのトレードがエントリーした瞬間の「レベル強度」を計測し、その強度によってトレードを4つのグループ(Q1〜Q4)に分けました。Q1が一番強度が低いグループで、Q4が一番高いグループです。
そして、それぞれのグループで「勝率」や「PF(プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字)」、「平均R(平均リスクリワード比=1トレードあたりの平均利益額を平均損失額で割ったもの。大きいほど良い)」といった成績を比較してみたんです。
もちろん、分析は「後知恵なし」で行いました。これは、トレードが終わった後の情報を使って有利なように分析するのではなく、あくまでエントリーした時点のデータだけで判断した、ということです。公平な結果を見るためには大切なポイントですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、2種類の異なるEAで検証してみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-ブレイクアウトを狙うeaの場合"&gt;1. ブレイクアウトを狙うEAの場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まずは、価格が特定のラインを突き破って進む「ブレイクアウト」を狙うタイプのEAで試してみました。約1900回のトレードを分析した結果、なんと「レベル強度」と「勝率」の間には、はっきりとした関係が見られなかったんです！
つまり、「強度が上がるほど勝率も上がる」とか「強度が下がるほど勝率も下がる」といった、きれいな一直線の関係はなかった、ということですね。相関係数もほとんどゼロで、レベル強度と勝率はほぼ無関係という結果でした。
例えば、レジスタンスラインの強度が低い方から高い方へ見ていくと、勝率が33%→38%→37%→35%と、一度上がってからまた下がる「U字型」のような動きを見せました。サポートラインの強度では、むしろ強度が弱いグループの方がPFが高くなる傾向も見られたんです。これは、強いラインをブレイクするよりも、弱いラインを抜けた方が価格がスムーズに走りやすい、ということを示唆しているのかもしれませんね。
以前の研究でも「ブレイクアウト戦略では、レベルの強度はあまり関係ない」という結論が出ていたのですが、今回もその結果を裏付ける形になりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-押し目買いを狙うeaの場合"&gt;2. 押し目買いを狙うEAの場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、サポートラインでの反発を狙う「押し目買い」のEAで試してみました。このEAは、まさに「レベルの強度が勝敗に直結するのでは？」という仮説が最も活きそうなタイプです。
結果は、ブレイクアウトEAと同様に、「強度が上がるほどきれいに勝率も上がる」というような単調な関係は見られませんでした。
ところが、面白い傾向が見つかったんです！一番強度が弱いグループ(Q1)はPFが0.72と明らかに悪く、トレードがうまくいきません。逆に、一番強度が強いグループ(Q4)もPFが1.24と、そこそこの数字ではあるものの、実は「中程度の強度」のグループ(Q2)がPF1.59、勝率38%と、一番良い成績を出していたんです！
これはまるで、山登りでいう「急すぎる坂道は登りにくいし、平坦すぎる道もつまらない。ほどよい傾斜が一番歩きやすい」みたいな感じですね。つまり、「弱すぎてもダメ、強すぎてもダメ。ほどほどが一番良い」という「逆U字型」の関係が見られた、ということなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、レベル強度について大切なことがわかりました。
それは、「レベル強度」は「そのラインが本物かどうかを見極めるための最低限の基準(足切り)」としては非常に有効だ、ということです。例えば、あまりにも弱いラインではトレードしない、といった使い方は有効なんですね。
これは、以前の研究で「min_level_score(最低レベル強度スコア)が20以上のラインだけを対象にすると成績が良くなった」という結果が出たことと一致します。つまり、この「20」という数値は、「これ以下の弱いラインは無視しよう」という「足切り」の役割を果たしていた、ということなんです。
しかし、「強度が強ければ強いほど、利益も比例して増える」というような「連続的な信号」としては機能しない、ということも判明しました。特に押し目買いEAでは、強すぎるラインよりも「中程度」のラインの方が成績が良かったですよね。
この結果から、「レベル強度が高い相場ほどロット数を増やす」というような「強度に連動してリスクを調整する」戦略は、むしろ逆効果になる可能性が高いと判断しました。なぜなら、一番良い成績を出していた「中程度の強度」のトレードを軽視し、成績が劣化する可能性のある「強すぎる強度」のトレードにたくさん資金を投入してしまうことになるからです。
つまり、今回の仮説「強いラインほどリスクを上げる」は採用しない、という結論になりました。しかし、レベル強度が「足切り」として重要であることは再確認できましたね。現在のEAには、すでにこの「足切り」の考え方が組み込まれているので、今回の検証でEAのシステム自体に変更はありません。
ユーザーさんの仮説は非常に良い視点でしたが、すでに現在のEAロジックに「弱すぎるレベルは除外する」という形で取り込まれていた、ということなんです。検証って奥深いですね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="この検証のつながり"&gt;この検証のつながり&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://etherpoc.com/ja/posts/research-073/"&gt;EAの目覚め！効くラインを数値化、勝てる仕組みの進化&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://etherpoc.com/ja/posts/research-086/"&gt;EA強化の秘策は不発！「レベル重要度」が効かなかった真実&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item><item><title>攻めEAの罠？コア＋ペアがコストに弱い理由</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-109/</link><pubDate>Wed, 03 Jun 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-109/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「攻めEAの罠？コア＋ペアがコストに弱い理由」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを検証したの"&gt;どんなアイデアを検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、「攻めのEA（自動売買プログラム）構成」が、実際のFX取引でかかるコスト（スプレッドや手数料など）にどれくらい耐えられるのか、詳しく調べてみました！
私たちが検証しているEAには、大きく分けて2つのタイプがあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Core（コア）:&lt;/strong&gt; 比較的長い期間ポジションを保有する、安定重視のEA。いわば「守りの要」です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Per-Pair（パーペア）:&lt;/strong&gt; 短い期間で頻繁に売買を繰り返す、積極的なEA。こちらは「攻めの切り札」といったイメージですね。
この検証では、「Core」に「Per-Pair」を組み合わせた「攻め構成」が、いざ本番の環境で動かしたときに、どれくらいのパフォーマンスを維持できるのか？特にコストの影響をどれだけ受けるのかを確かめてみたんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試してみたの"&gt;どうやって試してみたの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず、「Per-Pair」のEAは、その名の通り、一つ一つの取引の保有期間がとても短いのが特徴です。
例えば、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;「Donchian/ATR」という戦略のEAだと、平均で1.2〜1.3日くらいポジションを持っています。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;さらに「FX Connors」という戦略のEAだと、なんと平均0.2日！つまり、数時間で決済されるような超短期売買なんですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;対して、安定重視の「Core」戦略は平均6.8日と、比較的ゆっくり取引します。
これだけ保有期間が短いということは、それだけ頻繁に取引を行うということ。取引のたびにスプレッド（買値と売値の差額）や手数料がかかるので、コストの影響を大きく受けやすい、というのが直感的に分かりますよね。
今回の検証では、実際の取引環境を想定して、**「1pipsのスプレッド追加」と「1ロットあたり7ドルの手数料」**がかかる、という条件でシミュレーションを行いました。これは、いわば「本番のガソリン代や通行料」を上乗せして計算した、というイメージです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さっそく、検証結果を見ていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="攻めのeaはやっぱりコストに弱い"&gt;攻めのEAはやっぱりコストに弱い！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;予想通り、取引回数が多く、保有期間が短い「攻めのPer-Pair」EAは、「Core」EAに比べて、取引コストの影響を非常に大きく受けることが分かりました。登山でいうと、短い坂を何度も上り下りするようなもので、そのたびに体力（コスト）を消耗する、という感じでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="具体的な数字で見てみよう"&gt;具体的な数字で見てみよう&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;シミュレーションで設定した「実費（+1pip+$7/lot）」を考慮すると、パフォーマンスは次のように変化しました。&lt;/p&gt;
&lt;h4 id="直近の好調期現レジームでの影響"&gt;直近の好調期（現レジーム）での影響&lt;/h4&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利:&lt;/strong&gt; コストがかかる前は月平均2.43%だった利益が、**1.86%**に減少しました。約23%の利益減ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウン（DD）:&lt;/strong&gt; 一時的な資金の減少を表すドローダウンは、**-10.4%**となりました。ドローダウンは、登山で頂上を目指している途中で、一時的にどれだけ下りに転じたか、というようなものです。
それでもまだ魅力的な数字ではありますが、コストがかかると利益が減り、一時的な損失（ドローダウン）は大きくなる傾向が見られました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h4 id="長期的な視点通期での影響"&gt;長期的な視点（通期）での影響&lt;/h4&gt;
&lt;p&gt;もっと長い期間で見た場合、コストの影響はさらに顕著になりました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利:&lt;/strong&gt; 1.38% → **0.91%**に減少。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウン（DD）:&lt;/strong&gt; なんと-14%だったものが、**-28%**にまで悪化してしまいました！これは、資金が一時的に倍近く減ってしまうリスクがある、ということ。
つまり、取引コストと、もし相場環境が悪化する時期（弱レジーム）が重なると、「攻めのEA」は非常に脆くなってしまう、ということがはっきりしました。
特に、保有期間が極端に短い「FX Connors」という戦略は、コストの影響を強く受けることが分かりました。この「FX Connors」戦略を除外してシミュレーションし直すと、長期のドローダウンが-25%に改善する結果も出ています。なので、もし「攻めのEA」を本番で使うなら、この「FX Connors」戦略は外した方が良いかもしれませんね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="結論攻めは割り切りが大事"&gt;結論：攻めは「割り切り」が大事！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証から見えてきた一番大切な結論は、**「攻めのEA構成は、保守的なCore単独のEAに比べて、実際の取引コストに非常に弱い」**ということでした。
もし「攻めのEA」を使ってみたい場合は、いくつか注意が必要です。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>複数EA融合！自動売買の新境地へ</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-101/</link><pubDate>Tue, 26 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-101/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「複数EA融合！自動売買の新境地へ」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買（EA）って、一つだけでも十分すごいんですが、もし複数のEAを上手に組み合わせられたらどうなると思いますか？ 今回は、そんな「EAのブレンド」に挑戦した研究のお話です。特に「Core」と「Per-Pair」というタイプのEAを組み合わせることで、どんな面白い結果が出たのか、一緒に見ていきましょう！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは今回、主に3つのEA（自動売買プログラム）を組み合わせてみました。例えるなら、それぞれが違う個性を持った料理人、といったイメージでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Core v1.4.0（コア）&lt;/strong&gt;: これは私たちの主力EAで、安定した成績を目指すタイプです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Satellite（サテライト）&lt;/strong&gt;: ボリンジャーバンド（BB）というテクニカル指標を使った逆張り（相場の行き過ぎを狙う）が得意なEAです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Per-Pair（パーペア）&lt;/strong&gt;: 個別の通貨ペアの特性を活かして、積極的に利益を狙いに行く「攻め」のEAです。
これらのEAがそれぞれどんな動きをするか（これを「相関」と言います。似た動きをするほど相関が高いと表現します）も調べました。CoreとSatelliteの相関は0.38、CoreとPer-Pairは0.49、SatelliteとPer-Pairは0.16でした。相関が低いほど、お互いの弱点を補い合って、リスクを分散できる可能性が高まります。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、これら3つのEAを色々なパターンで組み合わせて、過去の相場でどれくらいの成績が出たかを検証しました。特に注目したのは、「Core」と「Per-Pair」を同時に動かす「併走」という形です。それぞれのリスク設定（1回のトレードでどれくらい損失を許容するか）を「0.0025」という控えめな値に設定して、もしもの時の最大損失額（これを「M1」と呼びます）がどうなるかも厳しくチェックしました。
技術的な話になりますが、複数のEAを同時に動かすと、同じ通貨ペアで重複したポジションを持ってしまうことがあります。そういった細かいバグを避けるために、&lt;code&gt;reconstruct_dedup&lt;/code&gt;という特別な処理も加えて、正確に検証できるように工夫しています。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="coreとper-pairの組み合わせが大当たり"&gt;CoreとPer-Pairの組み合わせが大当たり！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;なんと、CoreとPer-Pairを均等にブレンドした結果が、一番良い成績を出しました！ 具体的には、&lt;strong&gt;ドローダウン（一時的な資産の落ち込み）を10%に抑えた場合で換算すると、月利がこれまでのCore単体の+1.66%から、なんと+2.34%にアップ！ 約40%もの改善&lt;/strong&gt;が見られました。
これは、相関が0.49とそこそこ高めにもかかわらず、Per-Pairの高リターンをCoreの安定感がうまく支え、全体のパフォーマンスを押し上げてくれたんです。まるで、安定感のあるベテラン職人と、攻めの若手職人が協力して、素晴らしい作品を作り上げたようなイメージですね！
残念ながらSatelliteは、この組み合わせにおいては足を引っ張ってしまう結果だったので、今回は除外する判断となりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="どんな相場環境でも通用する本物の分散効果"&gt;どんな相場環境でも通用する「本物の分散効果」&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;このブレンドシステムがすごいのは、特定の相場環境だけでなく、&lt;strong&gt;どんな相場でも安定して良い結果を出せる&lt;/strong&gt;という点です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;相場が難しかった時期（2015年〜2020年）&lt;/strong&gt;: Core単体だと月利0.54%だったのが、ブレンドすると0.61%に改善。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;相場が好調だった時期（2021年〜2026年）&lt;/strong&gt;: Core単体で月利2.75%だったのが、ブレンドすると3.04%に改善。
このように、相場が難しい「弱気相場」でも、好調な「強気相場」でも、両方でパフォーマンスが向上しました。これは、特定の相場にだけ強い「まぐれ」ではなく、**どんな状況でも力を発揮できる「本物の分散効果」**があることを示しています。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="具体的なパフォーマンスは"&gt;具体的なパフォーマンスは？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;現在（直近の相場環境2022年〜2026年）のデータで見ると、このCoreとPer-Pairのブレンドは、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利が約2.5%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ドローダウンが8〜9%（10%以内！）&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プロフィットファクター（PF）が1.4&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PFとは「総利益÷総損失」のことで、1を超えるとトータルで黒字という意味です。1.4はかなり優秀な数字と言えますね。
という素晴らしい結果が出ています。
過去全体（難しい相場も含む）で見ると、月利1.38%、ドローダウン14.1%と、少しドローダウンが大きくなります。これは難しい相場では一時的に損失が大きくなる可能性もある、ということを示しています。
また、複数のEAを同時に動かした際の1日あたりの最大損失額（M1）も厳密に検証したところ、&lt;strong&gt;最悪でも3.90%で収まり、リスク設定を超過した日は1日もありませんでした&lt;/strong&gt;。これは、安心して併用できる証拠ですね。
Per-Pair単体だと月利1.8%でドローダウン8%だったのですが、Coreと組み合わせることで、ドローダウンをほぼ同じに抑えつつ、月利を2.5%まで大きく伸ばせたんです。相関が高めでも、リスクを増やさずにリターンを増やせる「本物の併走効果」がここでも確認できました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の研究は、私たちがこれまで試してきた「自律探索セッション」の集大成のようなものです。11種類の新しいアイデアを試した中で、特に**「Core本体の改良」と「CoreとPer-Pairの併走」という2つのアイデアが、本物の改善をもたらしてくれる&lt;strong&gt;ことが分かりました。
FXのEA開発って、「もうこれ以上は良くならないんじゃないか？」と思ってしまうこともあるんです。でも、今回の研究で、&lt;/strong&gt;「天井は無い」ということを改めて実感**しました。固定観念にとらわれず、新しい切り口で試行錯誤を続ければ、まだまだ性能を突破できる可能性が残されているんだ、と。
そして、厳密な検証ルール（例えば、たまたま良い結果が出ただけの「プラセボ効果」ではないか、様々な期間で本当に通用するか、など）をしっかりと守ったからこそ、本当に有効なアイデアだけを選び出すことができました。
今回のブレンド戦略は、既存のEAをそのまま組み合わせて使えるので、新しいコードを開発する必要がありません。つまり、**すぐにでも試せる「攻めの確定構成」**として、皆さんのEAポートフォリオの選択肢に加えていただけるかもしれませんね！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAの進化は止まらない！新ロジック探索の旅</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-097/</link><pubDate>Sun, 24 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-097/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAの進化は止まらない！新ロジック探索の旅」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究97-99では、EAの成績をさらに伸ばすために、これまでとは違う新しい「軸」（＝視点やロジック）を追加したらどうなるか、いろんなアイデアを試してみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試してみたの"&gt;どんなアイデアを試してみたの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;EAの性能を一段階引き上げるために、今回は主に5つの新しいアイデアを検証してみました。どれも「もしかしたら、これでEAがもっと賢くなるかも？」と期待を込めたものばかりです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-個別通貨ペアに株式市場フィルターを組み合わせる"&gt;1. 個別通貨ペアに「株式市場フィルター」を組み合わせる？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ドル円やユーロドルなど、特定の通貨ペアに特化したEAに、株式市場の動きを判断材料として加えてみたらどうなるか、というアイデアです。例えば、「株式市場が荒れている時は、ちょっと取引を控えめにしよう」といったイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-fx全体のトレンドに合わせてレバレッジを調整する"&gt;2. FX全体のトレンドに合わせてレバレッジを調整する？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;複数のFX通貨ペア全体が、どれくらい同じ方向（例えば上昇トレンド）に動いているかを見て、EAの取引量（レバレッジ）を自動で変えてみよう、という試みです。全体的に強いトレンドが出ている時は積極的に攻めて、そうじゃない時は控えめに、といった考え方です。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="3-eaが休む時間に平均回帰戦略で稼ぐ"&gt;3. EAが休む時間に「平均回帰」戦略で稼ぐ？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;僕たちのEAが普段取引しないような「相場の空き時間」、特に相場が荒れてリスクオフになりやすい時に、何か別の戦略で利益を狙えないかな？と考えました。そこで、「平均回帰」という、価格がいずれ平均的な水準に戻ろうとする性質を利用する戦略を組み合わせてみました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="4-heikin-ashiでノイズを除去してブレイクアウトを狙う"&gt;4. Heikin-Ashiでノイズを除去してブレイクアウトを狙う？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ロウソク足って、ギザギザしててノイズが多いですよね。そこで、「Heikin-Ashi（平均足）」という、ロウソク足の動きを滑らかにしてくれる表示方法を使って、余計なノイズを取り除いた（これを「denoising（デノイジング）」と言います）状態で、ブレイクアウト（価格がこれまでの抵抗線を突破して大きく動くこと）を狙ってみたらどうかな？というアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="5-株式市場が絶好調ならもっと積極的に攻める"&gt;5. 株式市場が絶好調なら、もっと積極的に攻める？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;株式市場がすごく元気な「強いリスクオン」の時って、FXも動きやすくなることがありますよね。そこで、そういう時にEAの取引量（レバレッジ）をさらに増やして、もっと利益を狙ってみたらどうだろう？というアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="それぞれの結果はどうだったお伝えします"&gt;それぞれの結果はどうだった？お伝えします！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、気になる検証結果ですが、残念ながら期待通りにはいかないものがほとんどでした…。、それぞれの結果をお話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="1-個別通貨ペアに株式市場フィルターは残念二度手間でした"&gt;1. 個別通貨ペアに「株式市場フィルター」は残念！二度手間でした&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;結果は**「効果なし」&lt;strong&gt;でした…。なぜかというと、実は個別の通貨ペアの動きって、すでに株価指数とか金の価格とかに影響を受けている部分が大きいんです。だから、改めて株式市場のフィルターをかけようとしても、すでにEAがその情報を間接的に使っていた、つまり&lt;/strong&gt;「ちょっと二度手間になっちゃってた」**ってことなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="2-fx全体のトレンドに合わせてレバレッジ調整はちょっと惜しい既存機能と被っちゃった"&gt;2. FX全体のトレンドに合わせてレバレッジ調整は、ちょっと惜しい！既存機能と被っちゃった&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;単体で試すと、確かにちょっとは成績が良くなったんです（月利でいうと+0.33%くらい）。でも、すでに稼働しているメインのEA（僕たちのEAでいう「Core」の部分ですね）に組み込んでみると、実は今使っている**「株式市場の動きを判断するシグナル」&lt;strong&gt;（これはv1.4.0というバージョンで導入済みの機能なんです）と、ほとんど同じような役割を果たしていることが分かりました。どちらも「相場が危ない時にリスクを減らそう」という考え方なので、両方入れると&lt;/strong&gt;「あれ、これって同じこと二回やってない？」**ってなっちゃう冗長さがあったんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="3-eaが休む時間に平均回帰戦略はほとんど意味なし"&gt;3. EAが休む時間に「平均回帰」戦略は、ほとんど意味なし…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;これも残念ながら**「効果なし」**でした…。平均回帰って、実は相場が元気な「リスクオン」の日にも利益を出すことが多くて、僕たちが狙った「リスクオフ限定」で試しても、11年間でたった+1.2%しか利益が出なかったんです。これじゃあ、ほとんど意味がないですよね。メインのEAとの相性も特に良くなく、お互いに邪魔はしないけど、かといって助け合うわけでもない、という結果でした。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="4-heikin-ashiでノイズ除去ブレイクは遅延が命取りに"&gt;4. Heikin-Ashiでノイズ除去ブレイクは、遅延が命取りに…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ノイズが減れば、より本物のブレイクアウトを見つけやすくなるんじゃないか、と期待したんですが、これも残念な結果に…。Heikin-Ashiを使うと、確かに動きは滑らかになるんですが、その分**「ラグ」（価格の動きを捉えるまでの時間的な遅れ）が大きくなってしまう**ことが分かりました。結果として、普通のロウソク足でブレイクアウトを狙うよりも成績が悪化してしまい、試した通貨ペアの3分の2で成績が落ち込むという残念な結果に終わりました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="5-株式市場が絶好調ならもっと攻めるのは利益は増えたけどリスクも増大"&gt;5. 株式市場が絶好調ならもっと攻める！…のは、利益は増えたけど、リスクも増大！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;確かに、これでトータルのリターン（利益）は少し増えました。でも、それ以上に**「ドローダウン」（EAが一時的に抱える含み損の最大幅。登山でいうと「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね）も大きくなってしまった&lt;strong&gt;んです。
結果として、「Calmar Ratio（カルマー比率）」という、利益とリスクのバランスを見る指標が悪化してしまいました（1.08から1.01に低下）。カルマー比率は、純粋な利益を最大ドローダウンで割ったもので、数値が高いほど効率的に利益を出せている、と判断できます。つまり、リスクを取りすぎたせいで、効率が悪くなってしまった、ということなんですね。結局、v1.4.0で導入済みの&lt;/strong&gt;「対称版」**（リスクオンとリスクオフでバランス良く調整する方）が一番良いという結論になりました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>定番指標は万能か？EA検証で判明した真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-094/</link><pubDate>Thu, 21 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-094/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「定番指標は万能か？EA検証で判明した真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、FXの自動売買（EA）でよく使われるテクニカル指標、RSI、SMA（移動平均線）、そしてフィボナッチ・リトレースメントが、私たちのEA「Core System v1.3.1」をさらにパワーアップしてくれるのか、それとも単体で使える「新しい利益の源」になるのかを徹底的に調べてみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;みなさんも、RSIやSMA、フィボナッチといったおなじみの指標はご存知ですよね？これらは多くのトレーダーが裁量トレードでも使っていますし、EAでもよく利用されます。
そこで今回、私たちはこれらの指標を大きく分けて2つの使い方で検証してみることにしました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;単体で「新しいEAのロジック」として使えるか？&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;特に注目したのは、&lt;strong&gt;フィボナッチ・リトレースメント&lt;/strong&gt;を使った「押し目買い」（&lt;code&gt;FibPullback&lt;/code&gt;）戦略です。トレンド中に一時的に価格が戻ったところで買う、という王道の戦略ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;RSIを使った逆張り戦略（Connorsという手法）も試してみました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;ol start="2"&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;既存のEA「Core System」の「フィルター」として使えるか？&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;私たちのCore Systemには、「BreakoutLong」（ブレイクアウト戦略＝レンジを抜けた方向に順張りでエントリーするロジック）があります。このロジックに、RSIの買われすぎ・売られすぎの条件や、SMA（移動平均線）の傾き（トレンドの方向性）といったフィルターを追加したら、もっと成績が良くなるんじゃないか？というアイデアです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="新しいロジックとして試す場合"&gt;新しいロジックとして試す場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まずは、フィボナッチ・リトレースメントを使った押し目買い戦略を、単独のEAとしてバックテスト（過去のデータで検証）し、さらに「前進検証」（フォワードテストに近い、未来の相場をシミュレーションするテスト）にかけてみました。これは、本当に機能する「優位性(エッジ)」（優位性）があるのかを見極めるためです。
RSIを使った逆張り戦略も同様に検証し、さらにはフィボナッチとRSIを組み合わせた場合も試しました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="フィルターとして試す場合"&gt;フィルターとして試す場合&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、Core Systemのブレイクアウト戦略に、様々なフィルターを追加してテストしました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;RSIフィルター:&lt;/strong&gt; 「RSIが70以下（買われすぎではない）の時にだけエントリーする」といった条件です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;SMAの傾きフィルター:&lt;/strong&gt; 「SMAが上向き（上昇トレンド）の時にだけロングでエントリーする」といった条件です。
これらのフィルターを「裸のブレイクアウト」（何もフィルターをかけていない素のブレイクアウト戦略）に適用し、成績がどう変わるかを確認しました。そして、もし良い結果が出たら、実際にCore System v1.3.1に組み込んで、システム全体の成績にどんな影響があるかを比較したんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、ここからが本番です！期待と不安が入り混じる検証結果、お話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="単体で新しいeaとして使えるか"&gt;単体で新しいEAとして使えるか？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、フィボナッチ・リトレースメントの押し目買い戦略です。これは単体で「本物のトレンド優位性」（相場で優位性がある明確な傾向）を持っていることが、前進検証の6回中5回を通過したことで確認できました！これは素晴らしい！
…と、思いきや、ちょっと残念な点があったんです。
この戦略と、Core Systemの主要なロジックとの「核相関」を調べてみると、なんと&lt;strong&gt;0.82〜0.86&lt;/strong&gt;という非常に高い数値が出ました。これは、「Core Systemがすでに捉えているトレンドと、ほぼ同じトレンドを狙っている」ということなんです。まるで、すでに宝の地図を持っていて、その地図で別の人が同じ宝を見つけてきた、という感じでしょうか。
さらに、PF（プロフィットファクター＝総利益÷総損失。1を超えると黒字）も&lt;strong&gt;1.13〜1.14&lt;/strong&gt;と、黒字は出るものの、Core SystemのPF（約1.57）に比べるとかなり低い水準でした。つまり、新しい利益の源にはならないし、Core Systemとは違う動きをするのでリスク分散になる、という価値も見出せなかったんです。
RSIを使った逆張り戦略に至っては、FXではあまり機能せず、小さな損失が出る結果となりました。以前の研究でも分かっていたことですが、改めて確認できた形です。
そして、フィボナッチとRSIを組み合わせても、相関が0.42に下がるだけで、結局優位性は消えてしまいました。うーん、これはちょっと残念な結果ですね…。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>相場を読む！最適ロジックと月利の現実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-091/</link><pubDate>Tue, 19 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-091/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「相場を読む！最適ロジックと月利の現実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回の研究では、今の相場にピッタリ合うEAを見つけること、そしてよく聞く「月利4%」という目標がどれくらい現実的なのか、さらにそれを超える新しいEAの可能性を探ってみました！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXの相場って、実はいつも同じ顔をしているわけじゃないんですよね。まるで季節が変わるように、円安が進んだり、金が上がったりと、得意なトレンドが変わっていくことがあります。私たちはこれを「レジーム（相場環境）」と呼んでいます。
今回の研究の大きなアイデアは二つありました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「今のレジームに合ったEA」を見つけること:&lt;/strong&gt; 直近の相場環境で特にパフォーマンスが良いロジックはどれなのか、予測的なテスト方法を使って探ってみました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「それぞれの通貨ペアに特化したEA」を作ること:&lt;/strong&gt; 例えば、ドル円にはドル円が得意なロジックを、ゴールドにはゴールドが得意なロジックを、というように、各銘柄に最適な「型（アーキタイプ）」を選んで組み合わせたら、もっと良いEAができるんじゃないかと考えたんです。これは「per-pair特化」システムと呼んでいます。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="未来を予測するためのテスト方法"&gt;「未来を予測する」ためのテスト方法&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;EAの検証では、過去のデータでどれだけ勝てたかを見る「バックテスト」が一般的ですよね。でも、それだけだと「過去の相場に最適化されすぎただけで、未来では通用しない」ということもありえます。
そこで今回は、ちょっと工夫したテスト方法を使いました。2017年から2023年までのデータでEAを「訓練」して、そのEAがまだ見たことのない「未来のデータ」、つまり2024年から2026年のデータでどれだけ通用するかを評価する「予測的ホールドアウト」という方法です。これにより、より現実に近いパフォーマンスを測ることができます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="今の相場を分析してみた結果"&gt;「今の相場」を分析してみた結果&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;この方法で直近の相場（レジーム）を分析したところ、ある特徴が見えてきました。どうやら今は**「金（ゴールド）のロング（買い）と、円クロスのロング（買い）トレンド」が強い**時期のようです。具体的には、XAUUSD（ゴールド/ドル）が大きく利益を出し、USDJPY（ドル円）、EURJPY（ユーロ円）、AUDJPY（豪ドル円）、CADJPY（カナダ円）といった円が絡む通貨ペアのロングも好調でした。反対に、米ドルが絡む他の通貨ペアは、今のところあまり良い結果を出していません。まさに「円安・金高」の相場環境なんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="月利4は夢物語現実を直視してみた"&gt;「月利4%」は夢物語？現実を直視してみた&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;FXのEAを探していると、「月利4%」なんて魅力的な数字を耳にすることがありますよね。でも、これって本当に現実的な目標なんでしょうか？
私たちは、月利4%を目標に設定し、同時にドローダウン（DD = 口座残高が一時的に最大でどれくらい減ったかを示す指標。登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなもの）を10%以内に抑える、という条件で、様々なアプローチを試してみました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;既存のEAのレバレッジを上げてみた:&lt;/strong&gt; 私たちが主軸としている「Core v1.3.0」というEAで、月利4%を目指してレバレッジを上げてみたんです。結果は、月利は思ったほど伸びず、DDは50%を超えるような大きなものになってしまいました。レバレッジを上げれば利益が線形に伸びるわけではないんですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;直近で好調なEAを組み合わせた「バスケット」:&lt;/strong&gt; 今の相場環境で特に成績が良いEAをいくつか集めて運用してみたところ、月利4%を達成するにはDDが約22%にまで膨らんでしまうことが分かりました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;per-pair特化システムで挑戦:&lt;/strong&gt; 今回の新しいアイデアである「per-pair特化」システムでも試しましたが、良い相場環境（好レジーム）ではDDを18～20%に抑えられましたが、年間を通じて見るとやはり月利4%とDD10%の両立は不可能でした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ボラティリティ（値動きの大きさ）を考慮した調整:&lt;/strong&gt; さらに、値動きの大きさに応じてリスクを調整する手法も試しましたが、これも改善にはつながりませんでした。
これらの結果から、&lt;strong&gt;月利4%を安定して、かつドローダウンを10%以内に抑えて達成するのは、極めて困難である&lt;/strong&gt;という現実を突きつけられました。Calmar Ratio（カルマー比率 = 年間平均純利益を最大ドローダウンで割ったもの。高いほど効率が良い）という指標で見ても、月利4%を達成するには現実的にはありえないほどの数字が必要になります。私たちは、決して「都合の良い数字」を捏造するようなシステムは作りません。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="per-pair特化が予想以上の成果"&gt;「per-pair特化」が予想以上の成果！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;月利4%の壁は厚かったものの、今回の研究で生まれた「per-pair特化」システムは、非常に有望な結果を出しました！
これは、先ほど説明したように、各通貨ペアや銘柄に最適なロジックを選んで組み合わせたEAです。具体的には、以下の9ペアにそれぞれ得意なロジックを割り当てました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EA強化の秘策は不発！「レベル重要度」が効かなかった真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-086/</link><pubDate>Thu, 14 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-086/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EA強化の秘策は不発！「レベル重要度」が効かなかった真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発しているFX自動売買(EA)の一つ「BreakoutLong」について、あるアイデアを試した結果をお話しします。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試したの"&gt;どんなアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;以前、別のEA「yosuga」を検証した際、「水平レベルの重要度」という考え方がとても有効でした。水平レベルというのは、チャート上のサポートライン（下値支持線）やレジスタンスライン（上値抵抗線）のような、多くのトレーダーが意識する価格帯のこと。その中でも「より多くの人が意識しているであろう重要なレベル」を特定し、それをトレード判断に活かす、というアイデアです。
「yosuga」では、この「レベル重要度」を使って、強いサポートラインでの押し目買い（価格が一時的に下がったところで買う逆張り戦略）を成功させることができました。
そこで私たちは、「このアイデアをBreakoutLongにも適用したらどうなるだろう？」と考えたんです。BreakoutLongは、まさにこの水平レベルを「ブレイク（突破）」した時にエントリーするEAですよね。
具体的には、&lt;code&gt;min_level_score&lt;/code&gt;（ミニマムレベルスコア）という設定を導入して、「ある程度の重要度がある水平レベルを抜けた時だけエントリーする」ようにしてみました。狙いは、以前の研究（研究85）でBreakoutLongの課題となっていた「相関ドローダウン(DD)」を減らすこと。ドローダウン(DD)というのは、例えば登山でいう「山頂からどれだけ下りに転じたか」のように、最大資産から一時的にどれだけ損失が出たかを示す指標です。ブレイクアウトEAは、相場がノイズのように小さな動きを繰り返すときに、無駄なエントリーで損失を出しやすい傾向があります。この「ノイズのような小さいブレイク」を避けて、もっと「本物のブレイク」だけを狙うことで、DDを改善できるんじゃないか？という期待がありました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この&lt;code&gt;min_level_score&lt;/code&gt;という設定を、様々な重要度の閾値（例えば「レベルスコアが10以上」とか「15以上」など）で変えながら、過去のデータでバックテストを行いました。複数の通貨ペアをまとめて検証する「バスケットテスト」や、直近の期間でのパフォーマンスを見る「前進検証」など、様々な角度から徹底的に効果を検証したんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった--残念期待外れに終わりました"&gt;結果はどうだった？ — 残念！期待外れに終わりました&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;結論から言うと、残念ながらこのアイデアはBreakoutLongの強化にはつながりませんでした。むしろ、いくつかの点でパフォーマンスが悪化してしまったんです。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;バスケットテストのドローダウンが悪化！&lt;/strong&gt;
複数の通貨ペアを同時に検証した結果、重要度が高いレベルだけに絞り込もうとすると、ドローダウンが改善するどころか、&lt;strong&gt;むしろ悪化してしまいました&lt;/strong&gt;（例: -36.5%から-40.9%へ）。さらに、トレード効率を示すPF（プロフィットファクター = 総利益 ÷ 総損失。1を超えると黒字で、数字が大きいほど効率が良い）も、重要度を上げるほど&lt;strong&gt;単調に悪化&lt;/strong&gt;（10.98 → 6.53 → 5.53）してしまったんです。これはつまり、重要なレベルだけに絞りすぎると、かえってトレードチャンスを逃してしまったり、損切りが増えてしまったりした、ということなんですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;前進検証でも改善なし&lt;/strong&gt;
直近の期間でテストする「前進検証」でも、従来のBreakoutLong（&lt;code&gt;plain&lt;/code&gt;と呼んでいます）が6回中4回成功したのに対し、レベル重要度を適用したバージョンも同じく6回中4回で、&lt;strong&gt;改善は見られませんでした&lt;/strong&gt;。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;どんな設定でも従来のEAに勝てず&lt;/strong&gt;
&lt;code&gt;min_level_score&lt;/code&gt;の設定値を色々変えてテストする「パラメータ頑健性」の検証でも、どんな設定にしても従来のBreakoutLongのパフォーマンス（PF 10.98）を超えることができませんでした。つまり、&lt;strong&gt;どの設定にしても、従来のEAより効率が悪かった&lt;/strong&gt;、ということになります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;M1（1分足）でのポジション過多も微減&lt;/strong&gt;
1分足で検証した際、同時に保有できるポジション数の上限に達してしまう「抵触」が少しだけ減ったものの（3日から1日へ）、ドローダウンや最大同時損失（MC）はわずかに悪化してしまいました。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと--ブレイクアウトeaの宿命"&gt;ここから学んだこと — ブレイクアウトEAの「宿命」&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の結果から、とても大切な教訓が得られました。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="レベル重要度は押し目には効くけどブレイクには効かない"&gt;レベル重要度は「押し目」には効くけど「ブレイク」には効かない！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;以前「yosuga」で成功した「レベル重要度」のアイデアは、実は「押し目買い（逆張り）」のような戦略にはとても相性が良いんです。なぜなら、「強いサポートラインで買う」というロジックそのものが、レベルの重要性に依存しているから。
でも、BreakoutLongのような「ブレイクアウト（順張り）」のEAの場合は、すでに「抵抗線を抜ける」というロジックが組み込まれています。そこにさらに「重要なレベルを抜けた時だけ」という条件を重ねてしまうと、&lt;strong&gt;条件が厳しすぎ（過剰拘束）て、せっかくのトレードチャンスを逃してしまう&lt;/strong&gt;ことが分かりました。
これはまるで、美味しい料理を作ろうとして、調味料をたくさん入れすぎたら、かえって味がごちゃごちゃになってしまった、みたいな感じですね。以前行った「上位時間足フィルター（研究62）」や「出来高プロファイル（研究78）」の検証でも、同様にブレイクアウトEAのパフォーマンスを下げてしまった経験がありましたが、今回も同じタイプの失敗だったと言えます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="ブレイクアウトeaのドローダウンはエントリーの質の問題じゃない"&gt;ブレイクアウトEAのドローダウンは「エントリーの質」の問題じゃない！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で最も重要な発見は、BreakoutLongが抱える「相関ドローダウン」の原因は、「エントリーの質が悪かったから」というよりも、&lt;strong&gt;「トレンドフォロー型EAの宿命」のようなものだ&lt;/strong&gt;、ということです。
相関ドローダウンとは、複数のEAや通貨ペアが同じタイミングで損失を出すこと。これは特に、相場がトレンドを出さずに「chop（レンジ相場）」を繰り返したり、「レジーム減衰期（トレンドが弱まり、方向感がなくなる時期）」に入ったりすると、複数のトレンドフォロー型EAが同時に逆行して損失を出しやすいんです。
これは、どんなにエントリーの条件を厳しくするフィルターをかけても、根本的には解決できない問題だ、ということが今回の研究で改めて明らかになりました。例えるなら、晴れた日はみんなで同じ方向に走れるけど、急に嵐が来たらみんなで同じように足を取られてしまう、みたいなイメージです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="ドローダウン管理の本当の解決策は"&gt;ドローダウン管理の本当の解決策は？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;このことから、BreakoutLongのようなトレンドフォロー型EAのドローダウンを管理する本当の解決策は、以下の3つのアプローチだと改めて確信しました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>月利+37%の秘密！EA最適ブレンドで稼ぐ仕組み</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-081/</link><pubDate>Sat, 09 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-081/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「月利+37%の秘密！EA最適ブレンドで稼ぐ仕組み」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;複数のEAを組み合わせることで、単体で運用するよりも安定して利益を増やせる可能性があるってご存知ですか？ 今回は、私たちが検証してきた3つのEAを「どう組み合わせたら一番効率が良いか」を徹底的に調べた結果をお届けします！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXの自動売買(EA)って、一つだけを動かすのもいいけれど、複数のEAを「チーム」として一緒に動かす「ポートフォリオ運用」という考え方があるんです。まるで、野球チームでピッチャー、キャッチャー、野手と役割分担するように、それぞれのEAの得意な部分を活かして、全体の成績を良くしよう！というイメージですね。
今回試したのは、私たちがこれまで検証してきた信頼性の高い3つのEAです。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;core_system_v1.1.0 (コアシステム)&lt;/strong&gt;：私たちの主力EAの一つです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;satellite (サテライト)&lt;/strong&gt;：ボリンジャーバンドを使った逆張り戦略のEA。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;satellite2 (サテライト2)&lt;/strong&gt;：ダウ理論などの裁量判断に近い動きをするEA。
これらのEAを「どんな割合で組み合わせたら、一番利益が出て、かつリスクも抑えられるか」を探るのが今回の目的です。特に重要視したのは、**ドローダウン（DD）**という指標です。これは「資産が最大でどれくらい減ったか」を示す数字で、例えば資産が100万円から90万円に減ったらドローダウン10%となります。登山でいうと、「どれだけ頂上から下りに転じたか」のようなものですね。今回はこのドローダウンを「10%以下」に抑えることを目標にしました。
また、EA同士の「相関」も見てみました。相関というのは、EA同士の動きがどれくらい似ているかを示す指標です。例えば、2つのEAが同じタイミングで利益を出したり損失を出したりするなら相関は高く、それぞれバラバラな動きをするなら相関は低い、という感じです。相関が低いEAを組み合わせると、リスクを分散しやすいと言われています。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;coreとsatelliteの相関は0.43&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;coreとsatellite2の相関は0.47&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;satelliteとsatellite2の相関は0.19
でした。数字が0に近いほど、それぞれが独立した動きをしている、ということになりますね。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちは、これら3つのEAの過去の「日次リターン（毎日どれくらいの利益が出たか）」のデータを使って、さまざまな組み合わせをシミュレーションしてみました。
具体的には、「ドローダウンを10%以下に抑える」という条件のもと、どのEAをどれくらいの比率で組み合わせれば、&lt;strong&gt;月利（1ヶ月あたりの利益率）が最大になるか&lt;/strong&gt;を探索したんです。
最初は、「リスクを多く取れば、その分リターンも増えるだろう」というざっくりとした近似値で計算し、最適な組み合わせを探し出しました。この段階では、あくまで「理論上はこうなるはず」という目安ですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;シミュレーションの結果、とても面白い発見がありました！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="初期シミュレーションの結果近似値"&gt;初期シミュレーションの結果（近似値）&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、ドローダウンを10%に抑えた場合、それぞれのEA単体と組み合わせた時の月利を比較してみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;core単体:&lt;/strong&gt; 月利0.60% / シャープレシオ(Sharpe Ratio)1.17 / モンテカルロシミュレーション勝率(MC)91%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;em&gt;補足: シャープレシオは「リスクの割にどれだけ稼げたか」を示す指標で、高いほど効率が良いとされます。MCは「過去の取引をシャッフルして何度も試した時に、何%の確率で利益が出たか」を示す値です。&lt;/em&gt;
これに対して、組み合わせ運用では……&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;core + satellite2 の組み合わせ:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利0.82% (+37%)&lt;/strong&gt; / ドローダウン10% / シャープレシオ1.25 / MC92%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これが今回のシミュレーションで&lt;strong&gt;最も良い結果&lt;/strong&gt;となりました！ core単体と比べて、なんと月利が&lt;strong&gt;約37%もアップ&lt;/strong&gt;したんです。リスク（ドローダウン）は同じ10%に抑えられているのに、これはすごいですよね！
では、他の組み合わせはどうだったのでしょう？&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;3つのEAを均等に組み合わせた場合:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利は0.58%と、core単体よりも悪化してしまいました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;特に、&lt;strong&gt;satellite (ボリンジャーバンド逆張り戦略)&lt;/strong&gt; は、シャープレシオが0.38と低く、全体の収益を引っ張ってしまうことが分かりました。つまり、このEAはポートフォリオに入れると「足を引っ張る」存在になってしまうので、収益を最大化するなら&lt;strong&gt;除外した方が良い&lt;/strong&gt;という結論になりました。
この結果から、「ベテラントレーダーの裁量判断のような動きをするEA（satellite2）が、主力EAであるcoreシステムに加わることで、単体運用よりも実利として大きく月利を上積みできる」ということが理論的に示されたんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="もう少し詳しく見てみよう精密な結果"&gt;もう少し詳しく見てみよう！(精密な結果)&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;初期のシミュレーションでは「近似値」で月利+37%という結果が出ましたが、より現実に近い「同一口座で複数のEAを動かした場合」を想定して、さらに精密なシミュレーションを行ってみました。EA同士の相関（動きの似ている度合い）も考慮されるので、ドローダウンの数値などが少し変わってくるんです。
精密なシミュレーションの結果は以下のようになりました。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>ボリューム・プロファイルVSスイングレベル！EA優位性はどっち？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-078/</link><pubDate>Thu, 07 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-078/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「ボリューム・プロファイルVSスイングレベル！EA優位性はどっち？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;今回のEA検証では、前回注目した「ボリューム・プロファイル」という分析手法を、すでに効果が確認されているEAの基本戦略に組み込んで、その実力を試してみました。特に、以前から「これは使える！」と評価している「スイング・レベル」というフィルターと比べて、どちらが優秀なのかをじっくり検証したんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試してみたの"&gt;どんなアイデアを試してみたの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;前回の研究（研究77）で、私たちは「ボリューム・プロファイル（出来高分布図）」というものが、相場の「効くレベル」を見つけるのに役立つんじゃないかと期待していました。ボリューム・プロファイルというのは、特定の期間でどの価格帯でどれくらいの出来高があったかを示すグラフで、市場参加者の活動が活発だった場所が視覚的にわかるんです。特に、一番出来高が集中した価格帯を「POC（Point of Control）」、出来高の約70%が集中する範囲を「バリューエリア（Value Area）」と呼びます。
今回はこのボリューム・プロファイルを、私たちが普段使っている「ダウ理論（トレンドの方向性を判断する基本的な考え方）」と「MTF（複数時間軸分析。例えば1時間足と4時間足を同時に見て相場を分析すること）」、そして「押し目買い・戻り売り（上昇トレンド中の押し目や下降トレンド中の戻りで売買する戦略）」というEAの基本的な戦略に組み込んでみました。
目的は、以前の研究（研究73）で非常に有効だと判明した「スイング・レベル（相場の波の高値・安値を捉えるフィルター）」と同じ土俵で、ボリューム・プロファイルがどれくらい効果を発揮するのかを比較することです。EAの基本戦略という土台の上に、どのフィルターがより良いエントリーポイントを絞り込んでくれるのか、いわば「最強の網」を探すようなイメージですね！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって検証したの"&gt;どうやって検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証にあたっては、ボリューム・プロファイルから得られる情報のうち、特に効果がありそうな2つの設定を試しました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;vp0.5:&lt;/strong&gt; バリューエリアの中心に近い価格帯をフィルターとして使う設定。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;vp1.0:&lt;/strong&gt; POC（最も出来高が集中した価格帯）をフィルターとして使う設定。
これらを、EAの基本戦略にそれぞれ単独で組み込んだ場合と、以前から優秀な「スイング・レベル（level20）」と組み合わせた場合の両方で、過去の相場データを使った「前進検証（バックテスト）」を行いました。EAのフィルターとして「合格」と考える基準は、私たちが設定した6つの評価項目（利益率、最大ドローダウン、勝率、プロフィットファクターなど）のうち、&lt;strong&gt;最低でも5つをクリアすること&lt;/strong&gt;です。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだったの"&gt;結果はどうだったの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、気になる検証結果ですが…結論から言うと、**「スイング・レベル」の壁は厚かった！**というのが正直な感想です。
具体的な数値で見てみましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;基準となるスイング・レベル（level20）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率: +42.2%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;評価項目クリア数: 5/6&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;これは私たちが設定した合格ラインをしっかりクリア！さすがの安定感です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ボリューム・プロファイル単独で組み込んだ場合:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;vp0.5:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率: +30.6%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;評価項目クリア数: 4/6&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;利益はしっかりプラスで出ましたが、惜しくも合格ラインの5/6には届きませんでした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;vp1.0:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率: +16.6%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;評価項目クリア数: 4/6&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;こちらもプラスにはなりましたが、利益率はさらに低く、合格ラインには届きませんでしたね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;スイング・レベルとボリューム・プロファイルを併用した場合（level20|vp0.5）:&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;利益率: +49.0%&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;評価項目クリア数: 4/6&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;なんと、利益率だけ見れば一番高い数値が出ました！「これは最強コンボか！？」と一瞬期待したのですが、評価項目クリア数が4/6と、単体のスイング・レベルよりも下がってしまいました。つまり、利益は増えたものの、安定性や効率性といった面ではかえって悪くなってしまった、ということなんです。登山で例えるなら、頂上は高くなったけど、途中の道のりが険しくなって転落のリスクも増えた、みたいな感じでしょうか。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと次のステップは"&gt;ここから学んだこと、次のステップは？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、EAのフィルターとしての「優劣ランキング」が明確になりました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;スイング・レベル（✅5/6）:&lt;/strong&gt; やはりEAの基本戦略に組み込むフィルターとしては、依然として&lt;strong&gt;チャンピオン&lt;/strong&gt;です！相場の波の高値・安値を捉えるこの方法は、非常に強力だと再確認できました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ボリューム・プロファイル（△4/6）:&lt;/strong&gt; 完全にダメというわけではありませんが、スイング・レベルほどの効果は期待できない、という結果でした。今回の検証では為替（FX）を対象としましたが、もしかしたら株価指数や金（ゴールド）のように、より「実体的な出来高」が期待できる銘柄なら、もっと効果を発揮するかもしれません。ですので、このボリューム・プロファイルのエンジン自体は、今後の検証のために引き続き残しておくことにします。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;チャネル系（❌1/6）やプライスアクション（❌劣化）:&lt;/strong&gt; これらのフィルターは残念ながら、EAのパフォーマンスを向上させるどころか、かえって悪化させてしまうことが多かったですね。
個別フィルターを一つずつ試していく方法には、そろそろ限界が見えてきたように感じています。そこで、次の検証では、これまで試してきた様々な分析手法（スイング・レベル、ボリューム・プロファイル、ピボット、フィボナッチなど）を個別に評価するのではなく、これらをすべて統合して「コンフルエンス（Confluence）」という考え方で検証を進めていこうと思います。
コンフルエンスとは、複数の分析が同じ方向を指し示す状態のこと。例えば、「スイング・レベルでレジスタンスが見えて、同時にボリューム・プロファイルのPOCもあって、さらにフィボナッチの節目も重なっている！」といった具合に、いくつもの根拠が重なるポイントは、より強い信頼性があるはず、というアイデアです。
これはまさに、これまでの基盤構築の集大成！様々な要素を組み合わせた「最強のコンボ」を探す旅が、いよいよ始まりますよ！&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="この検証のつながり"&gt;この検証のつながり&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この検証は、過去の次の検証を踏まえています(前回ダメだった→今回こうした、別ロジックとの比較など)。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>月利3%は夢か現実か？FX EAの限界と代償を暴く</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-070/</link><pubDate>Tue, 28 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-070/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「月利3%は夢か現実か？FX EAの限界と代償を暴く」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、FX自動売買(EA)でよく聞かれる「月利3%」という目標が、現実的にどれくらい達成可能なのか、そしてそのためにはどんなリスクを覚悟する必要があるのかを、とことん検証してみました。EA運用における「収益フロンティア」の限界を探る、ちょっぴり真面目な研究レポートです！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちEAユーザーにとって、「毎月安定して〇%の利益を出したい！」という目標は、誰もが一度は考えますよね。特に「月利3%」というのは、よく耳にする目標の一つだと思います。
そこで今回は、この「月利3%」という目標が、果たして現実的に達成可能なラインなのか、もし達成できるとしたら、どれくらいの覚悟（リスク）が必要なのかを、データに基づいて徹底的に調べてみることにしました。EAが提供できる収益の「限界値」を探る、そんなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証のために、私たちは複数のEAを組み合わせる「ポートフォリオ運用」という戦略を採用しました。具体的には、次の3種類のEAを束ねて運用しました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;コアとなる主要EA&lt;/strong&gt;: 安定的な利益を目指す中心的なEAです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;指数系のEAを6種類&lt;/strong&gt;: 相場のトレンドを捉えるのが得意なEAを複数組み合わせました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Connors系のEA&lt;/strong&gt;: 比較的短期の逆張り（トレンドと逆の動きを狙う）が得意なEAです。
これらのEAを組み合わせることで、どんな相場状況でもある程度対応できるような、安定したポートフォリオを目指したんです。
そして、このポートフォリオ全体の「アグレッシブネス倍率」を段階的に上げていきました。これは要するに、「どれくらい積極的に取引するか」「どれくらいリスクを取って利益を狙うか」という度合いのこと。この倍率を上げていくことで、月利がどう変わるか、そして同時にリスク（ドローダウンなど）がどう増えていくかを実測していったんです。
検証で特に注目したのは、次の数値です。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利&lt;/strong&gt;: 毎月平均でどれくらいの利益が出たか。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;DD（ドローダウン）&lt;/strong&gt;: 口座の残高が一時的にどれくらい減ったか、というリスクの指標です。例えるなら、登山でいう「どれだけ下りに転じたか」のようなものですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;MC（最大連敗数）&lt;/strong&gt;: 最大で何回連続で負けトレードが続いたか。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Calmar（カルマー比）&lt;/strong&gt;: リターンとリスクのバランスを示す数値で、&lt;strong&gt;リターンをドローダウンで割ったもの&lt;/strong&gt;です。この数値が高いほど、少ないリスクで大きなリターンを得られている、優秀なEA（または運用）と言えるんですよ。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ検証結果です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="月利とドローダウンは比例関係"&gt;月利とドローダウンは比例関係&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず分かったのは、&lt;strong&gt;月利を上げようとすればするほど、ドローダウンもほぼ同じように増えていく&lt;/strong&gt;、という非常に線形な関係だったことです。まるで、車のアクセルを踏めば踏むほどスピードは出るけど、同時にブレーキを踏む力も必要になる、そんなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="calmar比の頭打ち"&gt;Calmar比の頭打ち&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そして、Calmar比（リターンとリスクのバランス）が、どんなに頑張っても&lt;strong&gt;1.0〜1.3くらいで頭打ちになってしまった&lt;/strong&gt;んです。これは、EAの組み合わせを最適化したり、色々な種類のEA（指数系やConnors系）を追加したりしても、このバランスは大きく改善しなかった、ということを意味します。
つまり、FXの相場から得られる「安定したリターン」と「そのためのリスク」のバランスには、ある程度の限界がある、ということなんですね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="具体的な数値で見てみよう"&gt;具体的な数値で見てみよう&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;では、具体的な数値で見ていきましょう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;「安全圏」と言われる&lt;strong&gt;ドローダウン10%以下&lt;/strong&gt;に抑えようとすると、稼ぎ出せる**最大月利はなんと約0.6%**程度でした。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;さらに月利を上げようとすると…&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利1.1%を狙うと、ドローダウンは**24%**に。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利2.0%だと、ドローダウンは**49%**に。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;月利2.65%だと、ドローダウンは**69%&lt;strong&gt;に。
そして、私たちが目標としていた&lt;/strong&gt;月利3%に到達しようとすると、ドローダウンはなんと約70%**にもなってしまうことが分かりました。これはもう、ほとんど口座がなくなってしまうレベルのリスク、つまり「口座消滅」に限りなく近い状態だと言えるんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で分かったのは、&lt;strong&gt;月利3%という目標を、「口座が破綻しない安全な範囲のドローダウン（例えば10%以下）」で達成するのは、数学的にほぼ不可能&lt;/strong&gt;だということです。
なぜなら、年間36%（月利3%）をドローダウン10%で出そうとすると、Calmar比は3.6という、世界の超一流ファンドでもなかなかお目にかかれないような、非常に高い水準が必要になるからです。しかし、私たちが今回試したEA（価格変動やトレンドを捉える一般的なEA）では、Calmar比は1.0〜1.3程度が限界だったわけですね。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EA「3層統合」の衝撃！無相関ロジックが安定利益を生む？</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-067/</link><pubDate>Sat, 25 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-067/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EA「3層統合」の衝撃！無相関ロジックが安定利益を生む？」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/connors.png" alt="図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: Connors RSI2 のエントリー例(USDJPY 日足・実データ)。200日SMAより上で RSI(2) が10以下に沈んだ押し目を買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発中のEA（自動売買システム）に、新しいアイデアを組み込んでみた検証結果をお話ししますね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちのEAは現在、「コア」と呼ばれるメインの戦略と、「指数スリーブ」という、もう一つの独立した戦略の2つを組み合わせて動いています。例えるなら、2つのエンジンを積んだ車のようなイメージですね。
今回の研究では、ここにさらに「Connors RSI(2)」という新しい戦略を、3つ目の独立したエンジンとして加えてみたら、全体の成績（月ごとの利益率、最大ドローダウン、最大許容含み損率）がどう変わるかを調べてみました。
「Connors RSI(2)」は、以前の研究で「本物の優位性(エッジ)（優位性）」があることが分かっていて、既存の戦略とは「無相関」であることも確認済みなんです。無相関というのは、お互いの動きがバラバラなので、組み合わせるとリスクが分散されて、より安定した運用が期待できる、というメリットがあります。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="connors-rsi2ってどんな戦略"&gt;Connors RSI(2)ってどんな戦略？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まずは、この「Connors RSI(2)」単体で動かした場合の性能を見てみましょう。
シミュレーションの結果、この戦略は単体でも非常に優秀な成績を出していました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;月利:&lt;/strong&gt; 0.21%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;最大ドローダウン (DD):&lt;/strong&gt; -7.1%&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;ドローダウンとは、一時的に資産が減ってしまうこと。登山でいうと「どれだけ下りに転じてしまったか」のようなものです。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;PF (プロフィットファクター):&lt;/strong&gt; 1.43&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;PFは「総利益 ÷ 総損失」で計算され、1を超えるとトータルで利益が出ていることを意味します。1.43はかなり良い数値ですね。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;Sharpe Ratio (シャープ・レシオ):&lt;/strong&gt; 0.94&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;シャープ・レシオは「リスクに対するリターンの効率性」を示す指標で、高いほど効率よく稼げていることを意味します。0.94という数値は非常に高く、既存の「コア」戦略の0.26を大きく上回っていました。
この結果から、「Connors RSI(2)」が「本物の」優位性（優位性）を持つ、質の高い戦略であることが改めて確認できたんです。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="既存の戦略と組み合わせたらどうなった"&gt;既存の戦略と組み合わせたらどうなった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、いよいよ本題です。既存の「コア + 指数」の組み合わせに、この優れた「Connors RSI(2)」を加えてみたら、どうなったでしょうか？
既存の「コア + 指数」の組み合わせは、すでに月利0.61%、最大ドローダウン-10.2%、MC（最大許容含み損率）91%と、かなり良い成績を出しています。
ここに「Connors RSI(2)」を追加してみたところ、確かに「return/DD効率」（リスクあたりのリターン、どれだけ効率よく稼げたか）は少し改善しました（12.6から約14へ）。
しかし、いくつか課題も見つかったんです。&lt;/p&gt;</description></item><item><title>夢の適応型EAがまさかの結果！レジーム・ルーターの真実</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-048/</link><pubDate>Sat, 11 Apr 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-048/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「夢の適応型EAがまさかの結果！レジーム・ルーターの真実」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/donchian.png" alt="図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: ブレイクアウトのエントリー例(XAUUSD 日足・実データ)。直近の高値を上抜けたところで買います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「相場の状況に合わせて、最適な売買戦略を自動で切り替えてくれるEAがあったら、最高に効率が良いんじゃないかな？」
そんなアイデア、FXトレーダーなら一度は考えますよね。もしそれが実現できれば、どんな相場でも柔軟に対応して利益を狙える夢のようなEAになりそう！
そこで今回は、この「相場の局面（レジーム）に応じて戦略を切り替える適応型EA」が本当に効果があるのか、徹底的に検証してみました。EAの名前は「レジーム・ルーター（局面切替型適応EA）」です！&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを検証したの"&gt;どんなアイデアを検証したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証の核となるアイデアは、**「相場の局面に応じて、最も得意な売買ロジックを自動で切り替えるEA」**が、どれだけパフォーマンスを向上させられるか、というものです。
具体的には、&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「トレンドフォローの買い（trend_long）」&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「トレンドフォローの売り（trend_short）」&lt;/strong&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「平均回帰（mean_revert、いわゆる逆張り戦略ですね）」&lt;/strong&gt;
という3つの売買ロジック（これを「スリーブ」と呼んでいます）を用意しました。
そして、「今はどんな相場局面なのか？」という情報（これを「局面ラベル」と呼びます）をEAに与えて、その局面に合わせて最適なスリーブに切り替える、という設計になっています。
もちろん、この「局面ラベル」は未来の情報を一切使わない（リーク無し）、厳密なルールで判断しています。過去データで無理やり良いところを探す「後知恵」を排除した、公正なテスト方法で検証を進めました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="どうやって試したの"&gt;どうやって試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;検証は、&lt;strong&gt;8つの主要通貨ペア&lt;/strong&gt;を対象に、&lt;strong&gt;1時間足（H1）&lt;strong&gt;のデータを使いました。期間は&lt;/strong&gt;2017年から2026年までの約10年間&lt;/strong&gt;という長期にわたります。これにより、様々な相場状況をカバーし、EAの真の実力を測ろうというわけです。
テストは大きく分けて2段階で進めました。&lt;/p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;個別戦略の探索:&lt;/strong&gt; まずは、それぞれのスリーブ（トレンドロング、トレンドショート、平均回帰）が、相場のどんな局面でどれくらいのパフォーマンスを発揮するのかを、通貨ペアを横断してざっくりと調査しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;切り替え戦略の検証:&lt;/strong&gt; 次に、実際に「局面に合わせて戦略を切り替えるEA」と、シンプルな「ずっと同じ戦略を続けるEA（基準となるEA）」を比較しました。さらに、「特定の局面では取引をしない」といった「局面フィルター」を導入した場合の効果も検証しました。&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さあ、いよいよ気になる結果発表です！&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="切り替え戦略は残念ながら期待外れ"&gt;切り替え戦略は、残念ながら期待外れ…&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、個別のスリーブを調査した結果、やはりというか、&lt;strong&gt;「トレンドフォローの買い（trend_long）」が圧倒的に安定した優位性（優位性(エッジ)）&lt;strong&gt;を持っていることが分かりました。なんと、8通貨ペア中6通貨で純利益がプラス、平均PF（プロフィットファクター=総利益÷総損失。1を超えると黒字で、高いほど優秀です）は&lt;/strong&gt;1.12&lt;/strong&gt;を記録しました。これはまずまずの成績です。
一方で、「平均回帰（逆張り）」や「トレンドフォローの売り」は、通貨ペア全体で見ると利益が出ない、あるいはマイナスになる傾向が見られました。
そして、この結果を踏まえて、実際に「相場の局面に合わせて最適なスリーブに切り替える」というEAを動かしてみたところ……なんと、&lt;strong&gt;全ての切り替え戦略でパフォーマンスが悪化&lt;/strong&gt;してしまったんです！
特に、用意した3つのスリーブを状況に応じてフル活用する「全切替」EAは、最終的な利益率が&lt;strong&gt;マイナス61%&lt;strong&gt;という大損に終わりました。
リスク調整後のリターンを示す「シャープレシオ」（リスクに対してどれだけ効率よくリターンが得られたかを示す指標で、高いほど優秀です）を見ても、切り替え戦略は軒並み悪化しており、基準となる「ずっとトレンドフォローの買いだけを続けるEA」が最も優秀でした（PF1.12、シャープレシオ+0.72、10年間で8年勝ち、利益率+140%！）。
要するに、&lt;/strong&gt;「相場の局面に合わせて、トレンドフォローの売りや逆張り戦略に切り替える」ことは、かえって全体の成績を悪くしてしまう&lt;/strong&gt;、という残念な結果になったんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="フィルターも逆効果になることが判明"&gt;フィルターも逆効果になることが判明！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;次に、「特定の相場局面では取引を避ける」という「局面フィルター」の効果も検証しました。例えば、「値動きが激しい時（高ボラティリティ）は避ける」「レンジ相場では取引しない」「上昇トレンドの時だけ取引する」といったものです。
これらのフィルターを導入すると、確かに「ドローダウン（DD=最大損失幅。登山でいう&amp;quot;どれだけ下りに転じたか&amp;quot;のようなもの）」は下がりました。一時的に資産が減る幅が小さくなるのは良いことに見えますよね。
しかし、残念ながら、&lt;strong&gt;ドローダウンが減った分、リターン（利益）も同じくらい減ってしまった&lt;/strong&gt;んです。結果として、リスク調整後の効率を示すシャープレシオは、ほとんど変わらないか、むしろわずかに悪化するという結果に。
特に、「上昇トレンドの時だけ取引する」というフィルターは、かえってEAの優位性（優位性）を破壊してしまうことが分かりました。なぜなら、今回のトレンドフォロー戦略は、すでに独自のフィルターで最適なエントリーポイントを探しているため、そこにさらに「上昇局面限定」といった条件を重ねてしまうと、&lt;strong&gt;本来なら利益になるはずの良い取引チャンスまで逃してしまう&lt;/strong&gt;ことがあったからです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の検証で、私たちは非常に重要な結論を再確認することができました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「相場の局面に合わせて、様々な戦略を切り替える柔軟なEA」は、現状では付加価値を生み出さない！&lt;/strong&gt;
FXの価格データの中に一貫して存在する優位性は、「トレンドフォローの買い」が圧倒的に強い、という事実が改めて浮き彫りになりました。それ以外の戦略に切り替えることは、期待値がマイナス（負EV）であるため、全体のパフォーマンスを薄めてしまうだけだったんです。これは過去の研究（研究⑬⑬⑳㉒など）でも示されてきたことの、より厳密な再確認と言えます。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;「上昇局面だけに絞る」などのフィルターも、むしろ優位性を破壊することがある！&lt;/strong&gt;
優秀なブレイクアウト（レンジ抜け）戦略は、すでに独自のフィルターで良いエントリーを探しています。そこにさらに外部の条件を重ねてしまうと、かえって利益になるはずのチャンスを逃してしまうことがある、という発見もありました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="でも今回の検証で得た大きな収穫も"&gt;でも、今回の検証で得た大きな収穫も！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;結果だけ見ると、「切り替えEAはダメだった」という結論ですが、今回の研究で開発した「&lt;code&gt;RegimeRouter&lt;/code&gt;」というEAの設計思想（フレームワーク）自体は、非常に大きな成果として残りました。
このフレームワークは、未来の情報を一切使わず、過去のデータで最適化もせず、未知のデータで厳密に検証できる、&lt;strong&gt;極めて公平で信頼性の高いテスト環境&lt;/strong&gt;を提供してくれます。
もし将来、FXの価格データ以外から（例えばニュースや経済指標など）、あるいはまったく異なるアセット（株式や仮想通貨など）で、**本当に利益の出る新しい優位性（正EV優位性）&lt;strong&gt;が見つかったとしたら、この&lt;code&gt;RegimeRouter&lt;/code&gt;にそのアイデアを組み込むことで、後知恵なしで厳密にその効果を審査できるんです！
今のところ、FXの価格データだけでEAを動かす場合、最も手堅く、そして優秀なのは、やはり&lt;/strong&gt;「トレンドフォローを核としたシンプルな戦略（final_system）」**である、ということを再確認できた検証となりました。
今回の検証も、私たちの大事な学習ステップの一つとして、今後のEA開発に活かしていきます！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>FXの勢いを見極めろ！モメンタムEAで優位性を掴む</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-014/</link><pubDate>Sun, 22 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-014/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「FXの勢いを見極めろ！モメンタムEAで優位性を掴む」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回検証してみたのは「クロスセクション・モメンタム」というちょっと専門的な名前のEAのアイデアです。これは簡単に言うと、「FX市場で今一番勢いのある通貨ペアを買って、逆に一番勢いのない通貨ペアを売る」という戦略のことなんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;例えるなら、スポーツのリーグ戦で「今絶好調のチームを応援して、不調のチームからは一旦離れる」みたいなイメージでしょうか。複数の通貨ペアを横断的（クロスセクション）に見て、それぞれの「相対的な強さ」を比較し、強い通貨を買い、弱い通貨を売ることで、その「勢い（モメンタム）」に乗って利益を出そう、という狙いなんです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;この「クロスセクション・モメンタム」戦略が本当に機能するのか、過去のデータを使ってEA（自動売買プログラム）で徹底的に検証してみました。
具体的には、過去の期間（「lookback期間」と呼びます。例えば過去1ヶ月分の値動きなど）を見て、どの通貨が強くて弱いかを判断します。このlookback期間を固定したまま、過去の全期間でテストする「固定lookbackバックテスト」と、もう少し実践に近い「ウォークフォワードテスト」という二つの方法で試してみました。
「ウォークフォワードテスト」というのは、一定期間ごとにEAの設定を最適化し直して、それを未来の期間に適用してテストする、という少し高度な検証方法です。これは、実際の相場環境の変化に対応できるかをより現実的に測るために使われるんですね。
特に、日本円（JPY）が絡む通貨ペアに注目して検証を進めました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった?&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、肝心の検証結果ですが……残念ながら、あまり芳しいものではありませんでした。
まず、固定lookback期間で過去の全期間をテストしてみたところ、どの期間設定でも「全てマイナス」という結果に終わってしまいました。具体的な損失幅は-11%から-40%と、かなり大きなマイナスになってしまったんです。これは、思っていたような「勢いに乗って利益を出す」という動きがほとんど見られなかった、ということを意味します。
さらに、より現実的な検証方法である「ウォークフォワードテスト」でも、通算で-8.6%の損失という結果になりました。これも期待していたようなプラスにはならず、「うーん…」と考えてしまう結果でしたね。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="jpyペアの特性が影響"&gt;JPYペアの特性が影響？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;特に今回の検証では、日本円（JPY）が絡む通貨ペアでモメンタム戦略がうまく機能しない傾向が見られました。
これは、JPYペアが「平均回帰的」な動きをしやすい、という特性が関係しているのかもしれません。「平均回帰的」というのは、ある水準から大きく離れても、時間が経つとまた元の水準に戻ろうとする力が働く、という意味です。例えば、ジェットコースターのように一方的に上昇し続けるのではなく、上がったり下がったりしながら、結局は元の位置に戻ろうとするようなイメージですね。
このような「平均回帰」の力が強いと、「勢い（モメンタム）」に乗ってトレンドが継続するというよりは、むしろ「上がりすぎたら下がる、下がりすぎたら上がる」といった逆張りの動きが有効になりやすいんです。そのため、今回の「強いものを買って、弱いものを売る」というモメンタム戦略は、JPYペアでは特に効果を発揮しづらかった、という結論になりました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の「クロスセクション・モメンタム」戦略の検証結果は、残念ながら期待外れに終わりました。しかし、ここから大切な教訓を学ぶことができました。
それは、「一つのEA戦略が、すべての市場や通貨ペアで万能に機能するわけではない」ということです。特に、日本円（JPY）が絡む通貨ペアのように、市場に独自の特性（今回は「平均回帰性」）がある場合、その特性に合わせた戦略を選ぶことの重要性を改めて認識させられました。
モメンタム戦略自体は、他の市場（例えば株式市場など）では有効な場合もありますが、FXのJPYペアにおいては、その特性をよく理解した上で、より慎重にアプローチする必要がある、ということですね。
これからも、様々なEAのアイデアを、そして徹底的に検証し、皆さんと一緒にFXの奥深さを探求していきたいと思います！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>EAの「本当のリスク」発覚！日中変動が暴く隠れた危険</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-012/</link><pubDate>Fri, 20 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-012/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「EAの「本当のリスク」発覚！日中変動が暴く隠れた危険」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発しているEAの「本当のリスク」を測るための新しい方法を試してみたお話です。これまで見えにくかった「日中の危ない瞬間」をしっかり捉えることで、EAの評価がガラッと変わる、という発見がありました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデア"&gt;どんなアイデア？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちが使っているEAの中には、「D1（日足）」という、1日に1回しか足が確定しない時間軸でトレードするものがあります。このタイプのEAは、1日の終わりに損益が確定するので、その日の途中でどれくらい含み損（まだ確定していない損失）を抱えていたか、というのが通常のテストでは見えにくいんです。
でも、EAを動かしている間、口座のお金（equity = 有効証拠金）は刻一刻と変動していますよね？たとえ日足がプラスで終わっても、日中のどこかで大きな含み損を抱えて、危ない橋を渡っていた可能性もあります。
そこで、「D1足で動くEAのトレード中も、M1（1分足）レベルで口座の損益変動をしっかりチェックして、設定している『日次最大損失ルール』に引っかからないか詳細に見てみよう！」というアイデアを試してみました。
これは、まるで登山で「今日の最終目的地まで行けたからOK！」と喜んでいても、途中で滑落寸前になったり、かなり危険な場所を通過していたりするのを見逃さないように、足元までしっかりチェックするようなイメージですね。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって試した"&gt;どうやって試した？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが以前から検証している「D1のRSI（相対力指数）を使った逆張りEA」を、日本円（JPY）の通貨ペアで試してみました。
特に、OOS（アウトオブサンプル = EA開発時に使っていない、未来のデータに近い期間）でのテストなので、過去のデータに最適化しすぎていないかを確認する、より実践的な検証方法です。このEAは、以前のテストでは「合格」とされていたものなんですよ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="従来の評価と新しい評価の違いに衝撃"&gt;従来の評価と、新しい評価の違いに衝撃！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;まず、従来の「バー評価」（日足ベースの評価）では、このEAの「最悪の日次損失」はなんと「0.00%」と出ていました。つまり、どんなに悪い日でもルール上の損失は出ていない、「無傷」だと判断されていたんです。
ところが、今回導入した「M1（1分足）での詳細なチェック」では、衝撃の事実が判明しました！
なんと、**2024年4月29日に、日中の含み損が一時的に-6.32%にまで達してしまい、設定していた「日次最大損失ルール」に引っかかって「失格」**と判断されてしまったんです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="なぜこんな違いが"&gt;なぜこんな違いが？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;これは、日足（D1）のデータが1日に1回しか記録されないため、その日の途中でどんなに損失が膨らんでいても、もし日足が確定するまでに回復してしまえば、「その日の損失は0」と見えてしまう、というEA検証の「落とし穴」だったんですね。
例えるなら、「今日の体重は朝測ったからOK！」と思っていても、日中にたくさん食べて体重が増えていた時間があったのを見逃していた、というような感じです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="失格の背景には納得感も"&gt;「失格」の背景には納得感も&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;ちなみに、この2024年4月29日という日付、何かピンと来ませんか？そう、USD/JPYの「為替介入」があった日として記憶に新しいですよね。
私たちのRSI逆張りEAは、相場の逆を行く戦略なので、介入という一方的な大きな動きに逆らってしまい、結果的に大きな含み損を抱えてしまった、というわけです。これはEAの特性を考えると、非常に納得感のある「被弾」だったと言えます。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだこと"&gt;ここから学んだこと&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;これまでの評価では、「合格率38%」「EV（期待値 = 1回のトレードあたり平均でどれくらい利益が出るか）はプラス7万円」と、なかなか良い成績に見えていました。
しかし、今回のM1詳細チェックで分かったのは、「実はこの期間のテストでは、一発で失格していた」という厳しい現実です。つまり、従来の評価は「楽観的」だった、ということなんですね。
今回の新しい検証方法（研究⑫(A)）によって、EAの「正直な物差し」が手に入った、と言えるでしょう。これまでは「今日の最終地点」しか見ていなかったけれど、これからは「途中でどれだけ危ない目にあったか」までしっかり記録できるようになった、というイメージです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="次のステップ"&gt;次のステップ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回の結果を受けて、今後はこの「日中失格」という事実もEAの期待値（EV）やモンテカルロシミュレーション（MC = 多数のシナリオをシミュレーションして、より現実的な結果を予測する手法）にしっかり反映させて、もっと信頼できるEA評価にしていきます。
そして、その上で、どんな相場でも通用する「頑健な優位性(エッジ)（優位性）」を持ったEAの探索（研究⑫(B)や(C)）をさらに進めていく予定です。
EAの真のパフォーマンスを見つける旅は、まだまだ続きますね！&lt;/p&gt;</description></item><item><title>プロップファーム合格率、EAで予測！驚きのシミュレーション結果</title><link>https://etherpoc.com/ja/posts/research-010/</link><pubDate>Wed, 18 Mar 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://etherpoc.com/ja/posts/research-010/</guid><description>&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;本記事は「プロップファーム合格率、EAで予測！驚きのシミュレーション結果」の検証を、はじめての方にも分かるようにまとめたものです。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="https://etherpoc.com/charts/ex/rsi.png" alt="図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。"&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;図: 逆張り(RSI)のシグナル例(EURUSD 日足・実データ)。RSIが売られすぎ圏に入った反発を狙います。&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、私たちが開発しているEA（自動売買プログラム）が、プロップファーム（資金提供会社）のチャレンジに合格できる確率を、過去のデータを使ってシミュレーションしてみたお話です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どんなアイデアを試したの"&gt;どんなアイデアを試したの？&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;FXのプロップファームでは、トレーダーに資金を渡す前に、一定の「チャレンジ」というテストを設けていますよね。このチャレンジをクリアできるかどうかは、EAを運用する上でとても大事なポイントになります。
そこで私たちは、過去のEAの成績データから「毎日どれくらい利益が出たり損したりしたか」という日次リターン分布を分析しました。そして、この過去の成績をランダムに組み合わせて、未来のシミュレーションを何度も繰り返す「ブロック・ブートストラップ再標本化」という方法を使ってみたんです。これは、過去の成績カードをシャッフルして何度も引き直し、未来の成績パターンを占うようなイメージですね。
このシミュレーション結果にプロップファームの「合格ルール」を当てはめて、EAがチャレンジに合格できる確率を推定してみよう！というのが今回のアイデアです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="どうやって合格確率をシミュレーションしたの"&gt;どうやって合格確率をシミュレーションしたの？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="プロップファームのルールを確認"&gt;プロップファームのルールを確認！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回シミュレーションの対象としたのは「Fintokei」というプロップファームです。Fintokeiのチャレンジには、以下のような特徴があります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;取引日数無制限:&lt;/strong&gt; 期間の制限がないため、焦らずじっくり取り組めます。ただし、あまりにも長期間だと現実的じゃないので、今回は最大750日（約2年とちょっと）で区切って評価しました。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;非対称な目標と失格ライン:&lt;/strong&gt; 利益目標が+8%なのに対して、最大損失ラインが-10%と、損できる幅の方が大きいんです。これは、まるでゴールまで+8点の道のりだけど、失敗しても-10点までは許される、みたいな感じ。このルールは、一度で合格を狙うにはちょっと有利に働く傾向があることが分かりました。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h3 id="シミュレーションの方法は"&gt;シミュレーションの方法は？&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;今回テストしたEAは、「日足のRSI（買われすぎ・売られすぎを示す指標）が一定以上になったら逆張りする」という、ドル円（JPY）ペアでのEAです。このEAの過去のトレードデータをもとに、何千回、何万回とシミュレーションを繰り返して、それぞれの試行でプロップファームのルールをクリアできたかどうかを判定していきました。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="結果はどうだった"&gt;結果はどうだった？&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="最適なリスク設定を見つけよう"&gt;最適なリスク設定を見つけよう！&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;シミュレーションの結果、1回のトレードで口座資金の約1%をリスクに晒す設定で、このEAは&lt;strong&gt;全体合格率が約38%&lt;strong&gt;になることが分かりました！
これはつまり、平均すると2.6回くらい挑戦すれば合格できる計算で、そのための参加費は合計で&lt;/strong&gt;約33,000円&lt;/strong&gt;くらいになる、という結果でした。
面白いことに、トレード1回あたりのリスク量（サイジング）には、一番効率よく合格できる「最適点」があることも判明しました。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクが小さすぎると…&lt;/strong&gt; 目標に到達する前にシミュレーション期間が終わってしまう（期限切れ）確率が高まります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;リスクが大きすぎると…&lt;/strong&gt; すぐに最大損失ラインに引っかかって失格してしまう確率が高まります。
これはまるで、車で目的地を目指すときに、アクセルを弱すぎるとゴールにたどり着けないし、踏みすぎるとガス欠で途中で止まっちゃう、みたいなバランス感覚ですね。最適なアクセルワークを見つけることが大事なんです。
ちなみに、全く優位性のない（勝率50%の）EAだと合格率は20.7%くらいというデータがあるのですが、今回テストしたEAは、&lt;strong&gt;ごくわずかな優位性（優位性(エッジ)）があるだけでも、それをはっきりと上回る合格率&lt;/strong&gt;を出せることが確認できました。これは希望が持てますね！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="ここから学んだことそして次のステップ"&gt;ここから学んだこと、そして次のステップ！&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;今回のシミュレーション結果は期待できるものですが、いくつか注意点もあります。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ちょっと楽観的な部分も…&lt;/strong&gt; この結果は、例えば日中の細かい値動きによる一時的な損失（ドローダウン）は考慮していませんし、あくまで過去のデータが未来も同じように続く、という前提に基づいています。なので、実際の運用ではもう少し厳しくなる可能性も考えておく必要があります。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;合格と継続出金は別問題！&lt;/strong&gt; チャレンジに合格することと、その後もずっと利益を出し続けて出金し続けることとは、まったく別の話なんです。これは、車の免許を取ることと、その後ずっと無事故で安全運転し続けることとは違う、みたいな感じですね。継続的に出金し続けるには、本当の意味で市場に優位性のあるEA（「真の優位性」があるEA）が必要で、これはまだまだ研究が必要な課題なんです。
次のステップとしては、チャレンジに合格した後、実際に資金をもらって運用を始めた段階での「期待値（EV=Expected Value）」を計算してみようと考えています。つまり、合格してから出金して、最終的にEAがダメになるまでの間に、どれくらいの利益が期待できるか。これとチャレンジの参加費を合わせて、トータルでどれくらいのプラスが見込めるのかを完成させていきたいですね。
今回の研究が、皆さんのEA選びやプロップファームチャレンジの参考になれば嬉しいです！&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;</description></item></channel></rss>